BASEの手数料について徹底解説!BASEの概要や手数料の種類・計算方法まで詳しくご紹介!
近年ECサイトの開設は、モノを売る手段として一般的な方法となっています。
しかし手数料や利用料金などの仕組みの複雑さから、ECサイトの開設、運営をためらっている人も多いのではないでしょうか。
BASEのサービスを利用すれば、ネットショップを開設できるのみでなく、BASEの提供している簡単な決済方法で商品の取引をすることができます。
そこで今回は、ECサイト構築サービスの大手である「BASE」について登録料や利用料、手数料の計算方法まで詳しくご紹介いたします。
目次
BASEとは?簡単にネットショップを開設できるサービスBASEの登録料、月間料金はすべて無料BASEの利用にかかる手数料は4種類!BASEの手数料は消費税込みの表記?BASEの取引でトラブルが発生した際の返金方法とはまとめ
BASEとは?簡単にネットショップを開設できるサービス
まずはBASEの概要からご説明していきます。
BASEとは、ECサイトを開設することのできるECプラットフォームサービスのことです。
通常ECサイトを開設するためには、ITやWebデザインの専門知識がある人に構築を依頼しなければなりません。
しかしBASEでは、BASEが提供しているテンプレートを使用するだけで決済機能や解析ツールなど、ECサイトの運営に必要な基本機能が備わったネットショップを作ることができます。
このようなECサイトの構築プラットフォームやシステムを提供する事業は近年増加していますが、その中でもBASEが他社と異なるのは、月額費用・初期費用が無料で利用を始める事ができる点です。
そのためBASEは既存のテンプレートを使用し簡単に、なおかつ低価格でECサイト開設を行うことができるので、小規模の事業者やECサイト開設初心者の方にとても人気のサービスとなっています。
BASEの登録料、月間料金はすべて無料
BASEでは、登録料や月額・年間料金は一切かかりません。
従来のECサイト開設サービスを利用する際には必ずかかっていた初期費用や月額料金が存在しないことによって、固定コストが発生しなくなり、よりリーズナブルな価格でのサイト開設を実現しています。
BASEの利用にかかる手数料は4種類!
BASEではECサイトの構築にあたって、登録料や月額料金は発生しません。
そのような経営方法が成り立つ背景には、商品が売れたときや売上金を入金するときに発生する手数料の存在があります。
BASEの手数料には以下の4種類があります。
- BASEかんたん決済利用料
- サービス利用料
- 振込手数料
- 事務手数料
上記の手数料はどれもショップの商品が売れた場合にのみ発生するものです。そのため商品が売れない場合には手数料は一切発生せず、経営が赤字になることがないので安心して利用することができます。
BASEかんたん決済手数料
BASE簡単決済手数料とは、出品した商品が売れたときに発生する手数料のことです。
こちらの手数料は出品者があらためてBASEに支払うのではなく、売上金から自動的に決済手数料が惹かれるシステムとなっています。
BASEかんたん決済手数料の値段は、商品代金のみではなく送料も含めた合計金額の3.6%+40円です。そのため一注文ごとに決済手数料が発生する仕組みとなっています。
サービス利用料
商品が売れたときに取られる手数料は、BASEかんたん決済手数料に加えてサービス手数料というものがあります。
サービス手数料は3%で、こちらも商品代金だけでなく送料も含めた合計金額にかかります。
つまりBASEで商品が売れると、先ほどの「決済手数料:3.6%+40円」に加えて「サービス利用料:3%」が発生することになります。
振込手数料
BASEではお店の売上金はBASEが管理しています。そのため出品者が売上金を指定の口座に振り込んで欲しいときは「振込申請」を行う必要があります。
振込手数料は1回につき一律250円です。指定した振込先の銀行や、振込を申請する値段によってこの値段が変動することはありません。
なおBASEでは一部のショップオーナーに「お急ぎ振り込み」を提供しています。この機能を利用すれば通常より振込を早めてもらうことができます。その際の振込手数料は、通常の振込手数料の250円に1.5%をかけた金額となります。
事務手数料
事務手数料とは、振込申請金額が2万円未満の場合にかかる手数料のことです。金額は500円です。そのため振込申請課金額が2万円以上の場合には振込申請にかかる手数料は振込手数料の250円のみで、事務手数料は一切かかりません。
ちなみに、BASEでは売上が計上された日から180日でその売り上げは失効してしまいます。振込申請にかかる手数料がもったいないからと振込申請を先延ばしにしていると、売上金が失効してしまいます。
ネットショップは、BASE以外にも様々なプラットフォームで制作することができます。
また販売する商品や品数・ターゲットによって、最適なプラットフォームは異なります。
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BASEの手数料は消費税込みの表記?
すべての手数料は税込みの価格で表記されています。
またBASEかんたん決済手数料とサービス利用料は商品の金額と送料も含むとご説明いたしましたが、これには商品の消費税も含まれています。
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【計算式】BASEの手数料の計算方法をご紹介
ここまでで、BASEの手数料には4種類あることがわかりました。
では実際に商品が売れたときや振込申請をするときには、どのような計算式を立てて売上高の計算を行えばいいのでしょうか。
以下では実際に数字を使って、各手数料を差し引いた売上高の算出方法をご紹介いたします。
BASEかんたん決済手数料・サービス利用料の割り出し方
・BASEかんたん決済手数料
3500×3.6%+40=166円
・サービス利用料計算
3500円×3%=105円
・振込申請を行える金額
3500円(注文合計金額)-166円(BASEかんたん決済手数料)-105円(サービス利用料)=3229円
振込申請時の手数料・事務手数料の割り出し方
【申請金額8000円で振込申請した場合】
・振込手数料:250円
・事務手数料:500円
・手数料を引いた振込金額
8000円(申請金額)-250円(振込手数料)-500円(事務手数料)=7250円
BASEの手数料・売上を確定申告のために確認する方法
BASEでは売上に関する明細書・領収書などの発行を行っていません。そのため確定申告で売上明細を確認したい場合には、Web上で確認する必要があります。
BASEにはショップの運営者向けのショップ管理画面が存在します。その管理画面上では、注文管理、売上管理を確認することができます。
また「売上データダウンロードApp」というアプリをインストールすると、売上にまつわるデータをCSVファイルでダウンロードすることができます。
BASEの手数料は高い?BASEとSTORESの手数料を比較
BASEと同じく月額費用が無料で、簡単にECサイト開設ができることから人気を集めているECサイト構築サービスにSTORESというものがあります。
ECサイトでの商品販売を始めようとする際に、BASEかSTORESのどちらかで迷う方も多いのではないでしょうか。そこで以下ではBASEとSTORESの手数料を図で比較したものをご紹介いたします。
BASEとSTORESの手数料の比較表は以下の通りになります。
BASE | STORES | |
---|---|---|
月額費用 | 0円 | 0円 |
決済手数料 | 6.6%+40円 | 5% |
振込手数料・事務手数料 | 振込手数料:250円 事務手数料 ・2万円以下の場合:500円 ・2万円以上の場合:0円 |
振込手数料:275円 事務手数料 ・1万円未満の場合:275円 ・1万円以上の場合:0円 |
STORESでは事務手数料が275円とBASEに比べて安く、事務手数料が無料になるラインも1万円とBASEに比べて安くなっています。
しかし一般の振込手数料はBASEは250円、STORESは275円なので2万円以上の売上が生じる見込みがある場合にはBASEの利用をおすすめいたします。
BASEの取引でトラブルが発生した際の返金方法とは
購入者の方と何らかのトラブルが起こり、それが原因で商品の代金を返金しなければならないという事態が発生する場合があります。
以下ではその際の返金方法をご紹介いたします。
BASEでは購入者の方への返金が必要になった場合、各ショップから直接返金をする必要があります。この際一度購入者とショップの間での決済は発生しているので、BASE側で徴収している手数料などの返金はありません。
購入者への返金の手順は以下の通りです。
- 購入者へ返金の旨を連絡し、当事者間で返金手続きを行います。(返金金額の設定・振込先口座の確認)
- 管理者画面にログインし、返金予定の注文IDのステータスを発送済みへ変更してください。
- ステータス変更後にはBASEへ振込申請を行い、返金をした分の代金を自身の口座へと移動します。
まとめ
いかがでしたでしょうか。本記事では、BASEの概要や手数料についてご紹介致しました。
BASEは月額料金・登録料金を一切かけずに、誰でも簡単にECサイトを開設できるEC構築プラットフォームです。BASEでは手数料はかかりますが、そちらは商品が売れた際にのみ発生するので赤字になることを気にせずに安心してショップ運営を行っていくことができます。
この記事がECサイトを運営する際に参考になれば幸いです。
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