EC運営者のアウトソーシング活用術
皆さん、こんにちは。
熊本、大分と九州地方の地震が心配です。
被災された皆様に心よりお見舞い申し上げます。
一日も早く平常を取り戻せますように願っております。
さて、本日もEC運営塾始めて参ります。
本日のタイトルは、アウトソーシング活用術です。
アウトソーシングとは日本語に訳すと「外部」の「資源利用」となります。
EC業界においても、自社のリソースは得意な事に集中し、一部の業務を外部に委託し、リスクのない成長を目指して行きましょう。
まずここが大事です。
単発業務で、いかに安くやらせようか!という事ばかりに注目しているのは、アウトソーシングとは言いません。
単発で、安く完成すれば良いという事が重要であればアウトタスキングです。
私が推奨しているのは、アウトソーシングです。
継続して、仕事を依頼できるパートナー的な関係を構築する事が重要です。
やらせてやっている。という考えではありません。
自社のサイト運営に必要な業務を任せる事ができれば、自社にとってとても大きなメリットになるわけですので、
両者共に尊重し合えるパートナーでなければなりません。
私は、皆様に言えば絶対に知っている、ある超有名なアーティストのHPやECサイトの制作業務を5年という長い年月にわたり、請け負っておりました。
長い年月をかけて一緒にやってきましたので、当社のスタッフと依頼する側のスタッフは、阿吽の呼吸で、信頼しあっていました。
こちらが提出する成果物についてもほぼ文句なく納品されましたし、当社としてもその信用を裏切らないように一生懸命頑張っていました。これがアウトソーシングです。
アウトソーシングに出す業務は、大きく2つです。
誰がやっても同じような結果になるものか、自社にない専門的なスキル。
前社は、デザイン制作とコーディングが主だったので、専門的なスキルとして評価して頂いた事例です。
誰がやっても同じような結果になるものの例をあげます。
現在、当社は、複数の企業様のECサイトの運営代行を行っているので、とにかくたくさんの画像加工業務があります。
昔は、自社で専任のスタッフを置いて対応していましたし、忙しいときには、私もかなりやってきました。
しかし、今回アウトソーシングしている会社と出会ってからは、私は絶対にやりませんし、絶対自社のスタッフにもやらせません。それだけ当社にとってメリットがあります。
ある会社は、カタログを作らなければならない時期には、全営業スタッフが総出で画像加工をやると言っていました。
営業スタッフには営業をしてもらうのが会社にとって良いに決まってます。
1年に2回くらいしかやらない営業スタッフが、アウトソーシング先のスタッフのクオリティ、スピードにかなうはずがありませんし、営業スタッフの給料は、画像加工の費用では払えないはずです。
これがアウトソーシングをすることによるメリットです。
とても分かりやすい良い例でしたのでご紹介いたしました。
ECを運営している会社様で、バナーが作れる専門スタッフがいない。
みんな頑張ってくれてはいるけど1つのバナーを作るのに1日かかる。
決まった価格で、決められた納期で対応してくれるアウトソーシングパートナーを探してください。
アウトソーシングは、高いと思われがちですが、自分や自社のメンバーがやる方が高くつく事がたくさんあります。
私がコーディングをやる10分の1の時間で、スタッフならできます。
私がバナーを作るより、10分の1の時間で、最高のものをスタッフは作ります。
私は得意なコンサルティングやお客様とサイトの方向性を決める仕事をやります。
その方が絶対に会社にとって価値があるからです。
もちろん自社に自分の苦手な業務を任せられるスタッフを入れるという選択肢もとても良いでしょう。
しかし、全ての専門家を雇うわけにはいきません。
まずは、アウトソーシングしてみてから考えるのでも遅くはありません。
当社も、EC運営者のアウトソーシング先として、頼られる「パートナーでありたい」と強く思っています。
それでは、本日はこれまで。
では、また次回。