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Shopifyテーマおすすめ12選!選び方や設定、ダウンロード方法も含めてご紹介!

近年、多くの企業が自社ECサイトを立ち上げていおり、様々なEC構築プラットフォームがあります。
その中で、世界最大のシェア数を誇るのが「Shopify(ショッピファイ)」です。
この記事ではShopifyテーマの選び方やオススメのテーマなどについて詳しく解説していきます。

監修者

アートトレーディング株式会社代表取締役。
2002年に楽天市場へ出店したことをきっかけに、EC支援サービスの提供をスタート。累計150社以上のサイト制作、運営経験を持つ。

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【Shopifyテーマ】現役EC制作ディレクターによるオススメの用途別Shopifyテーマ!!

Shopifyのテーマとは?

Shopifyのみならず、EC業界ではテーマとは、サイト構築する際に「機能」や「デザイン」を決める「テンプレート」のことを指します。EC運営において、テーマ作成は自社サイトの見た目や雰囲気を決める重要な作業の1つです。
しかし、一般的にShopifyにおいて個人で作成するにはテンプレート言語などの専門的な技術を必要とします。しかし、ShopifyはショッピングカートASP型のECサイトでありますので、自身で作成せずとも使用できるテーマが数多く存在します。この記事では、Shopifyにおけるテーマ作成、選定について事例を用いながらご紹介致します。
Shopifyには多くのテーマがあり、簡単にストアを作成できる点が大きな魅力です。
Shopifyのテーマは公式のもので100種類程度、非公式のものも数に入れると1000種類を超えるテーマが存在します。画像訴求力が強いアパレルサイト向きなものから、シンプルなレイアウトで幅広い年代をターゲットにできるものまで様々なものが用意されています。

Shopifyテーマを選ぶ際の2つのポイント

ストアを作る上で、多くのテーマから自身のストアに合ったものを選ぶことが非常に重要になってきます。Shopifyストア構築を行う場合、数多のテーマから自分のストアにあったものを選択することができます。
繰り返しになりますがEC運営においてテーマ作成(選定も)は自社サイトの見た目や雰囲気を決める重要な作業です。売上向上のためにもテーマ選定は慎重に行う必要があるでしょう。

テーマを選ぶ際に注意すべきポイントは以下の2点です。

選定のポイント

  • 商品イメージとテーマの相性
  • どの層に向けて売るのか

商品イメージとテーマの相性は良いか

まず一番最初に考えなければならないのは、商品と相性の良いテーマを選ぶことです。
扱っている商品のジャンルやどの程度の量の商品を販売するのかによって相性の良いテーマは変わってきます。
例えば、アパレル系の企業で洋服を商品として販売したい場合、一番重要になってくるのは商品ページの画像です。服のデザインや雰囲気などをしっかり伝えられるような商品ページにしなくてはなりません。その場合には商品画像が綺麗に見えるものやイメージを伝えやすいものを選定しなくてはなりません。

どの層に向けて売るのか

また、販売するターゲットに合わせて、使用するテーマを決めることも重要です
具体的には、若者から高齢者まで幅広い年代をターゲットに商品を販売する場合、消費者の見やすさや扱いやすさが重要になってきます。特に高齢者をターゲットにする場合には、なるべくシンプルなデザインを選ぶ方が良いでしょう。

おすすめ無料Shopifyテーマ2選

まずは無料で利用できるShopifyテーマを2つ紹介します。
どちらもShopifyのOS2.0に対応しており、サイトスピードも比較的安定しています。
また、商品素材の画像ズーム機能も搭載されています。

Dawn

Dawnはモバイルファーストに設計されているテーマです。
無料で利用できるとは思えないほど、デザイン性に富んでいます。
以前よりもカスタマイズ画面で出来ることも増えたため、思い通りのレイアウトを構築しやすくなりました。

Dawnのその他の特徴は以下の通りです。
・フルサイズのファーストビュー
・オーソドックスなデザイン
・商品ページはメディア最適化済み

Craft

Craftはカタログのようなデザインが魅力的な無料テーマです。
Dawn同様、Craftも無料で利用できるとは思えないほどデザインが洗礼されています。
コンパクトなファースビューであるため、コンテンツ幅を抑えた(PC)レイアウトも可能です。
ドラッグアンドドロップのセクションとブロックを使えば、特別なコーディングをする必要もなく、カスタムページを作成することができます。

アパレル業界向けのShopifyテーマ5選

本章では、アパレルサイトを構築する際におすすめのShopifyテーマを5つ紹介します。

prestige

prestigeは$300で購入できる有料テーマです。
高画質の商品画像をサポートした、ビジュアルストーリーテリング向けのデザインが特徴です。
すべての表示デバイスで使いやすいUIに優れています。
商品数が増えていったとしても、店舗のホームページにメニューリストを表示して、顧客が大きなカタログを簡単にナビゲートできるようなサイトを構築できます。

prestigeのその他の特徴は以下の通り。
・ナビ追従可能
・商品サムネイルの縦長訴求に対応
・マウスポインターによる訴求も可能

Implus

Implusは$320から購入可能な有料テーマです。
カラーやブランド、サイズで商品が絞り込める機能が搭載されてるため、商材数やカテゴリーが多いサイトにおすすめ。

Implusのその他の特徴は以下の通りです。
・ナビ追従可能
・商品サムネイルの縦長訴求に対応
・コレクションページでカラーバリエーションも記載可能

Modular

Modularは$250で購入できる有料テーマです。
画像のズーム機能が搭載されているため、商品の素材を訴求したい企業におすすめ。
カスタマイズ構築で下層部にあるフリースペースを使って、商材の訴求をさらに向上することも可能です。

Modularのその他の特徴は以下の通り。
・ナビ追従可能
・商品サムネイルの縦長訴求に対応
・商材をダイナミックに表現してインパクトを与えることもできる

Focal

Focalは$300で購入できる有料テーマです。
ファーストビューのアニメーションの挙動が独特であるため、ユーザーの印象に残るサイトを構築できます。

Focalのその他の特徴は以下の通りです。
・タブ切替が可能(カテゴリーが多いストアに有効)
・コーディネートで訴求しマウスポインタで商品ダイレクト遷移が可能
・アニメーションを取り入れたパララックス効果も期待できる

Expression

Expressionは$240で購入できるお手軽な有料テーマです。
サイトをカタログのように見せることができます。
レビューアプリをインストールしなくても、レビュー機能が搭載されています。
また、レコメンド機能も充実しています。
画像の角が丸いので、可愛らしいデザインにしたい方に特におすすめのテーマです。

 

コンテンツマーケティングをする際におすすめのShopifyテーマ

「コンテンツマーケティングも行って、売上を加速させたい」とお考えの方も多いのではないでしょうか。
そんな方におすすめのShopifyテーマはExpanseです。


Expanseは$320から購入できる有料テーマ。
Expanseを利用することで、Wordpressに近いコンテンツマーケティングを展開できます。
全体的に整頓されたページで、 訴求効果が望めるグリッドレイアウトを採用しています。
グリッドレイアウトであるため、ユーザーに対して多くの情報を一度に伝えることができるのです。

Expanseのその他の特徴は以下の通り。
・セール商品をナビに表示できる
・ブログページのタグによるカテゴライズが優秀
・情報の更新やコンテンツの追加が効率的に行える

絞り込み機能が充実しているShopifyテーマ

「うちは商品数が多いので、絞り込み機能が充実しているテーマがいい」
このように考えている方も多いのではないでしょうか。

記事前半の「アパレル業界向けのShopifyテーマ3選」で紹介したImplusも絞り込み機能が充実していますが、本章では「Symmetry」というテーマを紹介します。

Symmetryは$300で購入できる有料テーマです。
Symmetryでは独特なカラーバリエーションを設定することができます。
他のテーマではカラーの絞り込み機能があったとしても「ピンク」「ブラック」のような一般的な色しか表現できません。
しかしSymmetryであれば、カラーチップを自由に設定することができるため、「ピンク」を「桜色」や「桃色」といった日本独特なカラー表示にすることも可能です。
とくに、着物や陶器などの色が重要な商材を扱っている企業にとっては嬉しい機能ですね。

Symmetryのその他の特徴は以下の通り。
・写真とナビの情報をきれいに訴求できる
・画像を横スクロールで閲覧可能
・コレクションページのタグ表示がシンプルで見やすい
・ユーザーが自然と目を向ける、自然誘導を意識したZの法則を採用

ブランディングに力を入れたい方におすすめのShopifyテーマ

「写真を最大限生かして、ブランディングしたい」
このように考えている方も多いのではないでしょうか。
そんな方におすすめなのが、Flowというテーマです。


Flowは$350で購入可能で、写真とストーリー性を重視したい方がよく選ぶテーマです。
フルサイズのファーストビューであるため、ダイナミックに写真を訴求できます。

Flowのその他の特徴は以下の通り。
・動画埋め込みに対応
・プロモーションしたい一押し商品や限定商品のPRに最適
・ブログやニュースの更新に対応

商材が少ない企業におすすめのShopifyテーマ

「まだビジネスを始めたばかりで、商材が2.3個しかない」
このような企業も多いのではないでしょうか。
そんな方におすすめなテーマがVenueです。


Venueのお値段は$280。$300を切っているため比較的お求めしやすい価格です。
1つ1つの商品のサムネイルが大きいため、商材の少なさをユーザーに感じさせません。
また、商品詳細までトップページで表示できます。
Venueは、シンプルで洗練された印象を与えるデザインを採用しています。

 

アートトレーディングおすすめのShopifyテーマ

最後に弊社アートトレーディング株式会社の制作チームがおすすめする「Kingdom」というテーマを紹介します。


お値段は$250とお求めしやすい価格。
左サイドにナビが固定されているデザインで、カテゴリ数が多くてもユーザーが探しやすくUIにも優れています。
またデザインもどこか日本を感じさせ、商材の雰囲気にも併せブランディングを測ることが可能です。
加えて、商品ページに商品情報以外のキャンペーンや告知も追加できます。

Shopifyテーマ活用事例3選

以下では、上記で紹介したShopifyのテーマの中からDebut・Warehouse・Prestigeの3つのテーマをそれぞれ実際に使用してECサイト運用を行っている事例をご紹介いたします。

DebutのShopifyテーマ活用事例【Mita Sneakers】


Mita SneakersはNIKEやNew Balanceなどのスニーカーも取り扱うスニーカー専門の通販サイトです。
Shopifyの無料テーマであるDebutを使用してスタイリッシュながらも見やすい商品写真がたくさん掲載されているECサイトを構築しています。

WarehouseのShopifyテーマ活用事例【PARTS&SUPPLY】


Parts&SupplyはインテリアショップのANTRY(アントリー)が運営するパーツショップです。
Shopifyの有料テーマでるWarehouse使用してシンプルなECサイトを構築しています。コラム機能も活用して新商品や他社とのコラボレーション商品発売の告知も行っています。

PrestigeのShopifyテーマ活用事例【BLUE BOTTLE COFFEE】

BLUE BOTTLE COFFEEは国内に21店舗のカフェを展開するコーヒーショップです。
Shopifyの有料テーマであるPrestigeを使用して洗練された
ショップの雰囲気をそのままに、コーヒー豆やコーヒー抽出器具のオンラインショップを展開しています。

Shopifyテーマ設定・ダウンロード方法

Shopifyのテーマ設定とダウンロードは、Shopifyの管理画面から行うことができます。
テーマ設定の手順は以下の通りです。

テーマの設定手順

  1. 管理画面の「オンラインストア」から「テーマ」を選択し、そこから利用したいテーマを選択する
  2. テーマを選択したら「テーマライブラリーに追加する」」をクリックし、テーマのダウンロードを行う
  3. ダウンロード後は「テーマをカスタマイズ」の「カスタマイズ」を選択しテーマの設定を行う

「カスタマイズ」の項目の中には、各ページのコンテンツ追加や編集・レイアウトの変更ができる「セクション」とページのフォントや色を変更、SNSとのリンクの編集ができる「テーマ設定」が存在します。

まとめ

本記事では、Shopifyのテーマの選び方や種類、オススメのテーマ、日本語で利用する際の注意点などを解説しました。
テーマ選びにおいては、自身のストアの方向性とテーマの特徴がマッチすることが非常に重要になってきます。
多くのテーマから自身に合ったものを選ぶ参考になれば幸いです。

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