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動的リマーケティングとは?標準リマーケティングとの違いや、タグ・フィードについてもご説明します。

WEB広告の宣伝効果が高いとされる大きな要因として、動的リマーケティングでより購買力の高い層にアプローチできるという点があります。そんな動的リマーケティングについて、動的プロスペクティングや標準リマーケティング、静的リマーケティングとの細かい違いなどをご説明しながら、メリットや設定方法をご紹介します。

監修者

アートトレーディング株式会社代表取締役。
2002年に楽天市場へ出店したことをきっかけに、EC支援サービスの提供をスタート。累計150社以上のサイト制作、運営経験を持つ。

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動的リマーケティングとは

動的リマーケティングとは、ユーザーがサイト上で閲覧した商品情報を元に、閲覧商品やそれと関連する商品を広告として後追い配信する広告形態のことです。
興味をもって訪問してくれたユーザーへ、続けて広告露出を行うことで、次回訪問や購買を促すことができます。

動的リマーケティングと標準リマーケティングや静的リマーケティング、動的プロスペクティングとの違い

標準リマーケティングとは

そもそもリマーケティングとは、一度WEBサイトを訪れたユーザーに対して、広告を配信するというものです。
一般的なWebサイトでは、CVR(コンバージョンレート)の平均は「1~2%」と言われていま。ユーザーはECサイトを一度訪れても、たいていが商品を購入せずに離脱してしまいます。
標準リマーケティングは、そんな「興味はあり、一度訪問したが買ってはいない」というお客様に、自社ECサイトの広告を配信することで、もう一度訪問してもらえるように促すことができる広告です。
この標準リマーケティングのさらに進んだ形が動的リマーケティングです。標準リマーケティングとは違い、ユーザーの閲覧履歴や、サイト内の行動情報をもとに、よりユーザーの購買タイミングとマッチした商品広告を配信することができます。

静的リマーケティングとは

静的リマーケティング(Googleアナリティクス リマーケティング)では、Googleアナリティクスのディメンションや指標等の計測データから、最適なユーザー属性のユーザーリストを作成し、そのユーザーリストにのっとって広告を配信します。
動的リマーケティングとの違いとしては、動的リマーケティングは静的リマーケティングよりもさらに細かく、分野別のユーザー属性でタグの変更をすることができるのでより多くの情報を収集し、ユーザー層をさらに絞り込むことができます。

動的プロスペクティングとは

動的プロスペクティングとは、動的リマーケティング広告を、機械学習を用いて、見込み顧客へ配信するものです。そのため、動的リマーケティングの広告配信先とは違う、潜在的な見込み顧客へアプローチが可能です。見込み顧客が求めている情報を予測し、自社商品とマッチングするため、新規顧客を獲得することができます。

動的リマーケティングを使用することで広告主は何ができるようになるのか

興味関心に合わせた広告で、成果につながりやすい

動的リマーケティングで、ユーザーが過去に関心を持ったサイトや商品の情報を広告に含めることが可能です。サイト訪問者ごとにカスタマイズした広告を自動的に配信することで、よりサイトに呼び戻しやすく、購入へ繋げやすくすることができます。

成果につながりやすいレイアウトを使用できる

過去のユーザー情報を元に、ユーザーへアピールする商品の広告を最適なサイズに自動調整してくれます。また、 広告が表示される各プラットフォームごとに、最も効果が見込めるレイアウトで配信されます。

比較的少額から広告配信を行える

動的リマーケティングには最低出稿金額がなく、配信の一時停止も行えるため、費用対効果を測りながら、低予算で広告を打つことができます。
また、入札単価もリアルタイムで最適化されるため、手動での単価設定も必要ありません。

動的リマーケティング広告に向いている業種

動的リマーケティングでは、人が主導で管理するのが困難な、品数が多い業種で特に効果が期待されます。
以下は、Google AdWordsに専用のフォーマットが用意されている業種です。

業種一覧

  • 小売(ECサイト)
  • 教育
  • 求人
  • フライト
  • 旅行
  • 不動産
  • 地域限定の商品やサービス
  • ホテルや賃貸物件

商材の種類が豊富だと、ユーザーにとっても選択肢が多くなります。条件ごとに商品を比較したいユーザーへ、自動でマッチした自社商品をアピールすることができるという点で、効果を発揮しやすいです。

動的リマーケティングのフィードとは

動的リマーケティングで広告を配信するお客様の、情報の抽出元がフィードです。フィードは、商品やサイトなど、コンテンツの詳細を規則にのっとって構造化したテキストデータです。
フィードの作成方法は業種によって異なります。こちらに各業種ごとのフィード作成テンプレートが掲載されていますので、参考にしてみてください。

動的リマーケティングのタグとカスタムパラメータとは

サイトの全ページに「トップページ」や「検索結果ページ」などの種類や役割を設定することで、サイト訪問者の行動情報を集められるようにします。
動的リマーケティングタブに、これらのカスタムパラメータを設定することで、フィードとユーザーを結びつける際や、配信する動的広告を最適なものにする際の情報を入手することができます。

Google広告で動的リマーケティングキャンペーンを作成する方法

Google広告で動的リマーケティング広告を設定するために、Google広告へのログインが必要です。まずはアカウントを用意します。
Google広告のメニューページにログインし、[キャンペーン]をクリックします。
+アイコンの中から[新しいキャンペーンを作成]>[ディスプレイ ネットワーク]を選択し、[販売]をクリックします。[標準のディスプレイキャンペーン]>[続行]と続けてください。
「キャンペーン名」と「入札戦略」、「予算」を設定します。
 
レスポンシブディスプレイ広告を作成するには、まず[キャンペーンを作成] をクリックします。メニューから[キャンペーン]に移動し、[設定]>[その他の設定]をクリックします。
[動的広告]の下矢印をクリックし、[パーソナライズド広告向けの動的広告のフィードを使用する]のチェックボックスをオンにして[保存]をクリックします。キャンペーンの準備が終わり、フィードやタグの設定をすると、キャンペーン作成は完了です。

まとめ

WEB広告には様々な種類があり、業種や事業規模によっても最適な広告配信方式は異なります。今回は動的リマーケティングを中心に、標準リマーケティングや静的リマーケティング、動的プロスペクティングについてもご紹介いたしました。皆様のECサイト運営にお役立ていただけると幸いです。

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