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アパレルネットショップを開業するときの流れは?開業資金や利益率についてもご紹介

アパレルネットショップを開業したい!どうやって開業すればいい?と気になっていませんか。

結論、アパレルネットショップは、以下の流れで開業するのがおすすめです。

1.ブランドのコンセプトを決める
2.商品を用意する
3.ネットショップへの出店方法を決める
4.ネットショップや商品ページを制作する
5.集客を行う
6.在庫管理・発送業務を行う

この記事では他にも「開業資金」や「利益率について」、「おすすめのEC制作会社」など、アパレルネットショップを開業するのに必要な情報をすべてご紹介していきます。ぜひ参考にしてくださいね。

執筆者

佐藤美樹

アートトレーディング株式会社の専属WEBライター。
ECサイト運営では、SEOやSEM、SNSマーケティングの導入・運用を担当。現在はECサイト運営に関する記事の執筆を行う。

監修者

アートトレーディング株式会社代表取締役。
2002年に楽天市場へ出店したことをきっかけに、EC支援サービスの提供をスタート。累計150社以上のサイト制作、運営経験を持つ。

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アパレルのネットショップ開業の流れ

まずはアパレルのネットショップを開業する流れを見ていきましょう。

1.ブランドのコンセプトを決める
2.商品を用意する
3.ネットショップへの出店方法を決める
4.ネットショップや商品ページを制作する
5.集客を行う
6.在庫管理・発送業務を行う

順を追って解説していきます。

1.ブランドのコンセプトを決める

ブランドのコンセプトは、商品選び・サイトデザイン・SNS発信の軸になります。最初にしっかり固めておきましょう。

まずはネットショップとして展開するアパレルブランドのコンセプトを決めていきましょう。

ブランドコンセプトとは、そのブランドがユーザーに対してどのような価値を提供するのかと言語化したもの。(例えば、「ユニクロ」であれば”ファッションをもっと自由に。”というブランドコンセプトを掲げ、低価格で品質が高く、旬のデザインの洋服を提供しています。)

このブランドコンセプトをしっかりと定めておかなければ、お客さんがファンになってくれるアパレルネットショップをつくるのは難しいので、慎重に決定するようにしましょう。

なお、ブランドコンセプトを決定するには「ターゲットを設定する」「ブランドプロミスの作成」「ブランドストーリーの作成」「ブランドの強み・独自性・実績」といったことを改めて洗い出す必要があります。ここから詳しく見ていきましょう。

ターゲットを設定する

ターゲットは広げすぎるより、具体的な一人を想定する方が商品や発信の方向性が決まりやすくなります。

ブランドコンセプトを決める際は、まずターゲットの設定をするようにしましょう。

ターゲットの設定と言っても、「20~30代の女性」といったようなざっくりとした選定ではいけません。

「年齢」「性別」「住んでいる地域」「家族構成」「仕事」「年収」「ライフスタイル」「趣味」「悩み」までをしっかりと深ぼったペルソナ像を立てるようにしてくださいね。

【例】レディースアパレルショップの場合
35歳女性・東京渋谷区に住んでいる・広告代理店勤務で年収450万円(正社員)・通勤は電車・趣味は友達とおしゃれカフェに行くこと・インスタにおしゃれな写真をあげるのにはまっている・悩みは貯金がたまらないこと

ブランドコンセプトを決める際は、ここで決定したペルソナ像が一番喜ぶコンセプトにしましょう。

ブランドプロミスの作成をする

次にブランドプロミスを作成しましょう。

ブランドプロミスとは、ブランドがユーザーに対して約束する品質や機能・価値のことです。

例えば、インテリアショップのfrancfrancでは、以下のようなブランドプロミスを掲げています。

”Francfrancとは「いろ」です。

日常の中で、いつも心を弾ませる、

サプライズやアクセントでありたいと思っています。

いつも心を踊らせる、ワクワクやウキウキでありたいと思っています。

ただ無難なものを選んでいただくためではなく、ハッピーな驚きに出会えるように。

目的を果たすだけの買い物ではなく、思いもしなかった衝動買いまで楽しめるように。

毎日を色のようなもので彩りながら、人生を楽しく豊かに、幸せにしていくこと。

お客様ひとりひとりに好きな「いろ」をお届けして、みんなを笑顔にしていきます。”

ブランドプロミスをしっかりと言語化すれば、ユーザーがそのブランドを利用することで得られる未来をイメージしやすくなります。

ブランドプロミスは、ブランドのコンセプトにも直結するので、「ターゲットのユーザーから見て魅力的な内容」を作成するようにしましょう。

ブランドストーリーを作成する

またブランドコンセプトを決める際は、そのブランドのストーリーも考えておくと良いでしょう。

というのもブランドコンセプトを、ただ単にユーザーに響く提供価値のあるものだけで決定してしまっては、ネットショップ自体を長く続けていくことが難しいから。

「なぜそのブランドプロミスを掲げたのか」というストーリーまでを深ぼって考えないと、アパレルネットショップの運営者側が、情熱をもってネットショップを運営することがだんだん難しくなってくるということです。

ブランドストーリーは、商品を作るきっかけとなったことや商品への想いなどを思い出し、徹底的に考えてください。

ブランドストーリーを改めて考えることで、商品に対して情熱をもってネットショップを運営することができますし、ブランドのバックエンドに共感したユーザーがお店のファンになってくれることもありますよ。

ブランドの強み・独自性を洗い出す

最後にブランドの強み・独自性を洗い出すようにしてください。

具体的には「普通のアパレルネットショップと比較して具体的に何が強いのか」といったことを言語化すると良いでしょう。

例えば”着心地の良い服”というアパレルネットショップは、天然素材のmade in JAPANのこだわりの服作りを行っていて、これをショップ内でも謳っています。

このように強みや独自性を言語化できると、ブランドの本当の価値が上がり、お客さんからの信頼度も増していくでしょう。

2.商品を用意する

アパレルネットショップでは、商品そのものだけでなく「どう仕入れるか」「どう差別化するか」まで考えることが大切です。

続いてアパレルネットショップで販売する商品を用意しましょう。

アパレルネットショップは、「商品を仕入れる場合」と「オリジナル商品を展開する場合」があるので、それぞれ詳しく見ていきましょう。

仕入れる場合

アパレルネットショップで商品を仕入れる場合は、以下4つの方法があります。

・仕入れサービスサイトを利用する
・展示会や見本市などのイベントで仕入れる
・メーカーに直接交渉する
・海外から仕入れる

それぞれ見ていきましょう・

仕入れサービスサイトを利用する

アパレルネットショップで商品を仕入れるには「仕入れサービスサイトを利用する」という方法があります。

アパレルネットショップの商品の仕入れに、仕入れサービスサイトを利用するメリットは、商品探しにかかる手間や時間を節約できるということ。また仕入れサービスサイトは、一度の仕入れの数量が少なくても対応してくれることが多いので、小規模なアパレルネットショップでもリスクなく運営することができますよ。

一方仕入れサービスサイトを利用するデメリットは、自社アパレルネットショップならではのオリジナリティを出しづらいこと。簡単に仕入れができるからこそ、競合他社との差別化が難しいということを頭に入れておきましょう。

展示会や見本市などのイベントで仕入れる

アパレルネットショップで商品を仕入れる2つ目の方法は、展示会や見本市などのイベントで仕入れるという方法です。

展示会や見本市で洋服の仕入れをするメリットは、まだ市場に展開されていない商品の仕入れをすることができることや卸業者の仲介を挟まず、低価格で仕入れができることです。

一方デメリットをあげるとすれば、展示会位によっては入場に条件があることや、決まったスケジュールに展示会に足を運ばなければならないということでしょう。

メーカーに直接交渉する

アパレルネットショップで商品を仕入れるには、ブランドのメーカーに直接交渉するという方法もあります。

メーカーに直接交渉すれば、世の中にまだ出回っていない商品の仕入れをすることが出来たり、場合によってはメーカーと共同でオリジナル商品を開発することも可能です。

ただし、メーカーに直接交渉したからと言って必ず商品の仕入れを承諾してくれるわけではありません。メーカー側に選んでもらうには、ネットショップの販売実績の豊富さは必須ともいえるので、運営が軌道に乗ってから、検討するようにしましょう。

海外から仕入れる

アパレルネットショップで販売する商品は、海外から仕入れるという選択肢も視野に入れておきましょう。

洋服を海外から仕入れれば、自社ネットショップならではのニッチな商品を展開することができ、競合との差別化にもなりますし、仕入れ先によっては低価格で商品を買い付けることも可能です。

ただし中国などの海外ECサイトで仕入れる場合は、トラブルが起きる場合も多いので、十分注意して手続きをしてくださいね。初心者で心配な場合は、代行業者に依頼するのがおすすめですよ。

オリジナル商品の場合

アパレルネットショップでオリジナル商品を販売したい場合は、「OEM」と「OEM」という方法で商品をつくることが可能です。

それぞれどういった方法でオリジナル商品をつくるのか詳しく見ていきましょう。

OEM

OEMとは、他社ブランド製品の製造委託を担うことです。

自社の製造工場を持たないブランドが商品の企画までを担当し、OEMメーカーは依頼通りの商品の生産を行うため、商品のディレクターやデザイナーが一人いれば自社のオリジナル商品を完成させることができます。

向上の設備や人件費を削り、低コストで商品開発をすることができるのが大きなメリットと言えますが、自社に生産技術が蓄積できないことや、委託先が競合となるリスクがあるということは、頭に入れておきましょう。

ODM

ODMとは、ブランドから依頼されて、商品のデザインから製造までを代行する会社のこと。

OEMを利用するメリットは、自社に商品デザインなどのノウハウがなくても、オリジナル商品をつくることができること。デザイナーやパタンナーの人件費を削減することも可能です。

一方デメリットとしては、デザインや生産に関するノウハウが自社に蓄積されないということです。また人件費が削減できる代わりに、商品開発における外注費用がかかるということを覚えておきましょう。

3.ネットショップへの出店方法を決める

自社ECとECモールでは、集客方法・利益率・ブランディングのしやすさが変わります。目的に合わせて選びましょう。

商品の用意ができたら、ネットショップへの出店方法を決定しましょう。

ネットショップの出店は、大きく分けて以下の2つの方法があります。

・自社だけのアパレルネットショップを展開できる「自社ECサイト」
・Amazonや楽天市場などで商品を出品する「ECモール」

それぞれの方法にメリット・デメリットがあるので、次から詳しく見ていきましょう。

自社ECサイト

自社ECサイトとは、自社でネットショップの運営をするということです。自社で独自のドメインをもつECサイトを構築して、集客やサイト内の接客・ブランディングや顧客管理までを行います。

それでは自社ECサイトを運営するメリットとデメリットはどういったことが挙げられるのでしょうか?以下にまとめました。

★自社ECサイトのメリット
利益率が高い
・お店のブランディングができる
・リピート率が向上しやすい
★自社ECサイトのデメリット
自らで集客する必要がある
・成果が出るまでに時間がかかる
・ECサイトの運営に主体性が必要

上記の通り、自社ECサイトの運営は、利益率が高く、お客様がリピーターになりやすい代わりに、集客が難しく成果が出るまでに時間がかかるといった注意点があります。

そのため、自社ECサイトで商品の販売をしていくのであれば、主体性をもって運営していくという覚悟を持つようにしましょう。

ECモール

ECモールとは、楽天市場やAmazonなどのようなネット上のショッピングモールのことを言います。

ECモールで出店するメリットとデメリットは以下をご覧ください。

★ECモールのメリット
・モール自体に集客力がある
・モールの信頼度が高い
・初心者でも簡単に始められる
★ECモールのデメリット
・出店料や手数料がかかる
・商品の価格競争が起きやすい
・ショップのブランディングが難しい
・リピーターに繋がりにくい

ECモールは、自社ECサイトと違い集客力が高いわりに出店料や販売手数料などの費用がかかります。またお店のブランディングが難しく、リピーターが増えづらいという点にも注意するようにしましょう。

4.ネットショップや商品ページを制作する

アパレルECでは、商品写真・サイズ感・素材感の伝わりやすさが購入率を大きく左右します。

出店方法が決定したら、ネットショップや商品ページの制作を行いましょう。

ネットショップや商品ページは、以下3つのポイントに気を付けながら制作するのがおすすめです。

・ユーザービリティの高いサイトにする
・決済手段も充実させると◎
・商品写真や紹介文はわかりやすく

※自社でECサイトや商品ページの構築をするのが難しいという場合はアパレルネットショップ開業におすすめのEC制作会社3選に依頼しましょう。

ユーザービリティの高いサイトにする

アパレルネットショップを構築する際は、ユーザービリティの高いデザインを意識するようにしましょう。

例えば・・・
・ユーザーがほしい商品をすぐ見つけられるようにする
・よくある疑問やチャットボットでユーザーの疑問を解決する
・購入完了までに煩わしさがない

といったように、ユーザーがECサイトを利用する上でストレスが一切かからないサイト設計を心がけましょう。

商品写真や紹介文はわかりやすく

またアパレルネットショップを制作する際に、商品写真や紹介文はユーザーにできるだけわかりやすくするようにしましょう。

例えば・・・
・商品写真だけではなく全身コーデの写真を掲載する
・服のサイズ感がわかるように身長別のモデルの着用画像を掲載する
・お客様レビューを掲載する
・服の素材感を動画で見せる

といったように、実物の商品を確認しなくてもユーザーが商品のイメージを持てるような商品ページを作りこむのが重要です。

決済手段も充実させると◎

さらに自社ECのアパレルネットショップを構築する場合は、購入時の決済手段も充実させるのがおすすめです。

というのも、現在ネットショップの決済は60%がクレジット払いですが、20代前半の若者などはクレジットカードを持たない傾向にあるから。

そのためターゲットのユーザーに合わせて「コンビニ決済」や「キャリア決済」「電子マネー決済」や「後払い決済」など、様々な決済機能に対応させることで、決済機能が原因のカゴ落ちを防ぐことができますよ。

5.集客を行う

サイトを作っただけでは売上は発生しません。SNS・広告・SEOなどで継続的に見込み客を集める必要があります。

ECサイトや商品ページの構築が完成したら、集客を行っていきましょう。

アパレルネットショップで代表的な集客方法は「SNS」「広告」「SEO対策」になります。

それぞれ見ていきましょう。

SNS

SNS運用とは、会社のイメージアップや商品の宣伝活動などのためにSNSアカウントを運用すること。

SNSでは、自社商品に関する情報が発信したり、消費者とコミュニケーションをとることによって、新規客やファンの獲得をすることができます。

また自社でSNS運用をする以外にも、インフルエンサーに商品を紹介してもらうという活用方法もあるので、頭に入れておきましょう。

広告

広告運用とは、Web広告の配信先の選定、ターゲティング、成果測定、改善までの一連の流れを行うことです。

WEB広告にはいくつか種類があり、自社商品の特性やターゲット、目的などによって、どの広告に出向するかを決めていきます。(自社ECサイトの場合は、Google広告やSNS広告。ECモールの場合は、それぞれのモールごとに用意されている広告を利用しましょう。)

なお、広告運用はそれぞれの広告に合わせた知識が必要となります。そのため、初心者の方はプロに依頼するのがおすすめですよ。

SEO対策

SEO対策とは、自然検索でECの検索結果を上位表示させ、検索流入を増やすための対策のことです。

自社ECサイトでは、「商品ページに対してのSEO対策」や「ブログなどコンテンツに対してのSEO対策」をしていくことで、新規客を増やすことができます。

また楽天などのECモールの場合は、テールキーワードの設定などを戦略的に行うことで、検索結果の上位表示が可能になります。

なお、SEO対策には専門の知識が必要です。効果が出るのにも時間がかかるため、初心者の方はプロに依頼するのがおすすめですよ。

6.在庫管理・発送業務を行う

アパレルはサイズ・カラーごとに在庫が分かれるため、在庫管理のミスが売上機会の損失につながりやすいです。

アパレルネットショップの集客が完了したら、商品が売れ次第「在庫管理・発送業務」を実施していきます。

アパレル商品の場合は、サイズ別やカラー別で在庫を用意する必要があるので、在庫管理は慎重に行いましょう。(在庫管理や発送のミスをなくすためには、一元管理システムmy logiの利用がおすすめです。)

また発送の際の梱包作業を丁寧に行うことや同封物を工夫することで、ショップのリピートに繋がる場合があるので、丁寧に行うようにしてくださいね。

アパレルネットショップの開業資金は?

アパレルネットショップの開業に必要な資金は、以下になります。

・販売商品の仕入れ、制作費用
・パソコン、プリンター、撮影機材の購入費用
・ECサイト制作費用
・商品倉庫の管理費用、梱包資材費用

それぞれ見ていきましょう。

販売商品の仕入れ、制作費用

開業資金の中でも、仕入れ・制作費用は大きな割合を占めます。売れる数量を見極めながら準備しましょう。

アパレルネットショップを開業する際には、「販売商品の仕入れ費用」もしくは「オリジナル商品の制作費用」を用意しておきましょう。

例えば、月商50万円~月商100万円のアパレルネットショップを運営する場合は、仕入れ費用として50~200万円程度を用意しておくのがおすすめです。

またオリジナル商品を制作する場合は、どの会社に頼むかやどんな素材や生地を使うかなどによって用意しなければいけない費用は異なるので、OEMやODMのメーカーに問い合わせてみましょう。

パソコン・プリンター・撮影機材の購入費用

続いてアパレルネットショップを運営する場合は、パソコンやプリンターなどの周辺機器も用意しておきましょう。

性能にもよりますがパソコンやプリンターは、大体20万円程度で揃えることができます。複数人でアパレルネットショップを運営する場合は、人数分のパソコンを購入するようにしましょう。

また商品の撮影を自社で行うという場合は、撮影機材も購入しておきましょう。撮影機材は、大体10万円以下で購入することが可能です。

ECサイト制作費用

ECサイト制作費は安さだけで選ばず、公開後の運営や売上改善まで見据えて判断することが重要です。

アパレルネットショップを自社ECで運営する場合は、ECサイト制作費用も用意しておきましょう。

ECサイトの制作費用も、担当する会社によって様々ですが、一般的なものであれば50~100万円程度かかるということを頭に入れておいてください。

また楽天市場などのモールに出店する場合は、自分で商品ページをつくることも可能ですが、プロの業者に依頼すれば、コンバージョンにつながりやすい商品ページを制作してもらうことができます。

商品ページの制作は、大体30万円~になっているので、覚えておきましょう。

※詳しくはアパレルネットショップ開業におすすめのEC制作会社3選をご覧ください。

商品倉庫の管理費用・梱包資材費用

アパレルネットショップを開業する場合は「商品倉庫の管理費用・梱包資材費用」も用意しておきましょう。

商品倉庫に使える部屋があるという場合は、特に問題ありませんが、もし在庫商品の置き場所がない場合は、それなりの広さの部屋を借りるようにしましょう。

また発送の際には、梱包資材の費用も準備しておきましょう。

月々の発送件数にもよりますが、まずは1~2万円分の梱包資材を用意しておくと安心ですよ。

アパレルネットショップの利益率について

アパレルネットショップの平均利益率はどのくらい?

利益率を見るときは、粗利だけでなく、広告費・送料・手数料を差し引いた後にいくら残るかまで確認しましょう。

アパレルネットショップの利益率は、販売する商品の種類や仕入れ方法によって大きく変わります。

一般的には、仕入れ販売の場合で40〜50%程度、オリジナル商品を自社で企画・製造する場合は60%以上の利益率を狙えることもあります。

ただし、ここでいう利益率はあくまで「商品原価に対する粗利」の話です。実際には、ECサイトの月額費用、決済手数料、送料、広告費、梱包資材費、倉庫費などもかかるため、粗利率が高くても最終的な利益が大きいとは限りません。

アパレルネットショップでは、商品の利益率だけでなく、運営全体でいくら利益が残るかを見ることが重要です。

「利益率が高い=儲かる」とは限りません。広告費や送料などを差し引いた後に、いくら残るかまで確認しましょう。

利益率が高くても手元に利益が残らない理由

アパレルECは原価率だけを見ると利益が出そうに見えますが、実際は広告費や在庫ロスで利益が削られることがあります。

アパレルネットショップでは、商品単体の利益率が高く見えても、実際には手元にあまり利益が残らないことがあります。

たとえば、5,000円で仕入れた商品を10,000円で販売すれば粗利は5,000円ですが、そこから広告費、送料、決済手数料、梱包資材費、ECシステム利用料、人件費などが差し引かれます。

さらに、売れ残り商品の値引き販売や返品対応が発生すると、想定していた利益率はさらに下がってしまいます。

そのため、アパレルネットショップでは「原価率が低いから儲かる」と単純に考えるのは危険です。最終的に残る営業利益まで計算して、利益率を判断することが大切です。

粗利だけを見ると黒字に見えても、広告費・送料・手数料を引くと赤字になるケースもあります。

在庫ロスがアパレルネットショップの利益率に与える影響

在庫ロスは利益率を大きく下げる原因です。売り切る計画を立てたうえで仕入れ数量を決めましょう。

アパレルネットショップの利益率を大きく下げる原因の一つが、在庫ロスです。

アパレル商品は季節性やトレンドの影響を受けやすく、販売タイミングを逃すと通常価格では売れにくくなります。売れ残った商品をセール価格で販売すると、一時的に在庫は減らせますが、利益率は大きく下がってしまいます。

また、サイズやカラーによって売れ行きに偏りが出やすいため、人気のないサイズだけが残ることもあります。このような在庫は保管コストもかかり、資金繰りを悪化させる原因になります。

利益率を守るためには、売れる数量を見極めて仕入れ、在庫を持ちすぎないことが重要です。

アパレルは「売れ残り」が利益率を大きく下げます。仕入れ時点で売り切る計画を立てておくことが大切です。

客単価を上げてアパレルネットショップの利益率を改善する方法

アパレルネットショップの利益率を改善するには、客単価を上げることも重要です。

1回の注文で購入される金額が増えれば、広告費や送料などの負担を相対的に抑えやすくなります。たとえば、トップスを購入しようとしているユーザーに相性の良いボトムスやアクセサリーを提案したり、「あと〇円で送料無料」といった導線を作ったりすることで、自然に客単価を上げることができます。

また、コーディネート提案やセット販売は、購入者にとっても選びやすくなるため、押し売り感なく追加購入につなげやすいです。

利益率を高めるには、1商品あたりの利益だけでなく、1注文あたりの利益を増やす視点が必要です。

客単価が上がると、送料や広告費の負担を吸収しやすくなります。コーデ提案やセット販売を活用しましょう。

リピーターを増やして広告費を抑えることが利益率改善につながる

アパレルネットショップでは、新規顧客を獲得するために広告費がかかります。

そのため、新規購入だけに頼っていると、売上は伸びても広告費が増え続け、利益率がなかなか改善しないことがあります。一方で、一度購入した顧客がリピートしてくれるようになれば、同じ広告費をかけなくても売上を作れるため、利益が残りやすくなります。

リピーターを増やすには、購入後のフォロー、同梱物、メール・LINEでの再購入提案、季節ごとの新商品案内などが有効です。

広告で集客して終わりではなく、2回目・3回目の購入につなげる仕組みを作ることが、利益率改善につながります。

利益率を見るときは商品単位ではなく月間収支で判断する

アパレルネットショップの利益率を確認するときは、商品単位だけでなく月間収支で判断することが大切です。

商品ごとの粗利率が高くても、広告費や送料、システム利用料、人件費などを含めると、月全体では赤字になっているケースもあります。逆に、利益率が低い商品でも、集客商品として新規顧客を獲得し、その後のリピート購入につながっていれば、事業全体ではプラスになることもあります。

そのため、商品ごとの利益率だけを見て判断するのではなく、月商、粗利、固定費、広告費、在庫ロス、返品率まで含めて確認しましょう。

アパレルネットショップでは、単品の利益率よりも、月間でいくら利益が残ったかを基準に運営判断することが重要です。

商品ごとの利益率だけを見ると判断を誤ることがあります。最終的には、月間でいくら利益が残ったかを確認しましょう。

アパレルネットショップ開業を成功させるには?

ここからはアパレルネットショップを成功させるためのアドバイスと、アパレルネットショップの成功事例を紹介していきます。

顧客のニーズに合った商品を展開する

売れる商品は、運営者が売りたい商品ではなく、ターゲットが本当に欲しい商品です。

まずアパレルネットショップを成功させるためには『顧客のニーズにあった商品を展開する』ように心がけましょう。

アパレルのネットショップでは、季節感に合わせた服の仕入れや定期的な新商品の販売などをしなければ、ユーザーを飽きさせることになってしまいます。

またターゲットのユーザーの好みに合わない商品ばかり展開してしまうと、購入に繋がりませんし、一度購入してくれたお客様でもリピートしてくれることはないでしょう。

そのため、「ターゲットの顧客が注目するトレンドアイテムはなにか」「どんなものに興味があるのか」を徹底的にリサーチして、商品を展開するようにしましょう。

集客や購入率UP、客単価UPにも力を入れる

アパレルネットショップを成功させるために『集客や購入率UP、客単価UPにも力を入れる』ようにしましょう。

まず集客は、基本的にSNSや広告、SEO対策を行い、ネットショップへのアクセス数を増やしていきます。(広告やSEO対策は初心者が行うには内容が難しいのでプロにお願いするのがおすすめです。)

次に購入率UPのために、ネットショップの接客を強化するようにしましょう。具体的には、「目当ての商品を探しやすくするために細かいカテゴリーに分ける」「商品情報を充実にする」「お客様レビューの数を増やす施策を行う」「カゴ落ち対策のために支払方法を増やす」「商品購入までの情報登録の煩わしさをなくす」といったことを行うようにしてください。

最後に客単価UPの施策を行いましょう。客単価UPのためには、「ネットショップにレコメンド機能をつけてセット買いをすすめる」「会員ランクをつくって購買欲を向上させる」「あと〇〇円で送料無料キャンペーンを行う」といった施策を行うようにしましょう。

※詳しい情報が知りたい方はECサイト売上アップの鉄則4選!売上が上がらない原因も含めてご紹介!をご覧ください。

分析・改善を繰り返し行う

売上改善は勘だけで行うと失敗しやすいです。アクセス数・購入率・客単価などの数字を見て改善しましょう。

アパレルネットショップを成功させるためには、きちんとツールを用いて『分析・改善を繰り返し行う』ことも忘れないようにしましょう。

なぜならアパレルネットショップではよく、売上金額の増減に対して、思い込みや根拠の薄い改善施策を行ったためにかえって結果がでなくなってしまうケースがあるから。

Googleアナリティクスなどのデータ解析ツールを使って、数字を元にPDCAを回さなければ、正しい改善施策をすることはできないからです。

またアパレルネットショップの分析・改善をする際は、以下の流れで施策を実施するようにしてくださいね。

▼分析・改善の流れ
①目的を明確化する
②仮説を立てる
③施策を実行する
④結果検証をする

【おまけ】アパレルネットショップの成功事例

ユニクロ

自社運営の強みを活かして店舗・ECサイト・アプリの連携を充実させ、利便性を高めています。

「MySize ASSIST」というサイズアシスト機能を使い、適切なサイズを選ぶことができるなど、安心してショッピングができるような機能が備わっています。

ZOZOTOWN

代表的なモールECであるZOZOTOWNでは、コンバージョンを高めるため、カートまでのアクションが最短になるような工夫がされています。

他のECサイトと比べて、カートに入れるまでの「サイズの選択→色の選択→カートに入れる」というステップをワンクリックで選択することができ、コンバージョン直前での離脱の抑制につながっています。

アパレルネットショップ開業に必要な届出・許可・法律知識

販売する商品によって必要な許可が変わる

アパレルネットショップでも、扱う商品が変われば必要な確認事項も変わります。開業前に販売予定の商品を整理しておきましょう。

アパレルネットショップを開業する際は、「洋服を売るだけだから特別な許可はいらない」と考えがちですが、販売する商品の種類によって必要な確認事項は変わります

新品の衣類を仕入れて販売するだけであれば、基本的に特別な許可が不要なケースも多いですが、中古品、海外輸入品、化粧品、香水、アクセサリー、子ども服などを扱う場合は注意が必要です。

開業後に商品ラインを広げる予定がある場合も、最初の段階で法律面を確認しておくことで、販売停止やトラブルを防ぎやすくなります。

アパレルネットショップでも、扱う商品が変われば必要な確認事項も変わります。開業前に販売予定の商品を整理しておきましょう。

中古品を扱う場合は確認が必要

古着やリユース品を販売する場合は、古物商許可が必要になる可能性があります。

新品の仕入れ販売と同じ感覚で始めると、法律上の問題につながることがあるため、仕入れ元や販売形態を事前に整理しておきましょう。

アパレル以外の商品を一緒に売る場合も注意

服と一緒に香水、化粧品、雑貨、アクセサリーなどを販売する場合、商品ごとに表示ルールや販売条件が異なることがあります。

アパレルネットショップでも、取扱商品の幅を広げるほど確認すべき法律は増えると覚えておきましょう。

開業前に販売予定リストを作成しておく

トラブルを防ぐには、開業前に「何を売るのか」を一覧化しておくのがおすすめです。

商品カテゴリごとに、許可・表示義務・輸入時の確認事項を整理しておくことで、安心して販売を始められます。

中古アパレルを扱う場合は古物商許可が必要になる

アパレルネットショップで古着や中古ブランド品を販売する場合は、古物商許可が必要になるケースがあります。

特に、仕入れた中古品を利益目的で継続的に販売する場合は、個人・法人を問わず許可の対象になる可能性が高いです。

「フリマ感覚で少し売るだけ」と思っていても、事業として販売していると判断されることがあるため注意しましょう。

古着はアパレルネットショップでも人気ジャンルですが、許可を取らずに販売を続けると行政指導や罰則のリスクもあります。

古物商許可が必要になる販売パターン

古着を仕入れて販売する、ブランド古着を買い取って販売する、中古バッグやアクセサリーを扱う場合などは、古物商許可が必要になる可能性があります。

自宅在庫でもネット販売でも、事業性があれば注意が必要です。

自分の私物販売との違いを理解する

自分が使っていた服を一時的に売るだけであれば、古物商許可が不要なケースもあります。

一方で、販売目的で仕入れて継続的に売る場合は、事業として見なされやすいため、開業前に線引きを理解しておきましょう。

許可取得には時間がかかる前提で動く

古物商許可は申請してすぐに取得できるものではありません。

開業予定日から逆算して準備しないと、商品はあるのに販売できない状態になることもあります。

中古アパレルを扱うなら早めの確認が重要です。

海外仕入れの商品は品質表示や関税の確認が必要

海外仕入れは安さだけで判断せず、品質表示・関税・送料・返品対応まで含めて考えることが大切です。

海外からアパレル商品を仕入れてネットショップで販売する場合は、仕入れ価格の安さだけで判断しないことが大切です。

海外商品は、日本国内で販売する際に品質表示、素材表記、原産国表示、洗濯表示などの確認が必要になる場合があります。

また、輸入時には関税や消費税、送料、通関手数料なども発生するため、想定より利益が残らないケースも少なくありません。

海外仕入れは差別化しやすい反面、ルールを理解せずに始めると販売後のクレームや法的トラブルにつながる可能性があります。

海外仕入れは「安く仕入れられる」だけで判断せず、関税・送料・品質表示まで含めて利益計算することが大切です。

日本向けの品質表示があるか確認する

海外で販売されている衣類には、日本のルールに合った品質表示が付いていないことがあります。

素材、洗濯方法、サイズ表記などが不十分だと、購入者の不安や返品につながるため、販売前に必ず確認しましょう。

仕入れ原価には関税や送料も含めて考える

海外仕入れでは、商品代金だけでなく国際送料、関税、消費税、通関手数料も原価に含めて計算する必要があります。

安く仕入れたつもりでも、実際には国内仕入れより高くなるケースもあります。

トラブル時の返品・交換対応も想定する

海外仕入れの商品は、サイズ違い、縫製不良、色味の違いなどが発生することもあります。

仕入れ先が返品対応してくれるのか、自社で補償するのかを事前に決めておくことで、販売後の負担を減らせます。

ブランド名やロゴは開業前に商標チェックをしておく

アパレルネットショップを開業する際は、ブランド名やロゴを決める段階で商標チェックをしておきましょう。

せっかくショップ名を決め、ロゴを作り、タグやパッケージまで準備しても、すでに他社が商標登録している名称だった場合、後から変更を求められる可能性があります。

特にアパレルはブランド名そのものが価値になるため、開業後に名前を変えると、SNSアカウント、ECサイト、商品タグ、広告クリエイティブなどをすべて修正しなければなりません。

最初に商標チェックをしておくことで、無駄な作り直しコストを防げます

似た名前のブランドがないか検索する

まずはGoogle検索やSNS検索で、同じ名前や似た名前のアパレルブランドがないか確認しましょう。

完全一致だけでなく、読み方や表記が近いブランドもチェックしておくと、混同リスクを減らせます。

商標データベースでも確認する

ブランド名を本格的に使う前に、商標検索サービスで登録状況を確認しましょう。

アパレル関連の区分で既に登録されている場合、使用にリスクがあるため、専門家への相談も検討するのがおすすめです。

ロゴ制作前に名前を確定させる

ロゴ、タグ、ショップカード、梱包資材を作った後にブランド名を変更すると、すべて作り直しになります。

開業コストを無駄にしないためにも、商標チェック後にデザイン制作へ進む流れが安全です。

返品・交換ルールは特定商取引法に沿って明記する

返品ルールは購入後のためだけでなく、購入前の不安を減らすための情報でもあります。

アパレルネットショップでは、返品・交換ルールの明記が非常に重要です。

ネット販売では商品を直接見たり試着したりできないため、「サイズが合わない」「色味が違う」「イメージと違う」といった理由で返品希望が発生しやすくなります。

返品条件が曖昧なまま販売を始めると、購入者との認識違いが起こり、クレームや低評価につながる可能性があります。

特定商取引法に基づく表記の中で、返品の可否、期限、送料負担、交換条件などをわかりやすく記載しておくことが大切です。

返品ルールは「トラブルが起きた後に対応するもの」ではなく、購入前の不安を減らすための重要な情報です。

返品できる条件を具体的に書く

「返品可」とだけ書くのではなく、未使用品のみ、到着後何日以内、タグ付きに限るなど、条件を明確にしましょう。

曖昧な表現を避けることで、購入者とのトラブルを防ぎやすくなります。

お客様都合と不良品対応を分ける

サイズ違いやイメージ違いなどのお客様都合と、破損・汚れ・誤配送などの店舗側都合では対応を分ける必要があります。

送料負担や交換方法も、それぞれ明記しておくと安心です。

商品ページから返品ルールへ導線を作る

返品ルールは特商法ページに書くだけでなく、商品ページやカート付近から確認できるようにしましょう。

購入前にルールを見てもらう導線を作ることで、購入後の認識違いを減らせます。

個人で始める場合も開業届と確定申告の準備が必要

個人でアパレルネットショップを開業する場合でも、継続的に利益を得る目的で販売するなら、開業届や確定申告の準備が必要になります。

最初は副業感覚で始める人も多いですが、売上が増えてから慌てて帳簿を整理しようとすると、仕入れ費用、送料、広告費、梱包資材費などの経費管理が大変になります。

開業直後からお金の流れを記録しておくことで、利益の把握や税務処理がスムーズになります。

開業届は事業開始の意思表示になる

開業届を提出することで、個人事業主として事業を始めたことを届け出できます。

必ずしも提出した瞬間に大きな売上が必要なわけではなく、継続的に運営する意思がある場合は早めに準備しましょう。

青色申告を使うなら申請期限に注意する

青色申告を利用したい場合は、青色申告承認申請書の提出が必要です。

期限を過ぎるとその年は使えないこともあるため、開業届と一緒に準備しておくとスムーズです。

仕入れ・送料・広告費は最初から記録する

アパレルネットショップでは、仕入れ代、送料、撮影費、広告費、梱包資材費など多くの経費が発生します。

レシートや請求書を保管し、最初から会計ソフトで管理しておくと確定申告が楽になります。

アパレルネットショップ開業で使える資金調達・補助金・融資

自己資金だけで始める場合は在庫を持ちすぎない設計にする

開業初期は商品数を増やすより、売れる商品を見極めることが大切です。資金を在庫に使い切らないようにしましょう。

自己資金だけでアパレルネットショップを開業する場合、最も注意したいのが在庫の持ちすぎです。

アパレルはサイズやカラーごとに在庫が分かれるため、一見少ない型数でも実際には多くの在庫金額が必要になります。

開業直後は売れる商品がまだ読めないため、最初から大量に仕入れると、資金が在庫に固定されて広告費や改善費に回せなくなります。

自己資金で始めるなら、少ない商品で反応を見ながら追加発注する仕組みを作ることが重要です。

開業初期は「商品数を増やす」よりも「売れる商品を見極める」ことが大切です。資金を在庫に使い切らないようにしましょう

最初は型数より売り切る設計を優先する

開業時に商品数を多く見せようとすると、在庫負担が大きくなります。

まずは少ない型数でも、ターゲットに刺さる商品を選び、売り切れる数量から始める方が資金繰りは安定します。

サイズ・カラー展開を絞って始める

アパレルは1商品でもサイズとカラーを増やすと在庫数が一気に増えます。

最初は人気が出やすいカラーやサイズに絞り、売れ行きを見て展開を増やすことで、無駄な在庫を防げます。

広告費と改善費を残しておく

自己資金をすべて仕入れに使うと、集客やページ改善に使うお金が残りません。

売るためには広告費、撮影費、ツール費も必要なので、仕入れ以外の資金を必ず確保しておきましょう。

日本政策金融公庫の創業融資は開業前から相談できる

アパレルネットショップを本格的に開業する場合、日本政策金融公庫の創業融資を検討する方法があります。

特に、仕入れ資金、ECサイト制作費、撮影機材、広告費、運転資金などをまとめて準備したい場合は、自己資金だけで進めるよりも資金計画に余裕が生まれます。

ただし、融資は「お金が足りないから借りる」というよりも、事業計画をもとに返済できる見込みを示すことが大切です。

事業計画書の完成度が重要になる

創業融資では、どんな商品を誰に売るのか、どのくらいの売上を見込むのかを説明する必要があります。

アパレルネットショップの場合は、仕入れ計画・販売単価・利益率まで整理しておきましょう。

自己資金の割合も見られる

融資を受ける際は、自己資金をどれくらい準備しているかも重要です。

全額を借入に頼るよりも、自分でも一定の資金を用意している方が、開業への本気度や返済能力を示しやすくなります。

借りた後の使い道を明確にする

融資資金は、仕入れ、制作、広告、物流、運転資金など、使い道を明確にしておく必要があります。

何にいくら使うのかが曖昧だと、資金調達後に無駄な支出が増えやすくなります。

補助金はECサイト制作費よりも販路拡大の目的で活用する

アパレルネットショップ開業時には、補助金を活用できる可能性があります。

ただし、補助金は単に「ECサイト制作費を安くするためのお金」と考えるより、販路拡大や売上向上のための投資として考えることが大切です。

たとえば、新しい販売チャネルの構築、広告施策、業務効率化ツールの導入、海外販売への準備など、事業成長につながる取り組みとして申請する方が内容に説得力が出ます。

補助金は後払いが基本になることも多いため、先に支払う資金も準備しておきましょう。

補助金は採択されない可能性もある

補助金は申請すれば必ずもらえるものではありません。

審査があり、採択されないケースもあるため、補助金ありきで開業資金を組むのは危険です。自己資金や融資と組み合わせて考えましょう。

対象経費を事前に確認する

補助金によって、ECサイト制作費、広告費、システム導入費、機材費など対象になる経費が異なります。

申請前に、自分の使いたい費用が対象になるかを確認しておくことが重要です。

入金までのタイムラグを考慮する

補助金は、採択後すぐに入金されるわけではなく、事業実施後に精算されるケースも多いです。

先に支払いが必要になるため、手元資金に余裕を持った計画を立てましょう。

クラウドファンディングで開業前に需要をテストする

クラウドファンディングは資金集めだけでなく、商品企画のテストマーケティングとしても活用できます。

アパレルネットショップを開業する前に、クラウドファンディングを活用して需要をテストする方法もあります。

特にオリジナルブランドやこだわりのある商品を販売する場合、いきなり在庫を大量に作るのではなく、事前に購入希望者を集めることで、商品の反応を確認できます。

クラウドファンディングは資金調達だけでなく、ブランドストーリーを伝えたり、ファンを作ったりする場としても有効です。

開業前に「本当に売れるのか」を検証できる点が大きなメリットです。

クラウドファンディングは資金集めだけでなく、商品企画のテストマーケティングとしても活用できます。

在庫リスクを抑えて商品を作れる

クラウドファンディングでは、支援数を見てから生産数を調整できます。

売れるかわからない商品を先に大量生産するよりも、需要を確認してから作れるため、在庫リスクを下げられます。

ブランドの想いを伝えやすい

アパレル商品は、デザインや価格だけでなく、ブランドの背景や作り手の想いも購入理由になります。

クラウドファンディングではストーリーをしっかり伝えられるため、共感による購入につながりやすいです。

開業前からファンを集められる

支援してくれた人は、開業後の初期ファンになる可能性があります。

商品発送後にECサイトやSNSへ誘導すれば、リピート購入や口コミにもつながりやすくなります。

仕入れ資金と広告費を分けて資金計画を立てる

アパレルネットショップ開業でよくある失敗が、資金の大半を仕入れに使ってしまい、集客に使う広告費が残らないことです。

どれだけ良い商品を用意しても、ネットショップに人が来なければ売上は発生しません。

特に開業初期は、SNSだけで十分なアクセスを集めるのが難しい場合もあるため、広告費や撮影費、ページ改善費を最初から資金計画に入れておく必要があります。

仕入れ資金と広告費を分けて管理することで、売るための活動を継続しやすくなります。

仕入れに使う上限額を決めておく

開業時は「これも売れそう」と商品を増やしたくなりますが、仕入れ額に上限を決めておくことが重要です。

資金を使い切らず、広告や改善に回せる余力を残しましょう。

広告費はテスト予算として考える

最初の広告費は、いきなり大きな売上を狙うよりも、どの商品に反応があるかを確認するテスト費用として使うのがおすすめです。

反応の良い商品に絞って広告を強化しましょう。

撮影やページ改善にも資金を残す

アパレルネットショップでは、写真や商品説明の質が購入率に直結します。

広告で集客してもページが弱いと売れないため、撮影やページ改善に使う費用も確保しておきましょう。

資金調達前に月商別の赤字ラインを決めておく

資金調達をする前に、月商ごとの赤字ラインを決めておくことも重要です。

アパレルネットショップは、売上が上がっていても、仕入れ費、広告費、送料、手数料、人件費などを差し引くと利益が残らないケースがあります。

特に開業初期は売上を追うことに意識が向きがちですが、赤字が続けば事業を継続できません。

月商30万円、50万円、100万円などの段階ごとに、どの費用まで使えるのかを事前に決めておくことで、無理な投資を防げます。

売上ではなく粗利で判断する

月商が高くても、原価や広告費が大きければ利益は残りません。

資金計画では売上だけでなく、粗利額を基準にして運営費を考えることが重要です。

固定費と変動費を分けて管理する

ECサイト利用料、倉庫費、人件費などの固定費と、仕入れ、送料、広告費などの変動費を分けて考えると、赤字ラインが見えやすくなります。

費用構造を把握することが重要です。

撤退・縮小の基準も決めておく

資金があると、赤字でも続けてしまうことがあります。

何ヶ月連続で赤字なら広告を縮小する、仕入れを減らすなど、事前に判断基準を決めておくと冷静に運営できます。

アパレルネットショップ開業で小規模ブランドが大手と差別化する方法

大手が拾えない小さな悩みに絞って商品を作る

小規模ブランドは、大手と同じ土俵で戦うよりも「この悩みならこのブランド」と思われるポジションを作ることが重要です。

小規模なアパレルネットショップが大手と差別化するには、幅広い層に売ろうとするのではなく、大手が拾いきれない小さな悩みに絞ることが大切です。

たとえば「低身長でもバランスよく着られる服」「仕事帰りでも疲れて見えない服」「授乳中でもおしゃれに着られる服」など、具体的な悩みに寄り添うことで、価格や知名度ではなく共感で選ばれやすくなります。

小規模ブランドの強みは、ターゲットを狭く深く理解できることです。

小規模ブランドは、大手と同じ土俵で戦うよりも「この悩みならこのブランド」と思われるポジションを作ることが重要です。

ターゲットを狭めるほど刺さりやすい

万人向けの商品は大手が強い領域です。

小規模ブランドは、特定の悩みを持つ人に絞ることで、「まさに自分のための商品」と感じてもらいやすくなります

悩みを商品名や説明文に反映する

商品の特徴だけでなく、どんな悩みを解決するのかを商品名や説明文に入れると、購入者に伝わりやすくなります。

機能よりも、着用後の変化を伝えることが重要です。

SNSで悩みの言葉を拾う

商品企画のヒントは、SNSの投稿や口コミに多くあります。

ターゲットが普段どんな不満や悩みを話しているかを集めることで、大手にはない商品作りにつなげられます。

服のデザインだけでなく着用シーンで差別化する

アパレルネットショップでは、デザインだけで差別化しようとすると競合と似た印象になりやすいです。

そこで重要なのが、服そのものではなく「どんな場面で着る服なのか」を明確にすることです。

たとえば、同じワンピースでも「子どもの送り迎えに着られる」「オンライン会議で上半身が映える」「旅行先でシワになりにくい」など、着用シーンを具体化することで購入イメージが高まります

小規模ブランドは、生活の細かい場面に寄り添うことで差別化できます。

商品ページで着用シーンを見せる

白背景の商品写真だけでなく、通勤、休日、旅行、子育て、デートなどの着用シーンを見せると、購入者が自分の生活に置き換えて考えやすくなります。

コーデ提案で使い道を増やす

1つの商品に複数のコーデ提案を用意すると、購入後の使い道がイメージしやすくなります。

着回しの幅を見せることで、価格に対する納得感も高まります。

商品説明はスペックより場面で伝える

「ポリエステル100%」だけでは魅力が伝わりにくいです。

「雨の日でも乾きやすい」「長時間座ってもシワになりにくい」など、生活場面に変換して伝えましょう。

ブランドの世界観を商品ページ以外でも統一する

小規模ブランドが選ばれるためには、商品ページだけでなく、SNS、梱包、同梱物、メール、広告、購入後のメッセージまで世界観を統一することが重要です。

大手に比べて商品数や知名度で劣っていても、ブランド全体の雰囲気に一貫性があると、購入者の記憶に残りやすくなります。

アパレルは感性で選ばれる要素が大きいため、言葉遣い、写真のトーン、色使い、パッケージまで統一することで、単なる服ではなく「ブランド体験」として認識されやすくなります

SNSとECサイトの印象を揃える

SNSではおしゃれに見えるのに、ECサイトに入ると雰囲気が違うと購入意欲が下がります。

写真の色味、文章のトーン、使用する言葉を揃えることで安心感が生まれます。

梱包もブランド体験の一部にする

商品が届いた瞬間の印象は、リピートにつながる重要なポイントです。

箱、袋、ショップカード、メッセージカードなどに世界観を反映させると、記憶に残りやすくなります。

メールやLINEの文面も統一する

購入完了メールや発送通知も、ブランドらしさを伝える接点です。

事務的な文章だけでなく、ブランドの雰囲気に合った言葉を使うことで、購入後の満足度を高められます。

少量販売を弱みではなく限定感として見せる

少量販売は弱みではなく、伝え方次第で「こだわり」や「希少性」として見せられます。

小規模なアパレルネットショップでは、大量生産ができないことを弱みと考えがちですが、見せ方次第では「限定感」や「特別感」に変えることができます。

大手のように豊富な在庫を持てなくても、「少量生産」「再入荷未定」「受注生産」「数量限定」といった表現を使うことで、購入の後押しにつながります。

ただし、単に在庫が少ないことを煽るのではなく、なぜ少量なのかを伝えることが大切です。

丁寧に作っている、無駄な在庫を持たないなどの理由があると、ブランド価値として伝わります。

少量販売は弱みではなく、伝え方次第で「こだわり」や「希少性」として見せられます。

少量生産の理由を伝える

「在庫が少ない」だけでは不安になりますが、「品質を保つため」「廃棄を減らすため」など理由を伝えると、少量販売がブランドの姿勢として伝わります

再入荷情報を集客に活用する

完売した商品は、再入荷通知や予約販売につなげることで次の販売機会を作れます。

売り切れを終わりにせず、顧客リストを増やす導線として活用しましょう。

限定感を出しすぎないことも大切

毎回「限定」「残りわずか」と強調しすぎると、信頼を失う可能性があります。

本当に数量が限られている商品だけに使い、誠実な表現を心がけましょう。

作り手の顔や背景を見せて購入理由を増やす

小規模ブランドが大手と差別化するには、商品そのものだけでなく、作り手の顔や背景を見せることも有効です。

誰が、どんな想いで、なぜその服を作ったのかが伝わると、購入者は単なる価格比較ではなく、共感で商品を選びやすくなります。

特にアパレルネットショップでは、実物を手に取れない分、ブランドへの信頼感が購入を左右します。

制作過程、素材選び、失敗談、開発ストーリーなどを発信することで、ブランドに人間味が生まれます

商品開発の裏側を発信する

完成品だけでなく、サンプル作成、素材選び、修正過程などを見せると、商品へのこだわりが伝わります。

購入者は背景を知ることで、価格にも納得しやすくなります。

代表者やスタッフの想いを載せる

ブランドを始めた理由や、商品に込めた想いを伝えることで共感が生まれます。

小規模ブランドでは、運営者の考え方そのものが大きな差別化要素になります。

失敗や改善の過程も信頼につながる

完璧な情報だけでなく、試行錯誤している過程を見せることで親近感が生まれます。

サイズ改良や素材変更の理由を伝えると、誠実なブランドとして認識されやすくなります。

大手と価格で戦わず購入後の体験で選ばれる設計にする

小規模なアパレルネットショップが大手と価格で競争するのは危険です。

大手は仕入れ量や生産量が多く、価格を下げても利益を確保しやすいため、小規模ブランドが同じ土俵で戦うと利益が残りにくくなります。

そこで重要なのが、購入後の体験で選ばれる設計です。

丁寧な梱包、着こなし提案、アフターフォロー、サイズ相談、手書きメッセージなど、大手が効率化しがちな部分に温度感を出すことで、価格以外の理由で選ばれるブランドになれます

購入後の不安を減らす連絡を入れる

発送通知だけでなく、商品到着後の着用方法やお手入れ方法を案内すると、購入者の満足度が高まります。

売って終わりではなく、使い始めまでサポートする姿勢が大切です。

同梱物で次の購入につなげる

ショップカードやコーデ提案、次回使えるクーポンなどを同梱すると、リピートのきっかけになります。

単なるチラシではなく、購入商品に合った内容にすると効果的です。

小規模だからできる個別対応を強みにする

サイズ相談やコーデ相談など、顧客一人ひとりに寄り添う対応は小規模ブランドの強みです。

効率だけでなく、丁寧な対応をブランド価値として打ち出しましょう。

アパレルネットショップ開業後に売れないときの改善ポイント

アクセスが少ないのか購入率が低いのかを最初に切り分ける

売れない原因は商品だけとは限りません。まずはアクセス数と購入率を分けて確認しましょう。

アパレルネットショップ開業後に売れない場合、まず確認すべきなのは「アクセスが少ないのか」「アクセスはあるのに購入されていないのか」という切り分けです。

アクセスが少ない状態で商品ページを改善しても、そもそも見られていないため効果は限定的です。

一方で、アクセスがあるのに売れない場合は、写真、価格、サイズ情報、送料、決済方法などに問題がある可能性があります。

売れない原因を感覚で判断するのではなく、数字を見ながら改善箇所を特定することが大切です。

売れない原因は「商品が悪い」とは限りません。まずはアクセス数と購入率を分けて確認しましょう。

アクセス数が少ない場合は集客を見直す

サイト訪問者が少ない場合は、SNS投稿、広告、SEO、モール内検索などの集客施策を見直す必要があります。

商品ページ以前に、まず見込み客を集める導線を作りましょう。

アクセスがある場合は購入率を確認する

アクセスはあるのに売れない場合は、商品ページの情報不足や購入導線に問題がある可能性があります。

カート投入率や離脱ページを確認し、どこで止まっているかを見ましょう。

数字を見ずに値下げしない

売れないとすぐ値下げしたくなりますが、原因が集客不足や情報不足なら値下げしても改善しません。

まずはアクセス数、購入率、カート離脱率を確認してから判断しましょう。

商品が悪いと決めつける前に見せ方を改善する

商品が売れないと「商品自体に魅力がない」と考えてしまいがちですが、実際には見せ方に問題があるケースも多いです。

アパレルネットショップでは、写真、説明文、モデルの着用イメージ、サイズ表、コーデ提案などによって商品の印象が大きく変わります。

実物では魅力的な商品でも、写真が暗い、サイズ感が伝わらない、着用シーンが想像できない場合、購入にはつながりません。

売れない商品は、値下げや廃番の前にまず見せ方を改善しましょう

写真の明るさと枚数を見直す

商品写真が少ない、暗い、素材感がわかりにくい場合、購入者は不安を感じます。

正面、横、後ろ、アップ、着用画像など、複数の写真で商品理解を深めましょう。

商品説明を購入者目線に変える

素材やサイズだけでなく、「どんな日に着られるか」「どんな悩みを解決するか」を書くと、購入後のイメージが湧きやすくなります。

スペック説明だけで終わらせないことが大切です。

コーディネート画像で魅力を引き出す

単品写真では魅力が伝わりにくい商品も、コーディネートで見せると購入されやすくなります。

手持ちの服と合わせやすいことを伝えると、購入ハードルを下げられます。

サイズ感・素材感・着用イメージの不安を減らす

アパレルネットショップで購入を迷う大きな理由は、サイズ感・素材感・着用イメージがわからないことです。

実店舗であれば試着できますが、ネットショップでは写真と説明文だけで判断しなければなりません。

そのため、購入者の不安をどれだけ減らせるかが売上に直結します。

サイズ表を載せるだけでなく、モデルの身長、着用サイズ、フィット感、透け感、生地の厚み、伸縮性などを具体的に伝えることで、購入前の迷いを減らすことができます

モデル情報を詳しく載せる

モデルの身長、体型、着用サイズを記載すると、購入者が自分に近い着用感を想像しやすくなります。

可能であれば、複数体型の着用画像を用意するとさらに効果的です。

素材感は写真と文章の両方で伝える

「柔らかい」「厚手」などの表現だけでなく、生地のアップ写真や動画を使うと素材感が伝わりやすくなります。

透け感、伸縮性、重さなども購入判断に役立ちます。

サイズ表は実寸でわかりやすくする

S・M・L表記だけでは不十分です。

肩幅、身幅、着丈、袖丈などの実寸を載せることで、購入者が手持ちの服と比較しやすくなり、返品リスクも減らせます。

売れない商品は値下げ前にコーデ提案で再訴求する

売れない商品は、値段ではなく「使い方が伝わっていない」だけの可能性もあります。

売れない商品があると、すぐにセール価格にして在庫を減らそうと考えがちですが、その前にコーデ提案で再訴求することをおすすめします。

アパレル商品は、単体では魅力が伝わりにくくても、合わせ方を見せることで一気に購入イメージが湧くことがあります。

特にベーシックな商品や個性的な商品は、「どう着ればいいかわからない」という理由で売れていない可能性があります。

値下げをする前に、着回し提案や季節別コーデを追加して、商品の見え方を変えてみましょう

売れない商品は、値段ではなく「使い方が伝わっていない」だけの可能性もあります。

売れない理由が価格とは限らない

売れない原因は、価格ではなく使い方が伝わっていないことかもしれません。

値下げする前に、商品ページやSNSで着用シーンを増やし、購入後のイメージを補強しましょう。

手持ち服との合わせやすさを伝える

購入者は「自分の服と合わせられるか」を気にしています。

デニム、白シャツ、ジャケットなど、一般的に持っている服とのコーデを見せると購入しやすくなります。

季節の切り口で再提案する

春は羽織り、夏は一枚着、秋は重ね着など、季節ごとの着方を提案すると、同じ商品でも新しい魅力を伝えられます。

売れ残りではなく、今必要な商品として見せることが大切です。

SNSで反応がある商品と実際に売れる商品を分けて考える

アパレルネットショップでは、SNSで「いいね」が多い商品が必ず売れるとは限りません。

見た目が華やかな商品はSNSで反応を集めやすい一方、実際に購入されるのは着回しやすい商品や価格に納得感のある商品というケースもあります。

SNSの反応だけを基準に仕入れや商品展開を決めると、売れない在庫が増える可能性があります。

大切なのは、SNSでの反応、商品ページへの流入、カート投入、購入数を分けて見ることです。

いいね数だけで仕入れを判断しない

SNSのいいね数は興味の指標にはなりますが、購入意欲とは別です。

保存数、リンククリック、問い合わせ数なども確認し、実際の購買行動に近い反応を重視しましょう。

SNS映え商品と売上商品を分ける

SNS映えする商品は集客用、売れ筋商品は利益用として役割を分ける考え方もあります。

すべての商品に同じ役割を求めるのではなく、目的別に評価しましょう。

投稿ごとの売上貢献を確認する

どの投稿から商品ページにアクセスがあり、どの商品が購入されたのかを確認すると、SNS運用の改善につながります。

反応が良い投稿と売上につながる投稿を分けて分析しましょう。

広告を増やす前に商品ページの離脱ポイントを確認する

売上が伸びないと、広告費を増やしてアクセスを集めようと考えがちですが、商品ページに問題がある状態で広告を増やしても、費用だけがかかって売上につながらない可能性があります。

まずは、商品ページのどこでユーザーが離脱しているのかを確認しましょう。

写真を見て離脱しているのか、サイズ情報で迷っているのか、送料や返品条件で不安になっているのかによって改善策は変わります。

広告費を増やす前に、購入率を上げる土台を整えることが大切です。

カート前の離脱が多い場合は情報不足を疑う

商品ページからカートに進まない場合、サイズ感、素材感、価格、写真、レビューなどの情報が不足している可能性があります。

購入前の不安を減らす情報を追加しましょう。

カート後の離脱は送料や決済を確認する

カートまでは進むのに購入されない場合、送料、配送日数、決済方法、会員登録の手間などが原因かもしれません。

購入完了までの負担を減らすことが重要です。

広告改善よりページ改善が先のこともある

広告のクリック率が良くても購入率が低い場合、広告ではなくページ側に問題があります。

広告費を増やす前に、商品ページの内容や購入導線を改善しましょう。

まとめ

アパレルネットショップを開業するときは、以下の流れで行いましょう。

1.ブランドのコンセプトを決める
2.商品を用意する
3.ネットショップへの出店方法を決める
4.ネットショップや商品ページを制作する
5.集客を行う
6.在庫管理・発送業務を行う

また初めてアパレルネットショップを開業するときは、おすすめのEC制作会社にお願いするのがおすすめですよ。

 

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