
化粧品ECの売上高ランキングTOP45!市場規模やEC化率も解説!
化粧品ECの売上高ランキングは?市場規模やEC化率も知りたい!と気になっていませんか。
化粧品ECの売上高ランキング1~10位までは、以下の通りです。
順位 | 会社名 | 売上高 (百万円) |
---|---|---|
1 | オルビス | 36,529 |
2 | ファーマフーズ | 35,105 |
3 | 新日本製薬 | 33,390 |
4 | ファンケル | 23,942 |
5 | サントリーウエルネス | 23,000 |
5 | 再春館製薬所 | 23,000 |
7 | ドクターシーラボ | 20,000 |
8 | プレミアアンチエイジング | 18,316 |
9 | ディーエイチシー | 15,021 |
10 | コーセー | 14,900 |
また2023年の化粧品ECの市場規模は9,709億円、EC化率は8.57%になります。
この記事では化粧品ECの売上高ランキングTOP45をまるっとご紹介していきます。
是非参考にしてくださいね。
目次
化粧品ECの売上高ランキング1~10位
化粧品ECの売上高ランキング1~10位は、以下の通りです。
順位 | 会社名 | 売上高 (百万円) | 増減率 (%) | 決算期 | 本社所在地 |
---|---|---|---|---|---|
1 | オルビス | 36,529 | 7.4 | 12月 | 東京 |
2 | ファーマフーズ | 35,105 | – | 7月 | 京都 |
3 | 新日本製薬 | 33,390 | 2.2 | 9月 | 福岡 |
4 | ファンケル | 23,942 | 8.0 | 3月 | 神奈川 |
5 | サントリーウエルネス | 23,000 | – | 12月 | 東京 |
5 | 再春館製薬所 | 23,000 | – | 3月 | 熊本 |
7 | ドクターシーラボ | 20,000 | – | 12月 | 東京 |
8 | プレミアアンチエイジング | 18,316 | -24.0 | 7月 | 東京 |
9 | ディーエイチシー | 15,021 | -6.7 | 7月 | 東京 |
10 | コーセー | 14,900 | 33.3 | 12月 | 東京 |
それぞれの会社の特徴と売上高が高い要因など見ていきましょう。
オルビス
オルビスは、シンプルで高品質なスキンケア商品を中心に展開している日本の化粧品ブランドです。
特に「オルビスユーシリーズ」が人気で、保湿力の高さと使い心地の良さがリピーターを増やしています。
また、年末商戦では効果的なプロモーションを展開し、ECサイトでの売上が大幅に増加しました。
環境に優しいパッケージやリサイクル活動を積極的に行っている点も評価されています。
ファーマフーズ
ファーマフーズは健康食品メーカーとしての地位を確立しており、科学的根拠に基づく商品の開発が強みです。
化粧品分野では、内側からの美容をサポートするサプリメントや美容液が人気で、「ニューモ育毛剤」などの美容関連商品が注目されています。
ECサイトとテレビ通販を組み合わせた多角的な販売戦略が、売上を支えています。
新日本製薬
新日本製薬は、「パーフェクトワン」シリーズで知られるオールインワンジェルのパイオニアです。
シンプルケアを求める幅広い年齢層から支持され、特にエイジングケア効果を訴求した「パーフェクトワン モイスチャージェル」が売れ筋商品です。
定期購入プログラムが安定した収益を生み出しており、在宅需要の高まりも売上増加に貢献しました。
ファンケル
無添加化粧品の先駆者として知られるファンケルは、肌に優しいスキンケア商品を幅広く提供しています。
「エンリッチプラスシリーズ」や「ホワイトニングスキンケア」が特に人気で、敏感肌の方にも安心して使える点が評価されています。
ECサイトと店舗を組み合わせた販売戦略が功を奏し、健康食品分野の売上拡大も全体の業績を支えています。
サントリーウエルネス
サントリーウエルネスは、健康食品のノウハウを活かし、美容と健康を結びつけた商品展開を行っています。
特に「セサミンEX」や「フラバンジェノール」などの美容サプリメントが好調です。
サプリメント購入者へのクロスセル施策を強化し、安定した売上を確保しています。
再春館製薬所
高級スキンケア商品「ドモホルンリンクル」で知られる再春館製薬所は、肌老化に対応する効果を訴求し、高齢者層をターゲットとしています。
1本あたりの単価が高く、定期購入による安定収益が特徴です。長年にわたる広告展開がブランドロイヤルティの高さに直結しています。
ドクターシーラボ
ドクターシーラボは、医師監修のもとで開発された「アクアコラーゲンゲル」シリーズが中心商品です。
特に「アクアコラーゲンゲル エンリッチリフトEX」は、保湿力とエイジングケア効果が好評で、幅広い年齢層に支持されています。
信頼性の高いブランドイメージが、リピーターの増加につながっています。
プレミアアンチエイジング
プレミアアンチエイジングは、クレンジングバーム「DUO」で急成長を遂げた企業です。
しかし、競争激化と広告費の増加により利益率が低下し、売上高も減少傾向にあります。
若年層の支持を維持するため、商品ラインナップの強化が今後の課題となっています。
ディーエイチシー (DHC)
DHCは、健康食品やサプリメントを基軸に化粧品分野でも展開しています。
「DHC薬用ディープクレンジングオイル」は長年のベストセラー商品です。
しかし、ブランドイメージの刷新や新規顧客獲得に苦戦しており、化粧品ECでの競争力向上が必要とされています。
コーセー
コーセーは、「DECORTÉ」や「SEKKISEI」などの高級ブランドを展開する日本を代表する化粧品メーカーです。
特に「DECORTÉ モイスチュアリポソーム」は、国内外での人気商品であり、ECサイトとSNSを活用したグローバルマーケティングが売上を押し上げています。
若年層から高価格帯を求める顧客まで幅広いターゲットをカバーしています。
化粧品ECの売上高ランキング11~19位
化粧品ECの売上高ランキング11~19位は以下の通り。
順位 | 会社名 | 売上高 (百万円) | 増減率 (%) | 決算期 | 本社所在地 |
---|---|---|---|---|---|
11 | アテニア | 14,000 | – | 3月 | 神奈川 |
12 | 北の達人コーポレーション | 13,900 | – | 2月 | 北海道 |
13 | ランクアップ | 12,760 | 6.3 | 9月 | 東京 |
14 | I-ne | 12,500 | – | 12月 | 大阪 |
15 | キューサイ | 12,400 | 6.8 | 12月 | 福岡 |
16 | ビューティガレージ | 12,272 | 24.5 | 4月 | 東京 |
17 | 銀座ステファニー化粧品 | 12,000 | – | 12月 | 東京 |
18 | アイスタイル | 10,846 | 16.3 | 6月 | 東京 |
19 | ソーシャルテック | 10,400 | -1.9 | 3月 | 東京 |
それぞれの会社の特徴と売上高が高い要因など見ていきましょう。
アテニア
アテニアは、高品質でありながら手頃な価格の商品を提供する化粧品ブランドです。
特に「スキンクリア クレンズオイル」が人気で、毛穴ケアと美白効果を訴求した製品として広く支持されています。また、エイジングケアに特化した「ドレスリフトシリーズ」もリピーターが多い商品です。
ECサイトでは、定期購入プランや限定キャンペーンを通じて安定した売上を確保しています。
北の達人コーポレーション
北の達人コーポレーションは、「メイク落とし不要の美容液」や「カイテキオリゴ」など、ニッチな悩みを解決する製品を展開しています。
健康食品や美容製品の取り扱いが多く、特に「ミルクピールケア」シリーズは、敏感肌向けのスキンケアとして注目を集めています。
公式ECサイトでの直接販売が主流で、ユーザーとの直接的なコミュニケーションが売上向上に貢献しています。
ランクアップ
ランクアップは、「マナラホットクレンジングゲル」で知られる企業です。
この商品は、温感効果で毛穴汚れを落としつつ、肌に優しい成分設計が特徴です。マナラブランドの高い知名度とリピート購入率が売上の安定に寄与しています。
また、商品の効果を分かりやすく伝える広告やキャンペーンが集客を支えています。
I-ne
I-neは、ヘアケアとスキンケア分野で急成長を遂げている企業です。
「ボタニスト」シリーズは植物由来成分を使ったシャンプーやトリートメントとして、自然派志向の顧客から高い評価を受けています。
特に、SNSを活用したプロモーション戦略が成功し、ECサイトへの集客力を高めています。
キューサイ
キューサイは、健康食品やコラーゲン商品で広く知られています。
「青汁」シリーズが主力商品ですが、美容分野では「ひとみの恵み」や「コラーゲン生活」などのサプリメントが人気です。
長年の健康志向マーケティングに加え、直販サイトでの定期購入プログラムが収益を安定させています。
ビューティガレージ
ビューティガレージは、美容サロンやエステ向けの商品を提供する企業で、プロフェッショナル市場に特化しています。
高品質な美容機器や施術用品が主力商品で、業界での信頼性が高いです。
サロン運営者向けのECサイトが成功しており、専門的な需要を的確に捉える商品構成が売上を支えています。
銀座ステファニー化粧品
銀座ステファニー化粧品は、エイジングケアに特化したブランドで、「フェイシャルリフト」や「ステファニーシリーズ」が人気商品です。
特に、高齢者層をターゲットにした商品展開と広告戦略が売上に寄与しています。
テレビ通販や直販を通じて、信頼性の高いサービスを提供しています。
アイスタイル
アイスタイルは、美容情報サイト「@cosme」を運営していることで有名です。
EC分野では、「@cosme SHOPPING」を展開し、豊富な商品ラインナップと口コミ情報を武器に顧客を引きつけています。
特に、若年層の利用が多く、トレンドを意識した商品展開が強みです。
ソーシャルテック
ソーシャルテックは、オンラインマーケティングに強みを持つ企業で、化粧品やサプリメントを幅広く展開しています。
「ヘアバースサプリ」やスキンケア商品の販売が主力であり、インターネット広告を活用した効率的な集客が特徴です。ただし、近年は競争激化により売上が微減しています。
化粧品ECの売上高ランキング21~30位
化粧品ECの売上高ランキング21~30位は以下の通りです。
順位 | 会社名 | 売上高 (百万円) | 増減率 (%) | 決算期 | 本社所在地 |
---|---|---|---|---|---|
20 | A. GLOBAL | 10,000 | – | 8月 | 岐阜 |
20 | アンファー | 10,000 | – | 3月 | 東京 |
20 | ザ・プロアクティブカンパニー | 10,000 | – | 12月 | 東京 |
20 | ヤーマン | 10,000 | – | 4月 | 東京 |
20 | 井上誠耕園 | 10,000 | – | 5月 | 香川 |
20 | 花王 | 10,000 | – | 12月 | 東京 |
20 | 協和(現 株式会社 FRACORA) | 10,000 | – | 1月 | 東京 |
27 | フューチャーラボ | 9,724 | 18.3 | 7月 | 東京 |
28 | オージオ | 9,000 | – | 3月 | 埼玉 |
29 | アクシージア | 8,540 | 38.2 | 7月 | 東京 |
30 | 山田養蜂場 | 8,000 | – | 4月 | 岡山 |
30 | 第一三共ヘルスケアダイレクト | 8,000 | – | 2月 | 香川 |
30 | 富士フイルム ヘルスケア ラボラトリー | 8,000 | – | 3月 | 東京 |
各会社の詳細を見ていきましょう。
A. GLOBAL
A. GLOBALは、自然派志向のスキンケア製品を中心に展開している企業で、特に「オーガニックモイスチャライザー」が人気商品です。
オーガニック成分を使用し、敏感肌に配慮した設計が幅広い層から支持されています。
定期購入プログラムやSNSでの口コミ拡散が売上向上の鍵となっています。
アンファー
アンファーは、「スカルプD」シリーズで知られる企業で、頭皮ケアに特化した製品が強みです。
特に「スカルプD 薬用シャンプー」が主力商品です。
長年のブランド信頼性とオンライン販売に注力した戦略が、売上向上に寄与しています。
ザ・プロアクティブカンパニー
ザ・プロアクティブカンパニーは、ニキビケア製品のパイオニアとして、「プロアクティブ+」シリーズが人気です。
テレビCMやオンライン広告を通じて認知度を高め、若年層を中心にリピーターを獲得しています。
ヤーマン
ヤーマンは、美容機器のリーディングカンパニーで、特に「RFボーテ フォトPLUS」が注目されています。
美容家電市場の成長を背景に、性能とデザイン性を兼ね備えた製品が売上を押し上げています。
井上誠耕園
井上誠耕園は、オリーブを使用したスキンケア商品が人気の企業で、特に「オリーブフェイスオイル」が評価されています。
香川県のオリーブ産地の魅力を活かし、地域ブランドとしての認知が売上を支えています。
花王
花王は、日本を代表する化粧品メーカーで、「ソフィーナ プリマヴィスタ」や「ビオレUV」などのヒット商品があります。
幅広い価格帯と高い製品クオリティが、国内外での人気を支えています。
協和(株式会社 FRACORA)
協和は、エイジングケアに特化した商品を展開する企業で、特に「キューサイコラーゲン」が好調です。
定期購入プランの導入と専門性の高いマーケティングが、安定した売上を支えています。
フューチャーラボ
フューチャーラボは、美容液やスキンケア商品に強みを持つ企業で、「エイジングリペアシリーズ」が人気です。
科学的根拠に基づいた製品開発と、若年層向けのマーケティング戦略が成功要因です。
オージオ
オージオは、エイジングケア商品で定評があり、「ビューティーオープナー」が売れ筋商品です。
広告と口コミを効果的に活用したマーケティング戦略が売上を牽引しています。
アクシージア
アクシージアは、高級スキンケア商品を展開しており、「エイジングビューティーEX」が人気です。
アジア市場での需要が高まり、輸出を通じた売上が成長しています。
山田養蜂場
山田養蜂場は、蜂蜜を活用したスキンケア商品で知られ、特に「ハニーラボ」シリーズが好調です。
自然派志向の商品ラインと地域ブランドの信頼性が売上を支えています。
第一三共ヘルスケアダイレクト
第一三共ヘルスケアダイレクトは、医薬部外品の分野で強みを持ち、「トラネキサム酸配合美白化粧水」が人気商品です。
医療的信頼性と効果を重視した製品展開が支持を得ています。
富士フイルム ヘルスケア ラボラトリー
富士フイルム ヘルスケア ラボラトリーは、独自技術を活かしたスキンケア商品を展開しており、「アスタリフト」シリーズが好調です。
先進的な技術とブランドイメージが、売上を後押ししています。