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アパレルネットショップを開業するときの流れは?開業資金や利益率についてもご紹介

アパレルネットショップを開業したい!どうやって開業すればいい?と気になっていませんか。

結論、アパレルネットショップは、以下の流れで開業するのがおすすめです。

1.ブランドのコンセプトを決める
2.商品を用意する
3.ネットショップへの出店方法を決める
4.ネットショップや商品ページを制作する
5.集客を行う
6.在庫管理・発送業務を行う

この記事では他にも「開業資金」や「利益率について」、「おすすめのEC制作会社」など、アパレルネットショップを開業するのに必要な情報をすべてご紹介していきます。ぜひ参考にしてくださいね。

執筆者

佐藤美樹

アートトレーディング株式会社の専属WEBライター。
ECサイト運営では、SEOやSEM、SNSマーケティングの導入・運用を担当。現在はECサイト運営に関する記事の執筆を行う。

監修者

アートトレーディング株式会社代表取締役。
2002年に楽天市場へ出店したことをきっかけに、EC支援サービスの提供をスタート。累計150社以上のサイト制作、運営経験を持つ。

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アパレルのネットショップ開業の流れ

まずはアパレルのネットショップを開業する流れを見ていきましょう。

1.ブランドのコンセプトを決める
2.商品を用意する
3.ネットショップへの出店方法を決める
4.ネットショップや商品ページを制作する
5.集客を行う
6.在庫管理・発送業務を行う

順を追って解説していきます。

1.ブランドのコンセプトを決める

まずはネットショップとして展開するアパレルブランドのコンセプトを決めていきましょう。

ブランドコンセプトとは、そのブランドがユーザーに対してどのような価値を提供するのかと言語化したもの。(例えば、「ユニクロ」であれば”ファッションをもっと自由に。”というブランドコンセプトを掲げ、低価格で品質が高く、旬のデザインの洋服を提供しています。)

このブランドコンセプトをしっかりと定めておかなければ、お客さんがファンになってくれるアパレルネットショップをつくるのは難しいので、慎重に決定するようにしましょう。

なお、ブランドコンセプトを決定するには「ターゲットを設定する」「ブランドプロミスの作成」「ブランドストーリーの作成」「ブランドの強み・独自性・実績」といったことを改めて洗い出す必要があります。ここから詳しく見ていきましょう。

◆ターゲットを設定する

ブランドコンセプトを決める際は、まずターゲットの設定をするようにしましょう。

ターゲットの設定と言っても、「20~30代の女性」といったようなざっくりとした選定ではいけません。

「年齢」「性別」「住んでいる地域」「家族構成」「仕事」「年収」「ライフスタイル」「趣味」「悩み」までをしっかりと深ぼったペルソナ像を立てるようにしてくださいね。

【例】レディースアパレルショップの場合
35歳女性・東京渋谷区に住んでいる・広告代理店勤務で年収450万円(正社員)・通勤は電車・趣味は友達とおしゃれカフェに行くこと・インスタにおしゃれな写真をあげるのにはまっている・悩みは貯金がたまらないこと

ブランドコンセプトを決める際は、ここで決定したペルソナ像が一番喜ぶコンセプトにしましょう。

◆ブランドプロミスの作成をする

次にブランドプロミスを作成しましょう。

ブランドプロミスとは、ブランドがユーザーに対して約束する品質や機能・価値のことです。

例えば、インテリアショップのfrancfrancでは、以下のようなブランドプロミスを掲げています。

”Francfrancとは「いろ」です。

日常の中で、いつも心を弾ませる、

サプライズやアクセントでありたいと思っています。

いつも心を踊らせる、ワクワクやウキウキでありたいと思っています。

ただ無難なものを選んでいただくためではなく、ハッピーな驚きに出会えるように。

目的を果たすだけの買い物ではなく、思いもしなかった衝動買いまで楽しめるように。

毎日を色のようなもので彩りながら、人生を楽しく豊かに、幸せにしていくこと。

お客様ひとりひとりに好きな「いろ」をお届けして、みんなを笑顔にしていきます。”

ブランドプロミスをしっかりと言語化すれば、ユーザーがそのブランドを利用することで得られる未来をイメージしやすくなります。

ブランドプロミスは、ブランドのコンセプトにも直結するので、「ターゲットのユーザーから見て魅力的な内容」を作成するようにしましょう。

◆ブランドストーリーを作成する

またブランドコンセプトを決める際は、そのブランドのストーリーも考えておくと良いでしょう。

というのもブランドコンセプトを、ただ単にユーザーに響く提供価値のあるものだけで決定してしまっては、ネットショップ自体を長く続けていくことが難しいから。

「なぜそのブランドプロミスを掲げたのか」というストーリーまでを深ぼって考えないと、アパレルネットショップの運営者側が、情熱をもってネットショップを運営することがだんだん難しくなってくるということです。

ブランドストーリーは、商品を作るきっかけとなったことや商品への想いなどを思い出し、徹底的に考えてください。

ブランドストーリーを改めて考えることで、商品に対して情熱をもってネットショップを運営することができますし、ブランドのバックエンドに共感したユーザーがお店のファンになってくれることもありますよ。

◆ブランドの強み・独自性を洗い出す

最後にブランドの強み・独自性を洗い出すようにしてください。

具体的には「普通のアパレルネットショップと比較して具体的に何が強いのか」といったことを言語化すると良いでしょう。

例えば”着心地の良い服”というアパレルネットショップは、天然素材のmade in JAPANのこだわりの服作りを行っていて、これをショップ内でも謳っています。

このように強みや独自性を言語化できると、ブランドの本当の価値が上がり、お客さんからの信頼度も増していくでしょう。

2.商品を用意する

続いてアパレルネットショップで販売する商品を用意しましょう。

アパレルネットショップは、「商品を仕入れる場合」と「オリジナル商品を展開する場合」があるので、それぞれ詳しく見ていきましょう。

◆仕入れる場合

アパレルネットショップで商品を仕入れる場合は、以下4つの方法があります。

・仕入れサービスサイトを利用する
・展示会や見本市などのイベントで仕入れる
・メーカーに直接交渉する
・海外から仕入れる

それぞれ見ていきましょう・

仕入れサービスサイトを利用する

アパレルネットショップで商品を仕入れるには「仕入れサービスサイトを利用する」という方法があります。

アパレルネットショップの商品の仕入れに、仕入れサービスサイトを利用するメリットは、商品探しにかかる手間や時間を節約できるということ。また仕入れサービスサイトは、一度の仕入れの数量が少なくても対応してくれることが多いので、小規模なアパレルネットショップでもリスクなく運営することができますよ。

一方仕入れサービスサイトを利用するデメリットは、自社アパレルネットショップならではのオリジナリティを出しづらいこと。簡単に仕入れができるからこそ、競合他社との差別化が難しいということを頭に入れておきましょう。

展示会や見本市などのイベントで仕入れる

アパレルネットショップで商品を仕入れる2つ目の方法は、展示会や見本市などのイベントで仕入れるという方法です。

展示会や見本市で洋服の仕入れをするメリットは、まだ市場に展開されていない商品の仕入れをすることができることや卸業者の仲介を挟まず、低価格で仕入れができることです。

一方デメリットをあげるとすれば、展示会位によっては入場に条件があることや、決まったスケジュールに展示会に足を運ばなければならないということでしょう。

メーカーに直接交渉する

アパレルネットショップで商品を仕入れるには、ブランドのメーカーに直接交渉するという方法もあります。

メーカーに直接交渉すれば、世の中にまだ出回っていない商品の仕入れをすることが出来たり、場合によってはメーカーと共同でオリジナル商品を開発することも可能です。

ただし、メーカーに直接交渉したからと言って必ず商品の仕入れを承諾してくれるわけではありません。メーカー側に選んでもらうには、ネットショップの販売実績の豊富さは必須ともいえるので、運営が軌道に乗ってから、検討するようにしましょう。

海外から仕入れる

アパレルネットショップで販売する商品は、海外から仕入れるという選択肢も視野に入れておきましょう。

洋服を海外から仕入れれば、自社ネットショップならではのニッチな商品を展開することができ、競合との差別化にもなりますし、仕入れ先によっては低価格で商品を買い付けることも可能です。

ただし中国などの海外ECサイトで仕入れる場合は、トラブルが起きる場合も多いので、十分注意して手続きをしてくださいね。初心者で心配な場合は、代行業者に依頼するのがおすすめですよ。

◆オリジナル商品の場合

アパレルネットショップでオリジナル商品を販売したい場合は、「OEM」と「OEM」という方法で商品をつくることが可能です。

それぞれどういった方法でオリジナル商品をつくるのか詳しく見ていきましょう。

OEM

OEMとは、他社ブランド製品の製造委託を担うことです。

自社の製造工場を持たないブランドが商品の企画までを担当し、OEMメーカーは依頼通りの商品の生産を行うため、商品のディレクターやデザイナーが一人いれば自社のオリジナル商品を完成させることができます。

向上の設備や人件費を削り、低コストで商品開発をすることができるのが大きなメリットと言えますが、自社に生産技術が蓄積できないことや、委託先が競合となるリスクがあるということは、頭に入れておきましょう。

ODM

ODMとは、ブランドから依頼されて、商品のデザインから製造までを代行する会社のこと。

OEMを利用するメリットは、自社に商品デザインなどのノウハウがなくても、オリジナル商品をつくることができること。デザイナーやパタンナーの人件費を削減することも可能です。

一方デメリットとしては、デザインや生産に関するノウハウが自社に蓄積されないということです。また人件費が削減できる代わりに、商品開発における外注費用がかかるということを覚えておきましょう。

3.ネットショップへの出店方法を決める

商品の用意ができたら、ネットショップへの出店方法を決定しましょう。

ネットショップの出店は、大きく分けて以下の2つの方法があります。

・自社だけのアパレルネットショップを展開できる「自社ECサイト」
・Amazonや楽天市場などで商品を出品する「ECモール」

それぞれの方法にメリット・デメリットがあるので、次から詳しく見ていきましょう。

◆自社ECサイト

自社ECサイトとは、自社でネットショップの運営をするということです。自社で独自のドメインをもつECサイトを構築して、集客やサイト内の接客・ブランディングや顧客管理までを行います。

それでは自社ECサイトを運営するメリットとデメリットはどういったことが挙げられるのでしょうか?以下にまとめました。

★自社ECサイトのメリット
・利益率が高い
・お店のブランディングができる
・リピート率が向上しやすい
★自社ECサイトのデメリット
・自らで集客する必要がある
・成果が出るまでに時間がかかる
・ECサイトの運営に主体性が必要

上記の通り、自社ECサイトの運営は、利益率が高く、お客様がリピーターになりやすい代わりに、集客が難しく成果が出るまでに時間がかかるといった注意点があります。

そのため、自社ECサイトで商品の販売をしていくのであれば、主体性をもって運営していくという覚悟を持つようにしましょう。

◆ECモール

ECモールとは、楽天市場やAmazonなどのようなネット上のショッピングモールのことを言います。

ECモールで出店するメリットとデメリットは以下をご覧ください。

★ECモールのメリット
・モール自体に集客力がある
・モールの信頼度が高い
・初心者でも簡単に始められる
★ECモールのデメリット
・出店料や手数料がかかる
・商品の価格競争が起きやすい
・ショップのブランディングが難しい
・リピーターに繋がりにくい

ECモールは、自社ECサイトと違い集客力が高いわりに出店料や販売手数料などの費用がかかります。またお店のブランディングが難しく、リピーターが増えづらいという点にも注意するようにしましょう。

4.ネットショップや商品ページを制作する

出店方法が決定したら、ネットショップや商品ページの制作を行いましょう。

ネットショップや商品ページは、以下3つのポイントに気を付けながら制作するのがおすすめです。

・ユーザービリティの高いサイトにする
・決済手段も充実させると◎
・商品写真や紹介文はわかりやすく

※自社でECサイトや商品ページの構築をするのが難しいという場合はアパレルネットショップ開業におすすめのEC制作会社3選に依頼しましょう。

◆ユーザービリティの高いサイトにする

アパレルネットショップを構築する際は、ユーザービリティの高いデザインを意識するようにしましょう。

例えば・・・
・ユーザーがほしい商品をすぐ見つけられるようにする
・よくある疑問やチャットボットでユーザーの疑問を解決する
・購入完了までに煩わしさがない

といったように、ユーザーがECサイトを利用する上でストレスが一切かからないサイト設計を心がけましょう。

◆商品写真や紹介文はわかりやすく

またアパレルネットショップを制作する際に、商品写真や紹介文はユーザーにできるだけわかりやすくするようにしましょう。

例えば・・・
・商品写真だけではなく全身コーデの写真を掲載する
・服のサイズ感がわかるように身長別のモデルの着用画像を掲載する
・お客様レビューを掲載する
・服の素材感を動画で見せる

といったように、実物の商品を確認しなくてもユーザーが商品のイメージを持てるような商品ページを作りこむのが重要です。

◆決済手段も充実させると◎

さらに自社ECのアパレルネットショップを構築する場合は、購入時の決済手段も充実させるのがおすすめです。

というのも、現在ネットショップの決済は60%がクレジット払いですが、20代前半の若者などはクレジットカードを持たない傾向にあるから。

そのためターゲットのユーザーに合わせて「コンビニ決済」や「キャリア決済」「電子マネー決済」や「後払い決済」など、様々な決済機能に対応させることで、決済機能が原因のカゴ落ちを防ぐことができますよ。

5.集客を行う

ECサイトや商品ページの構築が完成したら、集客を行っていきましょう。

アパレルネットショップで代表的な集客方法は「SNS」「広告」「SEO対策」になります。

それぞれ見ていきましょう。

◆SNS

SNS運用とは、会社のイメージアップや商品の宣伝活動などのためにSNSアカウントを運用すること。

SNSでは、自社商品に関する情報が発信したり、消費者とコミュニケーションをとることによって、新規客やファンの獲得をすることができます。

また自社でSNS運用をする以外にも、インフルエンサーに商品を紹介してもらうという活用方法もあるので、頭に入れておきましょう。

◆広告

広告運用とは、Web広告の配信先の選定、ターゲティング、成果測定、改善までの一連の流れを行うことです。

WEB広告にはいくつか種類があり、自社商品の特性やターゲット、目的などによって、どの広告に出向するかを決めていきます。(自社ECサイトの場合は、Google広告やSNS広告。ECモールの場合は、それぞれのモールごとに用意されている広告を利用しましょう。)

なお、広告運用はそれぞれの広告に合わせた知識が必要となります。そのため、初心者の方はプロに依頼するのがおすすめですよ。

◆SEO対策

SEO対策とは、自然検索でECの検索結果を上位表示させ、検索流入を増やすための対策のことです。

自社ECサイトでは、「商品ページに対してのSEO対策」や「ブログなどコンテンツに対してのSEO対策」をしていくことで、新規客を増やすことができます。

また楽天などのECモールの場合は、テールキーワードの設定などを戦略的に行うことで、検索結果の上位表示が可能になります。

なお、SEO対策には専門の知識が必要です。効果が出るのにも時間がかかるため、初心者の方はプロに依頼するのがおすすめですよ。

6.在庫管理・発送業務を行う

アパレルネットショップの集客が完了したら、商品が売れ次第「在庫管理・発送業務」を実施していきます。

アパレル商品の場合は、サイズ別やカラー別で在庫を用意する必要があるので、在庫管理は慎重に行いましょう。(在庫管理や発送のミスをなくすためには、一元管理システムmy logiの利用がおすすめです。)

また発送の際の梱包作業を丁寧に行うことや同封物を工夫することで、ショップのリピートに繋がる場合があるので、丁寧に行うようにしてくださいね。

アパレルネットショップの開業資金は?

アパレルネットショップの開業に必要な資金は、以下になります。

・販売商品の仕入れ、制作費用
・パソコン、プリンター、撮影機材の購入費用
・ECサイト制作費用
・商品倉庫の管理費用、梱包資材費用

それぞれ見ていきましょう。

販売商品の仕入れ、制作費用

アパレルネットショップを開業する際には、「販売商品の仕入れ費用」もしくは「オリジナル商品の制作費用」を用意しておきましょう。

例えば、月商50万円~月商100万円のアパレルネットショップを運営する場合は、仕入れ費用として50~200万円程度を用意しておくのがおすすめです。

またオリジナル商品を制作する場合は、どの会社に頼むかやどんな素材や生地を使うかなどによって用意しなければいけない費用は異なるので、OEMやODMのメーカーに問い合わせてみましょう。

パソコン・プリンター・撮影機材の購入費用

続いてアパレルネットショップを運営する場合は、パソコンやプリンターなどの周辺機器も用意しておきましょう。

性能にもよりますがパソコンやプリンターは、大体20万円程度で揃えることができます。複数人でアパレルネットショップを運営する場合は、人数分のパソコンを購入するようにしましょう。

また商品の撮影を自社で行うという場合は、撮影機材も購入しておきましょう。撮影機材は、大体10万円以下で購入することが可能です。

ECサイト制作費用

アパレルネットショップを自社ECで運営する場合は、ECサイト制作費用も用意しておきましょう。

ECサイトの制作費用も、担当する会社によって様々ですが、一般的なものであれば50~100万円程度かかるということを頭に入れておいてください。

また楽天市場などのモールに出店する場合は、自分で商品ページをつくることも可能ですが、プロの業者に依頼すれば、コンバージョンにつながりやすい商品ページを制作してもらうことができます。

商品ページの制作は、大体30万円~になっているので、覚えておきましょう。

※詳しくはアパレルネットショップ開業におすすめのEC制作会社3選をご覧ください。

商品倉庫の管理費用・梱包資材費用

アパレルネットショップを開業する場合は「商品倉庫の管理費用・梱包資材費用」も用意しておきましょう。

商品倉庫に使える部屋があるという場合は、特に問題ありませんが、もし在庫商品の置き場所がない場合は、それなりの広さの部屋を借りるようにしましょう。

また発送の際には、梱包資材の費用も準備しておきましょう。

月々の発送件数にもよりますが、まずは1~2万円分の梱包資材を用意しておくと安心ですよ。

アパレルネットショップの利益率について

ここではアパレルネットショップの利益率についてを紹介します。

利益率はどのくらい?

結論、アパレルネットショップの利益率は、比較的高めと言えるでしょう。

▼アパレルネットショップ利益率
【仕入れの場合】平均40~50%
【直製造の場合】平均65~70%

通常の小売業の利益率は、大体30%程度と言われています。それに対して、原価が安いアパレルは利益率が大幅に高いといえるでしょう。

利益率をあげる方法は?

アパレルショップの利益率を最大限上げる方法は、以下になります。

・安く仕入れて高く売る
・セット売りをして客単価をあげる
・リピーターを増やして広告費を削減する

上記の方法をしっかりと行うことで、利益率の高いアパレルショップをつくっていくことができますよ。

アパレルネットショップ開業におすすめのEC制作会社3選

ここではアパレルネットショップ開業におすすめのEC制作会社を3社紹介します。

・初めてのアパレルネットショップ開業ならアートトレーディング株式会社
・大阪でアパレルネットショップをつくるなら株式会社アパレルウェブ
・大手企業のアパレルネットショップの制作が得意!株式会社ライム

アートトレーディング株式会社

当社、アートトレーディングは、東京池袋にあるECサイト制作会社。これまでに200社以上のECサイト制作実績があり、特にアパレルネットショップの制作や運営に関するノウハウが豊富です。

当社の最大の強みは、何よりECサイトの制作から運営、物流までをワンストップでサポートできるところ。

売れるアパレルネットショップを制作するのはもちろん、その後の売上アップに関するノウハウを持っているので、これからアパレルECを立ち上げるという人でも安心して任せることができますよ。

またアートトレーディングは、自社内にフルフィルメントセンターも保有しているので、多品種小ロットになりやすいアパレルネットショップの在庫管理や発送業務までを任せることも可能です。

株式会社アパレルウェブ

株式会社アパレルウェブは東京都中央区に位置している会社で、アパレル事業を対象としたマーケティング支援や通販サイトの制作を提供しています。

自社サービスの「APPAREL CLOUD」を提供しており、同サービスを利用してアパレルECサイトのマーケティング支援も行っています。

加えてネット広告の運用支援も得意としており、アフィリエイト広告やFacebook広告などについてブランドの特性に合わせてプランニングから効果測定まで一貫して支援しています。

株式会社ライム

株式会社ライムは、東京都中央区に位置する会社で、アパレルを中心とした企業のプロモーション支援やECサイトの制作などを行っている会社です。

アパレル業界大手のユナイテッドアローズ、サマンサタバサ、LAUNDRYなどの有名企業・ブランドのECサイト制作実績を保有しています。

加えて広域に渡る業務支援を行っているのも株式会社ライムの特徴です。

ECサイトのデザインやコンテンツ制作に加えて、商品撮影やモデルの手配、ECサイトの運用代行からコールセンター対応までを一貫して支援しています。

アパレルネットショップを成功させるには?

ここからはアパレルネットショップを成功させるためのアドバイスと、アパレルネットショップの成功事例を紹介していきます。

顧客のニーズに合った商品を展開する

まずアパレルネットショップを成功させるためには『顧客のニーズにあった商品を展開する』ように心がけましょう。

アパレルのネットショップでは、季節感に合わせた服の仕入れや定期的な新商品の販売などをしなければ、ユーザーを飽きさせることになってしまいます。

またターゲットのユーザーの好みに合わない商品ばかり展開してしまうと、購入に繋がりませんし、一度購入してくれたお客様でもリピートしてくれることはないでしょう。

そのため、「ターゲットの顧客が注目するトレンドアイテムはなにか」「どんなものに興味があるのか」を徹底的にリサーチして、商品を展開するようにしましょう。

集客や購入率UP、客単価UPにも力を入れる

アパレルネットショップを成功させるために『集客や購入率UP、客単価UPにも力を入れる』ようにしましょう。

まず集客は、基本的にSNSや広告、SEO対策を行い、ネットショップへのアクセス数を増やしていきます。(広告やSEO対策は初心者が行うには内容が難しいのでプロにお願いするのがおすすめです。)

次に購入率UPのために、ネットショップの接客を強化するようにしましょう。具体的には、「目当ての商品を探しやすくするために細かいカテゴリーに分ける」「商品情報を充実にする」「お客様レビューの数を増やす施策を行う」「カゴ落ち対策のために支払方法を増やす」「商品購入までの情報登録の煩わしさをなくす」といったことを行うようにしてください。

最後に客単価UPの施策を行いましょう。客単価UPのためには、「ネットショップにレコメンド機能をつけてセット買いをすすめる」「会員ランクをつくって購買欲を向上させる」「あと〇〇円で送料無料キャンペーンを行う」といった施策を行うようにしましょう。

※詳しい情報が知りたい方はECサイト売上アップの鉄則4選!売上が上がらない原因も含めてご紹介!をご覧ください。

分析・改善を繰り返し行う

アパレルネットショップを成功させるためには、きちんとツールを用いて『分析・改善を繰り返し行う』ことも忘れないようにしましょう。

なぜならアパレルネットショップではよく、売上金額の増減に対して、思い込みや根拠の薄い改善施策を行ったためにかえって結果がでなくなってしまうケースがあるから。

Googleアナリティクスなどのデータ解析ツールを使って、数字を元にPDCAを回さなければ、正しい改善施策をすることはできないからです。

またアパレルネットショップの分析・改善をする際は、以下の流れで施策を実施するようにしてくださいね。

▼分析・改善の流れ
①目的を明確化する
②仮説を立てる
③施策を実行する
④結果検証をする

【おまけ】アパレルネットショップの成功事例

◆ユニクロ

自社運営の強みを活かして店舗・ECサイト・アプリの連携を充実させ、利便性を高めています。

「MySize ASSIST」というサイズアシスト機能を使い、適切なサイズを選ぶことができるなど、安心してショッピングができるような機能が備わっています。

◆ZOZOTOWN

代表的なモールECであるZOZOTOWNでは、コンバージョンを高めるため、カートまでのアクションが最短になるような工夫がされています。

他のECサイトと比べて、カートに入れるまでの「サイズの選択→色の選択→カートに入れる」というステップをワンクリックで選択することができ、コンバージョン直前での離脱の抑制につながっています。

アパレルネットショップを開業する前の注意点

実際に手に取れないため、イメージと異なり返品の可能性も

ECサイト上では、実際に商品を「着る・見る・触る」ことができないため、届いた商品がイメージとは異なる可能性があります。

そういったギャップ改善のために様々なサービスが開発されてきていますが、やはり実店舗に比べて納得したものを探すのに手間がかかる、という注意点は挙げられます。

ライバルが多い

実際の店舗であれば、競争の激しくない地域などもあるかもしれません。

ECサイトでは、場所的制約はないですが、それがライバルにも当てはまります。利用者が検索して出てきた商品すべてがライバルに当てはまると言えるでしょう。

そんな「超激戦区」で自社の商品を売るには、やはり集客施策やマーケティングが重要になります。

まとめ

アパレルネットショップを開業するときは、以下の流れで行いましょう。

1.ブランドのコンセプトを決める
2.商品を用意する
3.ネットショップへの出店方法を決める
4.ネットショップや商品ページを制作する
5.集客を行う
6.在庫管理・発送業務を行う

また初めてアパレルネットショップを開業するときは、おすすめのEC制作会社にお願いするのがおすすめですよ。

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