
越境EC最新ランキング!人気国と商品を徹底解説!
日本からの越境ECで購入額が高い国ランキングが知りたい!人気商品のランキングが知りたい!と気になっていませんか。
日本からの越境ECで購入額が高い国ランキングは以下のとおりです。
順位 | 国名 | 購入額 |
---|---|---|
1位 | 中国 | 2兆2,569億円 |
2位 | アメリカ | 1兆3,056億円 |
また越境ECで人気の商品ランキングは以下のとおりです。
順位 | 商品ジャンル別ランキング |
---|---|
1位 | ブランド時計 |
2位 | トレーディングカード |
3位 | アニメのフィギュア |
4位 | テレビゲーム |
5位 | アルコール |
6位 | ブランドファッション |
7位 | カメラ(フィルム使用) |
8位 | 陶芸 |
9位 | ゴルフグッズ |
10位 | 特撮のフィギュア |
日本の越境ECは、品質への信頼、丁寧な梱包、日本特有の商品などがあるため海外消費者に支持されています。
この記事では他にも
・日本から中国への越境ECでおすすめのモール
・日本からアメリカへの越境ECでおすすめのモール
・日本から東南アジアへの越境ECでおすすめのモール
なども紹介していきます。
是非参考にしてくださいね。
目次 [閉じる]
【日本からの越境EC】購入額が高い国ランキング
日本からの越境ECで購入額が高い国ランキングは以下のとおりです。
順位 | 国名 | 購入額 |
---|---|---|
1位 | 中国 | 2兆2,569億円 |
2位 | アメリカ | 1兆3,056億円 |
中国では、日本のECサイトでたくさんの商品が購入されているようです。
それぞれの詳細を下記で見ていきましょう。
1位:中国
中国の世界全体EC市場におけるシェアは約50%と高く、日本企業にとっては極めて重要な進出先となっています。
2023年における日本から中国への越境ECの購入額は2兆4,301億円で、前年から7.7%の増加を記録。
アメリカを上回る、日本にとって最大の越境EC取引先となっています。
中国の消費者が日本からの越境ECを積極的に利用する背景には、日本製品に対する高い信頼感と、日本ならではの独自性があります。特に、信頼性や品質を重視する中国市場において、日本の商品は多くの購買意欲を引き出しています。
まず一つ目の理由は、正規品への信頼です。中国国内では偽造品の流通が問題視されている中、越境ECを利用することで「本物の商品を安心して手に入れられる」と考える消費者が増えています。
次に、日本国内限定の商品が手に入る点も大きな魅力です。現地では流通していない商品や、日本でしか手に入らない限定品を購入できることが、特別感や希少性を求める消費者心理にマッチしています。
さらに、衛生面や品質管理の徹底も重要なポイントです。日本製品は「安全」「高品質」というイメージが強く、特に日用品やベビー用品のように品質に敏感なカテゴリーでは、その信頼感がより一層重視されています。
なお、中国国内での決済は、利便性と信頼性の高い下記の電子決済が主流です。
全体の47%を占める主要な決済手段
WeChat Pay(ウィーチャットペイ)
41%が利用しており、Alipayと並ぶ代表的なモバイル決済
その他
銀聯カード(UnionPay)や、国内発行のクレジットカードも一部利用されています
中国から日本への越境EC流通額は?
2023年、日本の消費者が中国のECサイトやEC事業者から商品を購入した総額は約440億円でした。これは、前年(2022年)と比べて12.3%の増加となっています。
というのも、近年、日本国内では「Temu」や「SHEIN」など中国発の越境ECプラットフォームが急速に普及し、特にZ世代や若年層から支持を集めています。
圧倒的な低価格と豊富な商品ラインナップにより、価格重視の消費者にとって魅力的な存在となっています。
また、家電やファッション雑貨、スマホアクセサリー、コスメ、DIY用品など、取扱ジャンルが多様化しており、「試してみたい」と感じさせる商品が増えたことで、購入機会の拡大にもつながっています。
さらに、SNSやYouTubeなどでのインフルエンサーによる紹介やレビューが広まり、購買意欲を後押ししている点も、利用者増加の一因となっています。
2位:アメリカ
アメリカは世界有数のEC市場であり、日本企業にとっても大きな販路拡大のチャンスがある有望市場です。特にブランド力や高品質で定評のある日本製品は、現地の消費者から根強い支持を受けています。
2023年における日本からアメリカへの越境ECの購入額は
1兆4,798億円で、前年から13.3%の増加を記録。
中国に次いで、日本にとって2番目に大きな越境EC取引先です。
アメリカの消費者が日本からの越境ECを利用する背景には、日本製品ならではの「信頼性」「安心感」「独自性」があります。
例えばまず挙げられるのが、品質やブランドへの信頼です。日本製の商品は、精密さ、耐久性、安全性において優れており、「Made in Japan」のラベルは世界的に信頼の象徴として認識されています。
また、日本でしか手に入らない商品の存在も大きな魅力です。アニメグッズやフィギュア、和食器、伝統工芸品など、日本の文化やライフスタイルを感じられる製品は、サブカルチャー好きや日本通の消費者層に高く評価されています。
さらに、アメリカ国内で広がる健康志向やナチュラル志向の高まりにより、日本のサプリメントやオーガニック食品、無添加の化粧品なども注目を集めています。健康や安全に対する意識の高い層にとって、日本の商品は信頼できる選択肢となっています。
なおアメリカで主に利用されている決済手段は以下の通りです。
Visa、Mastercard、American Expressなど、ほとんどのECサイトで利用可能な定番の決済方法。
PayPal(ペイパル)
安心・スピーディーな支払いができるため、EC利用者に広く普及。特に中小規模の越境EC事業者に人気。
Buy Now, Pay Later(後払い決済)
KlarnaやAffirmなどのBNPLサービスも拡大中。若年層を中心に浸透しています。
アメリカから日本への越境EC流通額は?
2023年、日本の消費者がアメリカのECサイトや事業者から購入した総額は
約3,768億円で、前年より5.8%増加しています。
アメリカ発のECサイト(Amazon.comやiHerbなど)は、日本国内でも多く利用されており、特に以下のような商品カテゴリが人気です
・サプリメント・健康食品(例:iHerb)
・アウトドア・スポーツ用品(例:REI)
・ブランドファッション・アクセサリー(例:Nordstrom、Zappos)
・書籍やガジェット(例:Amazon.com)
SNSやYouTubeのレビュー動画、海外通販体験の発信などにより、「アメリカから直接買う」というスタイルが一般消費者にも浸透しつつあります。
【日本からの越境EC】商品ジャンル別人気ランキング
ここでは日本からの越境ECで人気の商品ジャンルをランキング形式で見ていきましょう。
順位 | 商品ジャンル別ランキング(2022年・購入金額ベース) |
---|---|
1位 | ブランド時計 |
2位 | トレーディングカード |
3位 | アニメのフィギュア |
4位 | テレビゲーム |
5位 | アルコール |
6位 | ブランドファッション |
7位 | カメラ(フィルム使用) |
8位 | 陶芸 |
9位 | ゴルフグッズ |
10位 | 特撮のフィギュア |
それぞれのジャンルがなぜ海外で人気なのか、詳しい内容を下記で解説していきます。
1位:ブランド時計
スイス製に次ぐ品質と信頼性を持つ日本製ブランド時計は、アジア諸国(中国、香港、シンガポール)を中心に高い人気を誇ります。
特にセイコー、カシオ(G-SHOCK)、シチズンなどは、「Made in Japan」の安心感と機能性の高さで、ビジネス層やコレクターから支持されています。
中古市場が成熟している日本では希少モデルが豊富に流通しており、それを目当てに欧米からの注文も多く見られます。
2位:トレーディングカード
ポケモンや遊戯王など、日本生まれのトレカはアメリカやヨーロッパ(特にフランス、ドイツ)で根強い人気があります。
「初版」「日本語版」などの限定価値が評価され、投資目的やコレクションとして高額で取引されることも珍しくありません。
eBayなどのプラットフォームでは日本からの出品が圧倒的に多く、世界中のファンにとって仕入れ先として注目されています。
3位:アニメのフィギュア
アニメカルチャーが世界中に浸透する中で、公式フィギュアや限定グッズを求める声が増えています。
アメリカ、フランス、カナダ、ブラジルなどで日本アニメの人気が高く、オタク文化が強い国々からの注文が集中しています。
日本国内限定商品やクレーンゲーム景品、数量限定品などは越境ECでしか手に入らないため、購入金額が高まりやすいジャンルです。
4位:テレビゲーム
任天堂(Switch)、ソニー(PlayStation)を中心とする日本のゲームブランドは、世界的な知名度を誇ります。
アメリカ、イギリス、オーストラリアなど英語圏を中心に、ハードウェアやゲームソフト、関連グッズへのニーズが継続しています。
また、日本限定版や未発売タイトル(レトロゲーム含む)を求めての購入も多く、越境EC需要を支えています。
5位:アルコール
日本酒やウイスキーは、アメリカ、フランス、台湾、シンガポールなどの富裕層を中心に評価が高まっています。
特に「ジャパニーズウイスキー」は世界的にプレミアムブランドとしての地位を確立し、ギフトや投資対象としても人気です。
越境ECでは正規ルートでの入手が難しい希少品を求めて高単価の取引が発生しやすく、金額ベースで上位に位置します。
6位:ブランドファッション
ヨーロッパやアジアの富裕層を中心に、日本のファッションブランド(ISSEY MIYAKE、Yohji Yamamoto、A BATHING APE など)が人気です。
日本からの越境ECでは、店舗販売限定アイテムやアーカイブ品、国内限定カラーなどが注目され、韓国、香港、ドバイなどからの購入も目立ちます。
正規品であることを重視する層が多く、日本から直接購入する安心感が購買行動を後押ししています。
7位:カメラ(フィルム使用)
日本製のフィルムカメラ(Nikon、Canon、Olympusなど)は、その精密性と耐久性から世界的に高い評価を受けています。
フィルム写真の再ブームにより、アメリカ、ドイツ、韓国、タイなどの写真愛好家からの需要が拡大中です。
特に中古カメラ市場が充実している日本からは「状態の良い名機」が出回りやすく、越境ECの大きな柱となっています。
8位:陶芸
日本の伝統工芸品である陶芸作品(美濃焼、有田焼など)は、フランスやアメリカのデザイン感度の高い層に人気です。
テーブルウェアとしての日常使いだけでなく、アートピースとしての価値も高まり、インテリア用途での需要も増加しています。
海外の富裕層やホテル・レストラン関係者からのオーダーも越境EC経由で増えています。
9位:ゴルフグッズ
日本製のゴルフクラブやボール、アクセサリーは、その精度と打感の良さで海外プレイヤーから高く評価されています。
アメリカ、韓国、オーストラリアなどゴルフ文化の根強い国々で、プロ・アマ問わず高級ゴルフ用品の越境EC購入が進んでいます。
特に限定モデルや国内未発売商品が人気です。
10位:特撮のフィギュア
ウルトラマン、仮面ライダー、スーパー戦隊といった特撮シリーズは、アジア圏(台湾、香港、タイ)や南米(メキシコ、チリ)で根強いファン層を持っています。
中でも“昭和特撮”のレトロフィギュアはコレクター市場で価値が高く、日本国内からの越境出品が活発です。
特撮文化そのものが「日本独自のエンタメ」として支持され、情熱的な需要が継続しています。
【日本からの越境EC】おすすめのサイト構築プラットフォームランキング
ここでは日本で越境ECを始める際におすすめのサイト構築プラットフォームを紹介していきます。
Shopify(ショッピファイ)
世界175か国以上で利用されているグローバルスタンダードなECプラットフォーム。
多言語・多通貨対応、海外向け決済、海外配送オプション、関税表示など、越境ECに必要な機能が最初から充実しています。
特に「Shopify Markets」や「Shopify Translate & Adapt」などの公式アプリにより、国・地域ごとのカスタマイズが柔軟に可能。
日本企業向けにもサポートが充実しており、越境EC初心者から中級者以上まで幅広く対応できます。
MultilingualCart(マルチリンガルカート)
日本発の越境EC専用カートシステムで、最初から「多言語・多通貨」「越境決済」「翻訳管理」「海外SEO対策」などが組み込まれています。
ShopifyやBASEなどの汎用ASPと違い、最初から“海外向け販売”を前提に設計されているため、日本企業にとって導入ハードルが低いのが特徴。
中小企業やニッチ商材を海外に届けたい事業者にとって、非常に実用的な選択肢です。
Cafe24(カフェ24)
韓国発のASP型ECプラットフォームで、アジア圏を中心に多言語・多通貨・多店舗展開に強い構造を持っています。
日本法人もあり、越境EC支援(翻訳、物流、現地マーケティングなど)をワンストップでサポート。
特に中国・韓国・東南アジアへの販路拡大を視野に入れている企業にとっては、非常に相性の良いプラットフォームです。
CS-Cart(シーエスカート)
ロシア発のオープンソースECプラットフォームで、独自に構築するタイプの越境対応サイトが作れます。
多言語・多通貨に標準対応しており、自由度の高いカスタマイズが可能。
特に「CS-Cart Multi-Vendor」を使えば、Amazonのようなマーケットプレイス型の越境ECサイト構築も実現可能です。
開発リソースがある企業や、高度な機能要件がある事業者におすすめです。
【日本からの越境EC】中国向けECモールランキング
日本から中国向けに越境ECを始めるのにおすすめのモールをランキング形式で紹介していきます。
順位 | 中国向けECモール名 |
---|---|
1位 | 天猫(Tmall) |
2位 | 京東(JD.com) |
3位 | 拼多多(Pinduoduo) |
4位 | 蘇寧易購(Suning.com) |
それぞれのモールの特徴を見ていきましょう。
1位:天猫(Tmall)
Tmallはアリババグループが運営する中国最大級のBtoCプラットフォームであり、国内外のブランドが公式ショップを構える“百貨店”のような存在です。
特に中間層〜富裕層をターゲットにした高品質な商品が多く、信頼性を重視する中国の消費者から高い評価を受けています。
また、越境EC専用の「Tmall Global」を利用すれば、日本企業も現地法人不要で出店が可能です。
2位:京東(JD.com)
JD.comは中国第2位のECモールで、特に電化製品やデジタル家電に強みがあります。
自社で物流網を整備しており、配送スピードと商品管理体制の徹底によって“信頼できる通販サイト”としての地位を築いています。
海外ブランド向けには「JD Worldwide」という越境ECモールを展開しており、日本企業の出店も増加傾向にあります。
3位:拼多多(Pinduoduo)
Pinduoduoは共同購入(団体購入)システムを採用した新興のECプラットフォームで、地方都市や価格に敏感な層を中心に急成長を遂げています。
“安さ”を最大の武器とし、農産品や日用品を中心に、低価格帯の商品を大量に流通させているのが特徴です。
現在ではユーザー数・アクティブ率ともにTmallやJDと並ぶ水準にあり、ボリュームゾーン向け商品との相性が非常に良いモールです。
4位:蘇寧易購(Suning.com)
Suning.comはもともと家電量販店として発展してきた企業で、オンラインと実店舗を融合させたO2Oモデルが特徴です。
家電や電子機器だけでなく、食品・日用品・衣料品など幅広いカテゴリをカバーしており、安定した顧客基盤を持っています。
越境ECにおいても、日本製の家電や美容家電の需要が根強く、出店先として検討する価値があります。
【日本からの越境EC】アメリカ向けECモールランキング
日本からアメリカへ越境ECを始める際におすすめのモールは、以下のとおりです。
順位 | アメリカ向けECモール名 |
---|---|
1位 | Amazon.com(アマゾン) |
2位 | eBay(イーベイ) |
3位 | Etsy(エッツィー) |
4位 | Walmart Marketplace(ウォルマートマーケットプレイス) |
それぞれの特徴を見ていきましょう。
1位:Amazon.com(アマゾン)
アメリカ最大のオンラインマーケットプレイスで、越境ECの王道ともいえる存在です。
「FBA(フルフィルメント by Amazon)」を利用すれば、現地倉庫への配送やカスタマー対応もAmazon側で対応してくれるため、越境EC初心者でもスムーズに展開可能。
家電・日用品・アパレル・ホビー・美容用品など、ジャンルを問わず幅広い商品が売れやすいのが特徴です。
2位:eBay(イーベイ)
グローバルに展開するCtoC/BtoCの老舗ECモールで、特にコレクター商品や日本限定品に強いファン層を持ちます。
アニメグッズ、フィギュア、時計、トレーディングカードなど、日本特有の商品はプレミア価格で取引されることも。
自由な価格設定や出品方法が可能で、小規模事業者や個人販売者にも向いています。
3位:Etsy(エッツィー)
ハンドメイド商品やヴィンテージ雑貨、アート系アイテムに特化したマーケットプレイスです。
陶芸、和雑貨、書道用品、着物リメイクなど、日本独自の文化やクラフトに関心の高いアメリカ人に人気があります。
ニッチでこだわりのある商品を販売したいブランドにとって、非常に魅力的なプラットフォームです。
4位:Walmart Marketplace(ウォルマートマーケットプレイス)
実店舗最大手のWalmartが運営するオンラインマーケット。Amazonに次ぐシェアを持ち、特に日用品や生活雑貨を中心に流通量が大きいです。
日本企業が出店するには審査がありますが、信頼性や安定感を重視する消費者が多く、販売単価も安定しています。
【日本からの越境EC】東南アジア向けECモールランキング
ここでは日本から東南アジアに向けての越境ECにおすすめのモールを紹介していきます。
順位 | 東南アジア向けECモール名 |
---|---|
1位 | Shopee(ショッピー) |
2位 | Lazada(ラザダ) |
3位 | Qoo10(キューテン) |
4位 | Tokopedia(トコペディア) |
1位:Shopee(ショッピー)
シンガポールに本社を置くSeaグループが運営する東南アジア最大級のECプラットフォーム。
インドネシア、マレーシア、フィリピン、タイ、ベトナム、シンガポールなど広範囲で展開しており、日本からの越境出店にも対応。
「Shopee Japan」支社による日本語サポート体制が整っているため、初めての越境ECでも安心してスタートできます。
2位:Lazada(ラザダ)
アリババグループ傘下のLazadaは、タイ・ベトナム・マレーシア・フィリピン・インドネシアなどで展開する有力ECモール。
中国の越境ECモデルを活かし、日本企業も参入しやすい体制が整っています。
ファッション、ビューティー、家電、ベビー用品など幅広いジャンルで展開可能です。
3位:Qoo10(キューテン)
もともとは韓国Gmarket由来のグローバルECモールで、日本法人もあるため出店手続きがしやすいのが魅力。
シンガポールやマレーシアでは特に知名度が高く、キャンペーン施策が豊富。
女性向け商品、ビューティー・健康食品系の商品が特に売れやすい傾向があります。
4位:Tokopedia(トコペディア)
インドネシア最大級のECモールで、GoToグループに属するプラットフォーム。
ローカル色が強いため、直接出店よりもパートナー経由の越境出品が主流。
現地向け物流・決済の整備が進んでおり、今後の成長性が期待される市場です。
日本の越境ECで成功している企業・サイト4選
ここでは日本の越境ECで成功している企業やサイトについて紹介していきます。
ユニクロ(UNIQLO)|世界規模で展開するグローバルアパレル
ユニクロは日本発のファストファッションブランドとして知られていますが、越境ECでもその存在感は圧倒的です。アジア、欧米をはじめとする多数の国と地域に公式ECサイトを展開し、グローバル市場にマッチした商品ラインナップや価格設定を実現しています。現地語対応やローカル倉庫の活用など、物流・言語・カスタマー対応まで含めたきめ細かなローカライズ戦略により、スムーズな購買体験を提供しています。
BENTO&CO|弁当箱で世界を魅了するニッチ戦略
京都を拠点にするBENTO&COは、日本製のお弁当箱や関連キッチン雑貨を世界100カ国以上に販売する越境ECサイトを運営しています。「日本の弁当文化を世界に広めたい」という想いからスタートし、ECサイトの多言語化・SEO対策・丁寧な商品紹介で海外ユーザーの心を掴んでいます。InstagramやYouTubeなどSNSを活用したブランディングも功を奏し、海外の和食ファンや日本文化に関心のある層から高く支持されています。
Tokyo Otaku Mode|ポップカルチャーを軸に世界を巻き込む
Tokyo Otaku Modeは、日本のアニメ・マンガ・ゲーム関連グッズを海外に販売する越境ECの代表的存在です。Facebookを中心にソーシャルメディア上で膨大なファンコミュニティを築き、コンテンツ発信と商品販売をうまく融合させています。特に、英語圏向けにローカライズされた自社ECサイトと、海外発送に特化した物流体制が強み。単なる「物販」ではなく、「ファン体験」としてのEC戦略が、国境を越えたリピーター獲得に大きく貢献しています。
SAMURAI STORE|日本の伝統美を海外に発信するパイオニア
SAMURAI STOREは、戦国時代の甲冑や兜、模造刀などを海外向けに販売する越境ECサイトで、2002年から海外展開を始めた先駆者的存在です。商品そのものの希少性に加え、サイト全体のブランディングや、世界中の武道家・歴史愛好家をターゲットにしたマーケティングが成功のカギとなっています。英語を中心とした多言語対応や、安心感のある決済・配送システムの導入により、日本文化を愛する海外ユーザーからの厚い信頼を得ています。
世界のEC市場ランキング
世界のEC市場ランキングは、以下のとおりです。
順位 | 国名 | EC市場規模(2023年) | シェア |
---|---|---|---|
1位 | 中国 | 約2兆9,875億ドル | 約51.3% |
2位 | アメリカ | 約1兆1,243億ドル | 約19.5% |
3位 | イギリス | 約2,030億ドル | 約3.6% |
4位 | 日本 | 約1,960億ドル | 約3.4% |
5位 | 韓国 | 約1,240億ドル | 約2.1% |
それぞれの国のEC化率が高い理由を下記で詳しく解説していきます。
1位:中国(約2兆9,875億ドル|シェア約51.3%)
中国は世界のEC市場を牽引する圧倒的な存在で、2023年もシェアは50%超と突出しています。
Tmall、JD.com、Pinduoduoといった大手モールに加え、モバイル決済・ライブコマースなどの先進的な購買体験が浸透。
中間層の拡大とともに「品質重視」の消費が拡大しており、日本製品への信頼度も非常に高く、越境ECの最重要市場といえます。
2位:アメリカ(約1兆1,243億ドル|シェア約19.5%)
アメリカはAmazonを中心とした巨大マーケットを抱え、越境ECでもっともオープンな土壌を持つ国です。
生活必需品から高価格帯までEC利用が一般化しており、D2Cやサブスクモデルなど販売形態も多様化。
日本発の商品では、アニメグッズ・家電・食品・コスメの人気が根強く、幅広いジャンルに可能性があります。
3位:イギリス(約2,030億ドル|シェア約3.6%)
イギリスは人口に対するEC利用率が非常に高く、EC化率も世界トップクラスです。
ASOSやTescoといった大手企業もECに力を入れており、ファッション・食品・書籍などがオンラインで頻繁に購入されています。
越境ECにも理解があり、日本文化・クラフト・オーガニック系商品の需要も高まっています。
4位:日本(約1,960億ドル|シェア約3.4%)
日本は安定した消費とデジタル化の進展により、EC市場は着実に成長しています。
Amazon、楽天、Yahoo!ショッピングが三大勢力を形成し、食品・日用品・ファッションを中心にEC利用が浸透。
国内ECだけでなく、近年は中国やアメリカ向けの越境ECにも注力する企業が増え、世界市場との連携も強化されています。
5位:韓国(約1,240億ドル|シェア約2.1%)
韓国はモバイルECの浸透度が非常に高く、スマホ一つで購入から決済・配送まで完結する利便性が評価されています。
Coupangや11stなど国内モールの発展により、即日配送やライブコマースが標準化。
越境ECでもK-Beautyが世界的に人気を集める一方、日本製品(特にコスメ・健康食品・ベビー用品)も根強い人気があります。
まとめ
日本からの越境ECでは、中国とアメリカが購入額の上位を占めており、とくに中国は約2.4兆円と圧倒的な市場規模を誇ります。
日本製品は品質の高さや安心感、そして限定性が評価され、両国の消費者に支持されています。
人気商品としては、ブランド時計やトレーディングカード、アニメフィギュア、テレビゲーム、日本酒やウイスキーなどが挙げられます。
販売先としては、中国向けならTmallやJD.com、アメリカ向けにはAmazonやeBayが主流。Shopeeなどの東南アジア向けモールも注目を集めています。
日本の越境ECは今後も成長が期待される分野と言えるでしょう。