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Firework(ショート動画アプリ)とは?6つのメリットや料金、機能もご紹介!

近年、InstagramやFacebook、TikTokなどのSNSで短い動画やライブ配信で商品の紹介、販売を行うといった手法が多く行われています。
しかしこの方法で売り上げが上がるかどうかには、ライブ配信をするインフルエンサーの知名度やアカウントのフォロワー数に依るところが多く、ユーザーのトラフィックを確保するのには多くの工数とコストがかかってしまいます。
Fireworkでなら商品を販売している企業のWebサイト自体に簡単にライブ配信・ショートムービーの埋め込みができます。これによりフォロワーが少なくても、商品の魅力を訴求することができます。
そこで今回はFireworkについて、その概要や導入のメリット、成功事例も含めてご紹介いたします。

監修者

アートトレーディング株式会社代表取締役。
2002年に楽天市場へ出店したことをきっかけに、EC支援サービスの提供をスタート。累計150社以上のサイト制作、運営経験を持つ。

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Firework(ショート動画アプリ)とは?


Fireworkとは、シリコンバレーに本社を持つスタートアップ企業「Loop Now Technologies」が提供するウェブサイトに縦型ショート動画(ストーリーズ)を搭載するマーケティングプラットフォームです。
Fireworkはアメリカや日本、インド、カナダ、ロシアなどグローバルに拠点を拡大しています。毎月2.5億人以上のユーザーがFireworkを通して、縦型ショート動画を視聴しています。Fireworkのサービス開始直後はアメリカ版Tik Tokとしてサービスを展開していましたが、他のサービスとの差別化を図るためターゲットをビジネスユーザーに切り替えました。2021年には、FireworkはShopifyとの連携が可能になり、EC市場で今注目を集めるアプリになっています。

Fireworkが日本に進出した背景

アメリカ合衆国のスタートアップ企業が開発したアプリであるFireworkの日本進出の背景には、ショート動画の浸透率にあります。
日本ではTikTokやInstagramのReel機能など、ショート動画の閲覧が可能なアプリが人気を集めています。
しかし多くのショート動画はSNS上のみでしか運用されておらず、WEBサイト上で運用されているショート動画は存在していませんでした。Loop Now Technologies社は日本に住む人びとのショート動画への抵抗感の少なさから、SNS以外の場所でもショート動画は受け入れられると考え、Fireworkの日本への進出を決断したようです。

Fireworkを利用する6つのメリット

ECで購入する際のユーザーの不安が払拭される

ECサイト運営をする際に、ユーザーが購入をためらう最大の理由がその商品を実際に見ていないことによる不安です。Fireworkでは、Webサイトに動画を埋め込めるようにすることで商品のより細かいディテールを消費者に伝え、商品購入に関する不安を払拭することができます
EC業界以外でも、ユーザーの不安を取り除くために動画を活用する流れが出てきています。
SNSを見れば、文書による投稿が中心だったTwitterもTik TokやInstagramのストーリーズの登場によりショートムービーを取り入れた機能を追加するなど、より気軽に、より手短に、よりリアルに近い体験ができるサービスへと変化しています。
そのため、EC業界でもよりユーザーが欲しい情報をより端的にわかりやすく伝えるためにショートムービーを活用するサイトが増えており、今後も多く活用されていくでしょう。

お客様に「購入のきっかけ」を与えることができる

Fireworkを利用することで、消費者へ「購入のきっかけ」を与えることができます
消費者は商品の購入までに「認知→興味・関心→比較・検討→購入」の段階を踏みます。
Fireworkは商品を認知し、興味・関心を持って自社サイトを訪れた消費者に対してショートムービーで商品の魅力や商品の素材感、使用感、サイズ感を十分に伝えることによって消費者に「商品購入のきっかけ」を与えます。

操作性に優れている

Fireworkは、スマートフォンさえあれば縦型、横型問わず簡単に動画を作成・編集することができます。ライブ配信も配信したいと思った時にいつでも自社サイト上でライブ配信を行うことができます。
また、自社サイトへのライブ配信の搭載も、Fireworkの管理画面上で発行される専用の埋め込みコードを貼り付けるだけで簡単に行うことができます。

サイトの滞在時間が増加する

Fireworkを導入するメリットとして次に挙げられるのが、サイト滞在時間の増加が見込まれることです。サイトの滞在時間の増加によりユーザーの購買意欲が高まりサイトの回遊率も向上し、エンゲージメント指数が改善されることも期待されます。

ライブ配信に関する集客コストが削減できる

また、Fireworkを利用することでサイトの集客力を上げることができます。
Fireworkはショートムービーを自社サイトや自社アプリ上で配信するため、SNSでの配信と異なりユーザーの配信者へのトラフィックを確保する必要がありません。
そのためライブ配信に関する集客の手間を省くことが可能になります。

他のサイトと差別化できる

他のサイトと差別化できることもFireworkを利用することのメリットです。Fireworkの利用によって、SNSなどのプラットフォームに依存することなく事業者と購買者の直接的な接点を生み出し、さらに多くの消費者にリーチすることができるようになります。
ショート動画自体はTik TokやInstagramでも配信することが可能ですが、その場合の動画の集客力はアカウントのフォロワー数に依存するしかありません。
なぜならアカウントのフォロワー数以上の集客を見込むことが難しいためです。
加えてこれらのサービスはインフルエンサー個人などにユーザーの注目されてしまい、事業者自体と消費者の結びつきを強める効果はあまり期待できず、事業者向けのサービスとは言えませんでした。
しかしFireworkなら事業者の自社サイトでのショートムービーの簡単な配信を可能にし、事業者と購買者の直接的な接点の構築を実現します。
さらにスマートフォン、5Gの普及に合わせてモバイル最適化されたショート動画の配信にも対応しているため、動画を見る消費者もストレスを感じずに視聴することが可能になります。
購買者と事業者の直接的な接点の構築、モバイル最適化された機能の導入の2点を兼ね備えたサービスであるFireworkを導入することで他社サイトとの差別化を図ることができます。

Fireworkの料金

Firework SaaS型 SNS型 Platform型
自社サイト配信
自社アプリ配信
SNS配信
料金体系 月額費用のみ 初期費用+月額費用
(+販売手数料)
販売手数料
(+月額費用)

ライブ配信サービスを提供しているSaaSやプラットフォームを利用しようとすると、ほとんどの場合において利用料金には月額料金にプラスして販売手数料や初期費用がかかってきます。
SNSでライブ配信を行う場合には、利用料金はかかりませんが利用している各SNS内での配信しかできません。そのため十分な集客が難しいというデメリットがあげられます。

Fireworkの4つの機能とは?

自社サイト内でライブコマース

Fireworkでは、自社ECサイト内でライブ配信を行うことができます。自社サイト内でのライブ配信をすることで商品の購入までの動線を確保し、よりシームレスな購入体験を消費者に提供できます。
加えて自社サイトでのライブストリームにはSNSでライブ配信する場合に必要なアカウントのフォロワー集めや事前の告知など、集客に必要な手間をかける必要がありません。SNSという媒体に依存せず、誰でも気軽に閲覧できる開かれたライブストリームを可能にします。

Firework Studioで簡単に動画制作・編集

FireworkとStudioが連携したことにより、Studioという1つのツールのみでブラウザ上で簡単に動画の編集ができるようになりました。
スライドショーや音楽の追加もでき、シンプルな操作でWebサイトに動画をアップまでを完結させることができます。

自社Webサイトに動画埋め込み可能

Fireworkでは自社サイトに簡単に動画を埋め込むことができます。単なる縦動画のみでなくページに合わせた動画フォーマットを選択可能なので、自社製品の魅力を最大限に引き出すようなレイアウトを実現します。
Fireworkで実装可能なストーリーのフォーマットは以下の通りです。

使用可能なフォーマット

  • カルーセル:カルーセル型でスワイプすると動画コンテンツを表示。
  • グリッド:複数の動画コンテンツを表示
  • ストーリーブロック:1つの動画コンテンツが占有率の高い状態で表示される
  • ストーリーピン:画面上にストーリーが固定表示される。

加えて動画のグループや順序もWebサイト上で編集可能なため、いつでも最適な形で動画を表示できます。
さらに近年のスマートフォン需要拡大に合わせて、Fireworkでは動画の機能・レイアウトをモバイルファースト使用に対応させています。
モバイルユーザーに合わせた洗練されたデザインと、動画をオートプレイにすることでユーザーの興味関心を高めます。

動画内に商品情報も埋込可能

Fireworkでは動画内に商品に関連した情報を載せることができます。
Shopifyアプリを利用することによって簡単に商品情報を登録可能で、動画からワンクリックで商品の詳細説明などを表示できます。
加えて動画内の「Buy」ボタンから商品購入ページに飛んだり、他にも「詳しく見る・予約する」などのユーザーのニーズと商品販売状態に合わせた複数のボタンを実装可能です。

Firework導入の成功事例7選

[顧客購入率500%向上!] Audpop


Audpopとは、簡単に動画の作成ができるビデオ作成プラットフォームです。
Audpopではもともと自社で作成していた動画をFireworkを利用し、その動画の短縮版を自社サイトに埋め込むことで自社の魅力をより完結に伝えることが可能になりました。
結果として、Audpopでは顧客の購入率500%向上を達成しています。

【顧客満足度5倍向上!】Tokyo Japan



Tokyo Japanの所有するブランドである「Foo Tokyo」は、「頑張る人の為のFoo Time」をコンセプトにラウンジウェアやスキンケア商品を提供するライフスタイルブランドです。
「Foo Tokyo」のブランドサイトにFireworkを導入し、新商品のショート動画を公開することで顧客満足度を従来より5倍向上させ、ロイヤルカスタマーの獲得を実現しました。

Amazon Prime Day 2021


世界的な大手ECプラットフォームであるAmazonでは、Amazonプライムデーという年に1度開催されるプライム会員限定のイベント期間中にFireworkを利用し、消費者の購買率の上昇を達成しました。
具体的には、Fireworkを利用することでAmazonのトップページで毎日20‐30人程のインフルエンサーによるライブ配信を可能にしました。

Walmart


アメリカ発の大手小売りチェーンであるWalmart(ウォルマート)は、Walmart Shop AlongというランディングページをFireworkを利用してリリースしました。
Walmart Shop Alongでは、月に1‐2会のペースで提携しているブランドのライブコマースをホストする形式で動画配信を実施しています。クオリティーにこだわったコンテンツ制作を行い、Walmartで販売している商品の購入を促します。

Pacsun


10代・20代に人気なカリフォルニア発のアパレルブランドであるPacsunは、Fireworkを利用してライブストリーミング専用のランディングページを作成しました。ライブストリーミングでは、人気インフルエンサーとのコラボをうまく活用し、売り上げ向上とブランドの認知拡大を行っています。

Betabrand


Betabrandはヨガパンツやデニムが人気のブランドです。BetabrandではFireworkを利用して公式ホームページにライブストリーミングを設置し、ライブ配信を可能にしました。
毎日必ず1商品をライブストリーミングによって紹介しており、過去のライブ配信動画もすべて視聴できるようになっています。
ホームページで簡単にライブ配信が可能になったことから、Betabrandでは制作中の商品や販売前の商品も頻繁にライブストリーミングを行いユーザーのフィードバックをライブ中に集められるようになりました。新商品開発をユーザーと共に行うという新体験をライブ配信を通じて提供しています。

Esteelauder


世界的な人気を誇るコスメブランドのEsteelauder(エステローダー)は、Fireworkを利用してライブストリーミング専用のページを解説しました。
ライブ配信ではビューティーアドバイザーが直接カメラの前で商品を手に取りメイクアップを行います。実際の肌ざわりや化粧時のヒントなど、商品情報だけでなく日々のメイクアップの手助けになるようなヒントも一緒に提供しています。
Fireworkを利用してライブ配信が可能になることで、普段は店頭でのみしかできなかった顧客へのコンサルティングがオンラインでもできるようになりました。

FireworkとTik Tok、Vimeoそれぞれの違いとは?

FireworkとTik Tokの違いとは?

FireworkとTik Tokの決定的な違いは運用を行っている市場にあります
Tik TokはSNSという市場をターゲットとしていますが、Fireworkはオープンウェブというより大きな開かれた市場をターゲットとしています。Tik Tokの市場は対象のSNSのユーザーのみをターゲットとする「閉じられた市場」で、その成長度にも限界があります。しかしオープンウェブはターゲットの制限がなく、市場にはインターネットを利用する全員が含まれます。
SNSの約100倍のユーザーを抱えているオープンウェブ市場で爆発的な成長を期待されているのがFireworkです。これはFireworkとTIk Tokの大きな違いです。

FireworkとVimeoの違いとは?

Tiktokと同様にFirework と比較されることの多いアプリとして、動画共有サイトの「Vimemo」があります。
FireworkとVimemoの最大の違いはそれぞれのアプリ自体が集客効果を持っているかどうかにあります。Vimemoの場合はWebサイトに動画が埋め込まれているのみで、Vimemo自体が集客効果を持っているわけではありません。
一方でFireworkでは、Fireworkを設置したサイト同士がFireworkを通じて大きなネットワークを作ります。
Fireworkの動画はコンテンツ配信やECサイトへの埋め込みに利用するだけでなく、Firework独自のネットワークのなかで広告としても流すことができます。この点がFireworkとVimemoの大きな違いです。

FireworkはShopify、STUDIOと連携可能!

Firework×Shopify

Fireworkでは、今年からShopifyとの連携が可能になりました。
Shopifyは、誰でも簡単に低コストでECサイトの構築を行うことができるECプラットフォームです。
導入の手軽さや決済手数料が他プラットフォームに比べて安いこと、機能の拡張性があることから人気を集め、世界ナンバー1のシェア率を誇っています。
ShopifyとFireworkの連携によって、ShopifyアプリとしてFireworkの搭載が可能になります。これによって自社サイトで直接消費者との接点を持つことができ、ロイヤルカスタマーの獲得や消費者の購入体験をより良いものにすることが可能になります。
Fireworkの機能を搭載する場合や、Fireworkを搭載しているWebサイトを作成したい場合、外部の企業のECサイトの制作を外注するという方法があります。

 

[FireworkとShopifyの連携を支援] ART TRADINGとは?


アートトレーディングは東京都港区に位置しているECサイト・ネットショップの制作・運営代行業者です。
アートトレーディングはShopifyのエキスパートパートナーとしてECサイトの構築実績が豊富なため、Fireworkを搭載したECサイトの構築、Shopifyで構築したWEBサイトへのFirework機能の搭載も可能です。

Firework×STUDIO


Fireworkは、STUDIO株式会社が運営する「アイデアを誰でもカタチに出来る世界」を作ることを目指して開発された次世代のWebデザインプラットフォームである「STUDIO」との連携も可能になりました。
STUDIOではノーコードでウェブデザインからコーディング・サーバー・ドメインまでを一括で提供しています。
FireworkとSTUDIOの活用によって、クリエイターは自身の動画ポートフォリオをモバイル最適した形で、より手軽にWebサイトに掲載できるようになります。

Fireworkの今後の展開

Fireworkの掲げている最終的なゴールは、「あらゆるWebサイトが、動画を使ってWebサイトの価値を高める」ことです。
SNSという限られたプラットフォームに依存しているショートムービーでの商品販売を、Webサイト主導での商品販売に移行し、Webサイト同士がFireworkを通じてネットワークを形成していくことを目標としています。
この目標を達成するためにFireworkでは、より簡単に低価格でショートムービーの制作、Webサイトへの埋め込みが可能になるよう新機能を次々と公開しています。
「動画を作るのは難しい」「動画を作るには莫大なコストがかかる」という固定観念を払拭するアプリとして、オープンウェブサイト市場ではFireworkに注目が集まっています。

まとめ

いかがでしたでしょうか。
本記事ではFireworkについてご紹介いたしました。
FireworkとShopifyの連携が可能になりアートトレーディングはFireworkサービスの代理店となったため、本サービスを提供できるようになりました。

Shopifyエキスパートである知見を活かして、サイト制作や運営、動画撮影・編集も提供いたします。

もちろんFireworkだけのご提供も可能です。

「動画で自社製品の魅力を伝えたい!」
「商品をしっかりPRをしたい」とお考えの方には特にピッタリです。
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