Shopifyの手数料とは?決済手数料・取引手数料、他社との比較も含めてご紹介!
こんにちは。今回は、世界最大シェアを誇り、国内でも人気急上昇中のECプラットフォームである「Shopify」の月額料金や手数料について具体的に解説していきます。シンプルかつ高機能なデザインが支持を得ているShopifyを利用し、自社独自の効果的なECサイトを開設しましょう。Shopifyの料金体系の詳細を知りたい方や、少しでも低コストでShopifyを運用したい方はこの記事を参考にしてみてください。
目次
Shopifyの始め方Shopifyの料金プランShopify Liteとは?Shopify利用料の支払方法とは?Shopifyで発生する手数料Shopifyでは振込手数料(入金手数料)はかからない?Shopifyの入金サイクルとは?Shopifyの決済手数料含む手数料には消費税は課税される?Shopifyの利用料も非課税Shopifyで使用できる支払方法(決済方法)についてShopify Payment(Shopify Payment)のメリットとは?手数料が安くなる?Shopifyとその他ECカートの手数料を徹底比較!Shopifyをさらに低コストで利用するには?まとめ
Shopifyの始め方
Shopifyは管理画面の設定を行うだけで簡単に登録することができます。管理画面ではメールアドレス・パスワード・ストア名・ストアURL・ストア住所を入力します。登録の際に料金プランを選択する必要はありません。初回は無料トライアル期間が設けられていて、わずか数分でECサイト開設を行うことができるため、気になった方は是非登録してみてください。登録後には商品の追加やサイトページのデザインや決済方法の選択などを行い、無料トライアル期間終了後に料金プランを選択します。
参照:) https://www.shopify.jp/
Shopifyの料金プラン
Shopifyの料金プランは初期費用なしの月額固定制で、ベーシック・スタンダード・プレミアムの3種類が用意されています。
他社クラウド型ECサイトと比較しても月額固定費用は安価であるため長期的目線でサイト運用を行う際にはお得に使用できると言えます。基本の月額制の他、1年~3年スパンでのプランもあり、プランの変更は随時可能となっています。また、90日間の無料トライアルが実施されているため、気になった方はぜひ無料で気軽に開始してみてください。
各プランの機能についてそれぞれご紹介します。
すべてのプランで利用できる、基本的な機能を兼ね備えています。
- 製品無制限
- 24時間365日のサポート体制
- 多数の販売チャネル
- 手動注文作成
- 割引コード
- 無料のSSL証明書
- 放棄されたカートの回復
ベーシックプランでの機能に加えて以下の機能を利用できます。
- ギフトカード
オンラインストアで注文した際の決済で代金の代わりに使用できるカードコードのことです。販売するだけでなく、お客様への謝礼やプロモーションとして無料で発行することができます。 - プロフェッショナルレポート
管理画面から、お客様の購入傾向に基づいたプロフェッショナルレポートにより、管理画面から重要な販売情報を取得できます。具体的には、顧客数の変化やリピーターの割合、顧客の販売履歴の基づいた特定の販売アイテムの確認などの販売情報を取得することが可能となっていて、マーケティングに役立てることができます。また、物品税の徴収状況を確認するレポートを実施することもでき、納税申告の処理を容易にするなど、作業効率を上昇することも可能になります。
ベーシックプラン、スタンダードプランの機能に加えて、プレミアムプランで利用できる機能以下の通りです。
- 高度なレポートビルダー
デフォルトのレポ―トをカスタマイズし、独自の高機能なレポートを作成することができます。具体的には、有料の広告であるGoogle広告などの流入サービスに基づいて商品の売上を追跡することができ、マーケティング戦略の分析に役立てることができます。 - 送料の自動計算
外部の配送サービスと統合して配送料を自動計算することができる機能です。顧客が注文を行うとすぐに最新の配送料を提示することができ、顧客に対し標準、エクスプレス、当日配送など複数の配送オプションを提示します。正確な配送料が提示されることで過剰請求や損失補償のリスク回避に繋がります。
Shopify Liteとは?
Shopifyには、月額29USDから利用できる通常プランの他に月額9USDから利用できる「Shopify Lite」というプランが存在します。
Shopify Liteの最大の特徴は、Shopify上でストアページの構築をする必要がないという点です。
Shopifyでは、Shopifyの管理画面を使いながら、Shopify以外のWEBサイトやブログに商品を掲載し同一のページに商品の購入ボタンを埋め込むことができます。
こちらの機能はShopifyの全てのプランで利用することができますが、Shopify Liteの場合はECサイトはShopify上で構築せずに、既に持っているホームページなどで商品の販売を行うことができるようになります。
Shopify Liteはお試しでECサイトでの自社商品のニーズを知りたい方などにおすすめのプランです。なおShopify Liteにかかる手数料はShopifyのスタンダードプランにかかる手数料と同様です。
Shopify利用料の支払方法とは?
Shopifyの月額利用料の支払方法には、以下の2つの方法が存在します。
利用料の支払い方法
- クレジットカード決済
- PayPal
クレジットカード決済・PayPal決済ともに月額料金の定期払いまたは都度払いをせんたくすることができます。また現時点でデビットカードでの支払いには対応していないようなので、利用の際には注意が必要です。
Shopifyで発生する手数料
Shopifyを利用する際には、料金プランの他に販売取引手数料やクレジットカードの決済手数料が発生することに注意しましょう。また、使用するプランによって手数料は異なります。
クレジットカード決済手数料
クレジットカードの決済手数料とは、VISAやMastercardなどの主要クレジットカードを決済方法として使用した際に発生する少額の手数料のことです。オンライン決済かShopify POS(実店舗やポップアップでの取引に使用できるアプリケーション)かという決済方法の違いによって手数料が異なるため注意が必要です。
取引手数料
取引手数料は、販売の際に外部決済サービスを利用して代金を受け取る場合に発生する料金のことです。選択したプラン毎に手数料は異なります。取引手数料は「Shopifyペイメント」を有効にすると免除されます。
ネットショップは、shopifyやそれ以外にも様々なプラットフォームで制作することができます。
また販売する商品や品数・ターゲットによって、最適なプラットフォームや販売戦略は異なります。
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Shopifyでは振込手数料(入金手数料)はかからない?
多くのECサイトプラットフォームでは、通常そのプラットフォーム上での売上金を自分の銀行口座に振り込む際に「入金手数料」または「振込手数料」というものが発生します。
しかしshopifyでは振込手数料は無料です。振込手数料が無料なため、商品の売上はShopify側が定めている入金サイクルに沿って自動的に登録している銀行口座に入金されます。
このことから売上振込申請はどの手間を省くことができます。加えて売上字体が少ないECサイトの方でも、手数料として引かれる金額が少なることでお得に利用することができます。
Shopifyの入金サイクルとは?
Shopifyの入金サイクルとは、Shopifyに出店しているショップの売上を出店者の銀行口座に振り込むまでの、Shopify側が定めているサイクルのことを指します。
入金サイクルは、商品をユーザーが購入した際に実際に選択した決済方法によって異なります。
Shopifyの決済手数料含む手数料には消費税は課税される?
Shopifyは海外事業者なので非課税の対象になります。
加えて手数料はサービス料金でなくクレジット取引料金として扱われるためShopify の決済手数料含む手数料には消費税は課税されません。
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また販売する商品や品数・ターゲットによって、最適なプラットフォームや販売戦略は異なります。
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Shopifyの利用料も非課税
手数料と同じく、日本でShopifyを利用する場合Shopifyは海外事業者扱いとなるため月額利用料にも消費税は課税されません。ただしすべての国と地域で非課税なわけでは無く、出店者がShopifyを利用している国と地域の政府によって定められている課税率に従った金額が請求されます。
Shopifyで使用できる支払方法(決済方法)について
Shopifyでは多様な決済サービスを展開しています。代表的な決済方法として、Shopify独自の決済サービスである「Shopify Payment」とそれ以外「外部決済サービス」が挙げれます。
Shopifyペイメントを利用せず、外部決済サービスを使用する場合は、Shopifyが統合している、100種類以上の外部決済サービスの中から使用したい手段を選定し、有効化する必要があります。また、外部サービスによる決済が行われる際には。取引手数料が発生し、加入プランによって料金は異なります。
外部決済サービスの代表例は、以下の通りです。
- Amazon Pay
- Paypal
- コンビニ決済
- 銀行振込
- 携帯キャリア決済
(携帯電話の利用料金と合わせての支払い) - Shopify Payment
これらの他にも複数の決済サービスを利用することができます。
参照:)Japan Payment Gateways – Online Credit Card Processing Japan
Shopify Payment(Shopify Payment)のメリットとは?手数料が安くなる?
Shopify Payment(Shopify ペイメント)とは、Shopifyの展開する独自の決済サービスです。決済設定画面から簡単に設定を行うことができます。Shopifyペイメントに登録することで、全てShopifyを通じて決済可能となるため他の決済代行サービスの利用が不要となります。
Shopifyペイメントの強みとしては以下の点が挙げられます。
取引手数料が免除
クレジットカードの決済手数料のみで追加の取引手数料がかからないため、他プラットフォームと比較しても取引をかなり低コストに抑えることができます。
コンバージョン率向上
Apple PayやGoogle Pay、Shop Payなどの決済サービスと提携することができ、チェックアウト手続きが容易になるため、コンバージョン率向上に繋がります。
Shopifyの管理画面と提携
Shopifyの管理画面内で支払いと注文が同期されるため、個々の支払い状況を一括で管理することができます。売上確認も全て管理画面内で行うことができ、他のウェブサイトで確認する手間を省くことができます。
リアルタイムで支払いを確認
管理画面内でリアルタイムで支払い額を確認することができます。保留中の支払いや次の支払い日の追跡、支払いが振り込まれた際のメール通知設定も可能となります。
Shopifyとその他ECカートの手数料を徹底比較!
Shopifyの手数料はシンプルなシステムで分かりやすいのが魅力ですが、実際に他のECサイトプラットフォームと比較した際どれだけお得なのでしょうか。
そこで以下では、Shopifyの他にSTORES、BASEという近年注目を集めているECプラットフォームの利用料を比較していきます。
以上の3つのECサイトプラットフォームを比べてみると、その中でもShopifyが決済手数料・事務手数料の両方において安価なことが分かります。
Shopifyでは月額利用料金に一番安いベーシックプランでも29USドルかかる代わりに、その後の手数料などは安く設定されているので、売り上げが上がれば上がるほど低コストでの運営が可能になってきます。
Shopifyをさらに低コストで利用するには?
コストパフォーマンスが高く機能が充実しているShopifyですが、以下の点を抑えることで更に低コストに抑えられる場合があります。
ディスカウントを活用する
まずは、上記でも紹介した、取引手数料が免除されるShopifyペイメントについてです。Shopifyペイメントを利用することで、様々な追加サービスが受けられるだけでなく取引手数料が免除されるため、よりお得に利用することができます。
その他に、複数ストアディスカウントについてご紹介します。複数ストアディスカウントとは、同ブランドのShopifyストアを「別言語」・「別通貨」で展開した場合に受けられるディスカウントです。2つ以上のストアを開設し、サポートに問い合わせ承認されることで2つ目以降のストアに対しディスカウントが適用されます。
年間契約を活用する
Shopifyは月額制での契約が基本ですが、1年、2年、3年と年数に応じて長期スパンで契約することでディスカウントを受けることができます。1年で約10%、2年で約20%、3年で約25%のディスカウントを受けられるため、年間契約にした方がお得にShopifyを利用することができます。
オプション機能を追加する
Shopifyではオプション機能として契約することで欲しい機能はそのままにして低コストでストアをアップグレードできる場合があります。月額費用は現在のプラン料金にオプション料金が追加されたものとなります。例として、上位プランにしかない「リアルタイム配送機能」をオプションとしてつけてほしい旨をサポートセンターに伝えることで下位プランに有料オプションでつけてもらえる場合があります。追加したいオプション機能がある場合は検討してみてください。
まとめ
いかがでしたでしょうか。今回は、Shopifyの料金プランや手数料、低コストで運用するポイントについて詳しく解説していきました。Shopify開設を検討している方やShopifyを今より低コストで運用したい方へ、少しでも参考になれば幸いです。自分のストアにマッチした料金プランを選択し、低コストに抑えた利便性の高いストア運用を行ってください。
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