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楽天市場への出店方法とは?出店料や出店審査、出店代行なども含めて徹底解説!

楽天市場は1997年にスタートして以来、モール型ECサイトとして日本のEコマース市場をリードし続けています。

その規模の大きさから、他のECサイトと比較しても楽天市場は圧倒的な集客力を誇っています。

出店をしてみたいと思っている事業者様も多いのではないでしょうか。

そこで本記事では、楽天市場の開店方法、出店審査の流れ、出店費用などについて詳しく解説いたします。

執筆者

佐藤美樹

アートトレーディング株式会社の専属WEBライター。

ECサイト運営では、SEOやSEM、SNSマーケティングの導入・運用を担当。

現在はECサイト運営に関する記事の執筆を行う。

監修者

アートトレーディング株式会社代表取締役。

2002年に楽天市場へ出店したことをきっかけに、EC支援サービスの提供をスタート。

累計150社以上のサイト制作、運営経験を持つ。

ECの最新情報をYOUTUBEやXで発信しています。

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楽天市場での出店にかかる費用は?3つの料金プラン

楽天市場では、店舗の規模や目標月商、ショップページの作り込み度合いに合わせて、3つの出店プランが用意されています。

初めてネットショップを運営する方から、大規模な商品展開を目指す事業者まで、自社の成長段階に合わせて最適なプランを選ぶことができます。

がんばれ!プラン スタンダードプラン メガショッププラン
おすすめの事業者 ネットショップ運営の経験が少ない事業者様におすすめ 目標月商が約178万円以上の事業者様におすすめ 商品数や画像量が多い大規模店舗におすすめ
月額出店料(税別) 25,000円/月
(年間一括払い)
65,000円/月
(半年ごとの2回分割払い)
130,000円/月
(半年ごとの2回分割払い)
契約期間 1年 1年 1年
登録可能商品数 10,000商品まで 50,000商品まで 無制限※2
画像容量 1.5GBまで※1 100GBまで※1 無制限※2

参照:Rakuten「運営スタイルに合わせて選ぶプラン」

出店とは別にかかる利用料

以上でご紹介した出店のプラン料金とは別に、全プラン共通でかかる利用料があります。

システムサービス利用料金と決済サービス利用料金です。

これによって、楽天市場のモールの安全性の向上やショップのアフェリエイト広告管理、楽天市場の集客力を保つために必要なサービスを提供しています。

項目 内容
初期登録費用 60,000円(税別)
楽天ポイント 楽天会員の購入代金(税抜)×付与率(通常1.0%)
楽天スーパーアフィリエイト アフィリエイト経由売上の2.6%~5.2%
モールにおける取引の安全性・利便性向上のためのシステム利用料 月間売上高の0.1%
R-Messe(店舗間メッセージ機能) 月額固定費(税別)
がんばれ!プラン:3,000円
スタンダードプラン・メガショッププラン:5,000円
楽天ペイ利用料 月間決済高の2.5%~3.5%
システム利用料 【パソコン】3.5%~6.5%(がんばれプラン)/2.0%~4.0%(スタンダード・メガショップ)
【モバイル】4.0%~7.0%(がんばれプラン)/2.5%~4.5%(スタンダード・メガショップ)

※すべて税別表示です。

※手数料率は時期や取引条件により変動する場合があります。

※R-Messeとは、楽天市場内での店舗間連絡・顧客対応を支援するメッセージ機能です。

楽天市場で出店するには?開店までの流れ

様々な料金プランや充実したサービスを提供している楽天市場なら、自社のみでの集客力に不安を感じている企業・ショップの方々でも安心してご利用いただけます。

以下では、実際に楽天市場へ出店する際の4つのステップについてご紹介いたします。

1.まずは公式Webサイトからお申込み。

書類審査を受ける

まずは楽天市場出店の公式ホームページの「出店申し込みボタン」からお手続きをスタートします。

Webサイトでの資料請求後、楽天市場側との電話面談や訪問での打ち合わせを実施します。

会社の情報や、運営の責任者情報などをもとに作成した基本書類の審査通過後、RMSアカウントを作成します。

2.RMSアカウントを開設し、利用開始

最初のお手続きから2~4週間程度でRMSアカウントの利用を開始できるようになります。

このRMSアカウントで楽天市場の管理画面にログインします。

RMSカウントとは、「Rakuten Merchant Server」の略で、楽天市場の店舗運営システムのことです。

3.ショップづくりと開店前審査を受ける

楽天市場の店舗運営システムにログインすることができたら、次にショップづくりです。

RMSを利用してショップページを作成、決済や配送について設定を行い、開店準備を整えます。

その後RMS内で楽天側にオープン審査受験の申請をします。

開店準備と審査であわせて2週間から3ヵ月ほどの期間をみておくと安心です。

なお、オープン審査を受けるには以下の条件をすべて満たしている必要があります。

オープン審査を受けるために必要な条件

  • 店舗ルール検定試験の受験と合格
  • 楽天からの振込口座の登録
  • 楽天への自動振替設定口座の登録
  • 配送に関する設定
  • 商品登録
  • カテゴリーページの作成
  • 看板画像の作成

4.審査が終了したら運営スタート!

オープン審査が終了したら、いよいよショップのオープンです。

実際にお客様から注文が入り、代金のやり取りもできるようになります。

楽天のシステムを利用しつつ試行錯誤絵を繰り返し、ショップの売上を伸ばしていきましょう。

楽天出店審査は厳しい?個人出店で審査に落ちる理由とは?

楽天市場のオープン審査は、一般的に他のECモールと比較しても厳しく、ハードルが高いといわれています。

ただし、楽天市場が大事にしているポイントと、ショップとして楽天市場の定めている条件をみたしていれば決して落ちる審査ではありません。

審査に通るために押さえて置くべき点は二つのみ。

一つ目は楽天市場は「クオリティー」を大事にしていること、そして二つ目は、審査は書類審査とオープン審査の二回実施されるということです。

2017年以降、楽天市場ではサイト内で取り扱う商品の品質向上を図ったことにより、少しでも怪しいと思われる企業やショップは、全てはじかれるようになってしまいました。

このように高い品質の商品を求めている楽天市場では、出店する際にすでに実店舗である程度の売り上げをあげていることや、自社ネットショップをもっていることなどが大きなアドバンテージとなります。

これは「すでに実績を持っている」というアピールになるためです。

また、ショップのなかで扱おうとしている商材によっては、書類審査の段階で商材取り扱いについての免許の提示が必要となります。

オープン審査が実際にショップを開店するにあたり問題がないかを確認する役割であるのに対し、書類審査はそもそも楽天市場への出店が認められる事業であるか、信頼のできる事業であるかを審査される重要なステップです。

提出を求められる書類の種類は、申し込んだショップ・企業によって異なります。

多くの書類を準備する必要がありますが、記入漏れ、提出漏れのないように気を付け、確実に審査に通るように準備をしましょう。

個人出店で審査に落ちる理由とは?

楽天市場は商品の高い品質を求めているので、個人として出店しようとしている方々には非常に出店のハードルが高いプラットフォームとなっています。

個人としての楽天市場への出店が難しい理由として、副業としての出店ができないという点があげられます。

楽天市場に出店をする場合には、個人事業者としての開業届け、もしくは法人登記が必要となります。

つまり、開業届を提出していない「副業目的のサラリーマンや主婦では出店ができない」ということです。

しかし、個人事業主として開業し、しっかりとした商品の販売実績などがあれば、個人規模での楽天市場への出店も不可能ではありません。

楽天市場の出店料は、個人・法人ともに一律なので、慎重に料金プランを選定しましょう。

また、法人であっても取り扱いが楽天によって禁止されている商材を取り扱っている場合、扱っている商材が明確にされていない場合、まったく知名度のないブランドの場合には、審査を通過することができません。

不安な方には楽天出店審査代行、出店代行サービスがおすすめ

楽天市場には出店にあたり、新規にショップを出店する際のコンサルタントや、オープン審査のサポートもしてくれる店舗オープンアドバイザーなど、さまざまなサポートサービスが存在します。

それらのサービスを使用しても出店作業に不安がある場合には、出店審査の代行、出店代行を行ってくれる業者の利用を検討するのも一つの手です。

※楽天の出店代行をしてくれる会社が知りたい方はコチラをクリック

楽天市場で失敗しないサイトの運用方法とは?

ネットショップで効率的に売上を作っていくためには、ECマーケティングの考え方を用いてPDCAサイクルを回していくことが必要です。

PDCAサイクルとは、Plan(計画)・Do(実行)・Check(評価)・Action(改善)を繰り返すことによって、生産管理や品質管理などの管理業務を継続的に改善していく手法のことです。

楽天市場内で、このPDCAサイクルを効率的に回していく方法として、RMSを用いて分析を行うという方法があげられます。

RMS内には「店舗カルテ」というショップの分析レポートを見られる画面があります。

そこではショップへのアクセス人数、転換率、客単価を見られるだけでなく、新規顧客とリピートの割合や、流入経路、よく売れている商品などのデータを見ることができます。

さらにはPCとスマホどちらの端末からより多くアクセスされているのかなども調べられるので、ご自身のショップの顧客に適した施策を模索するのに役立ちます。

ショップは、それを開店した時点で完成するわけではありません。

ショップオープン後も油断せず、そこでの売り上げや顧客のアクセスデータを分析し、常に運営方法を改善していくことで失敗を防ぐことができます。

楽天の出店代行をしている会社3選

ここでは楽天市場への出店代行をしてくれる会社を3社紹介します。

・アートトレーディング株式会社
・株式会社askme
・株式会社Ryuki Design
※掲載は五十音順となっています

※楽天の出品代行について詳しく知りたい方はこちらをクリック

アートトレーディング株式会社


当社アートトレーディングは、楽天市場の出店代行を行っている東京池袋のEC運営会社。

15年200社のEC運営実績があり、楽天市場に商品を出店するだけでなく、”売れる楽天モール”を作り上げることが可能です。

また当社では、楽天市場の出店や運営だけではなく、商品撮影・カスタマーサポート・商品発送代行を一貫して対応することができます。

そのため「複数のECモールを運営していて、リソースが足りない」といった会社にもおすすめすることができますよ。

株式会社askme

株式会社askmeは、楽天市場の出店代行を行っている大阪府大阪市のEC会社。

大手ECサイトの制作・運用に多く携わったディレクターが、楽天市場の出店から運営までを代行することが可能です。

運営業務では、実際に手を動かして、更新作業やメルマガ送信までを対応してくれるので、リソース不足の会社にもおすすめです。

株式会社Ryuki Design


株式会社Ryuki Designは、楽天市場の出店代行を行っている大阪府大阪市の会社。

最大の強みは、楽天出店時に必要なバナー作成や商品撮影に特化していること。

商品撮影は、写真撮影専属のカメラマンが社内の専用スタジオで行うため、消費者の購買欲を高める見栄えの良い写真を撮影することができます。

またバナー制作に関しても、外注ではなく社内に専任のデザイナーがいるため、デザインのクオリティにブレがなく高品質なものを納品してもらうことが可能です。

まとめ

いかがだったでしょうか。

本記事では楽天市場への出店方法についてご紹介致しました。

楽天市場に出店をするまでには、複雑なステップを踏まなければなりません。

しかし一度出店できてしまえば、大手ECサイトだからこその集客力や、RMSサービスなどを利用することで十分な売上を見込むことのできるサービスです。

この記事が楽天市場へ出店をする際に、お役に立てば幸いです。

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