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デジタルコンテンツはどこで販売すればいいの?種類別にご紹介&手数料等比較!

自分で作ったデジタルコンテンツを、多くの人に知ってもらいたいというクリエイターの方は多いと思います。デジタルコンテンツといっても、その中身や目的は様々ですよね。今回は、デジタルコンテンツの種類別に、おすすめの販売サイトをご紹介したいと思います。もちろん、プラットフォームごとに、手数料や容量、注意点などの比較もしているので、ぜひご覧ください。

監修者

アートトレーディング株式会社代表取締役。
2002年に楽天市場へ出店したことをきっかけに、EC支援サービスの提供をスタート。累計150社以上のサイト制作、運営経験を持つ。

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デジタルコンテンツとは?

デジタルコンテンツとは、データの形で消費者に提供されるものの総称です。データ化されていますから、デジタルコンテンツは数字化されたデータの集合体と言えます。そこがデジタルコンテンツの大きな特徴の一つです。コピーしてもデータが劣化せず、完璧な状態で残すことができると同時に、不正なコピーや利用も容易であるという特徴も持ちます。

デジタルコンテンツの販売方法とは?

販売できるデジタルコンテンツには、大きく分けて4つのジャンルがあります。

情報の販売

金融や投資のノウハウ、独自の勉強法、美容法、健康法、ビジネスに関連する情報、料理レシピなど
売り手が持っている知識やノウハウを、独自の情報として商品化し、販売するものです。情報といえるものであれば、分野は問わないため幅も広いです。アイデア次第で誰でも参入可能であり、副業としても注目されています。

素材の販売

イラスト素材、写真素材、音楽、効果音素材、動画素材、文例・書式のテンプレート、3Dプリンターデータ、手芸型紙、WordPressのテンプレートなど各種素材として利用するデジタルデータ。
日々様々なデジタルメディアが更新されている中で、YouTubeの動画やWordpressの記事など、自分なりにカスタマイズし訪問者を増やすためにこれらの素材が人気です。

ソフト・フォントの販売

ゲームソフト、アプリ、プログラムコード、各種システムソフトなど
このような、デジタル機器にダウンロードして利用するようなものも、デジタルコンテンツということができるでしょう。

音楽・イラスト系の販売

画像、写真、音楽、電子書籍など
動画配信サービスや音楽配信サービスなど、身近なデジタルコンテンツの販売の例です。

デジタルコンテンツ販売におすすめプラットフォームサイトASP

ここではデジタルコンテンツ販売におすすめプラットフォームサイトASPを見ていきましょう。

BASE(ベイス)

簡単にネットショップが開設できることで評価されている BASE ですが、デジタルコンテンツの販売も可能です。BASE でネットショップを開設すると、「BASEかんたん決済」を通じて複数の決済方法を手軽に導入できます。また、初期登録費・年会費などは不要で、ネットショップ初心者にも始めやすい設計です(ただし、売上時には手数料が発生します)。

スタンダードプラン グロースプラン
ダウンロード対象商品 写真、テキスト、音楽、動画、電子書籍など
月額 0円 16,580円(年払い相当額)/月払い 19,980円
決済手数料 3.6%+40円(+サービス利用料 3 %) 2.9%(サービス利用料 0円)
決済方法 クレジットカード、コンビニ決済、キャリア決済、銀行振込、あと払い(Pay ID)など
容量制限 1GB 以下のファイルとしてアップロード可能
注意点 ・スマートフォンからのダウンロードは(公式には)推奨されていない場合あり。
・1商品の注文につき 1ダウンロード形式(複数商品同時購入は不可)。

BASE では、機能拡張のために「Apps」をインストールできます。デジタルコンテンツを販売したい場合は、「デジタルコンテンツ販売 App」を入れることで、商品登録時にデジタル形式の商品を扱えるようになります。

STORES(ストアーズ)

BASE と同様に、STORES も簡単にネットショップを開設できる EC プラットフォームです。特に、無形商品(デジタルコンテンツやサービス、オンライン講座、イベント参加権など)の取り扱いがしやすい設計を備えています。登録費用は 0 円で、初期導入のハードルが低いことも特徴です。

フリープラン スタンダードプラン
対象商品/無形商品取扱 画像・音楽・電子書籍・動画・オンラインサービス・イベント権利など
月額料金 0 円 3,300 円(税込)
決済手数料 2.48 %~(プラン条件に応じて) 1.98 %~(プラン条件に応じて)
対応決済方法 クレジットカード、コンビニ決済、キャリア決済、PayPal、あと払い(ペイディ)、楽天ペイ など
注意事項・追加手数料例 ・一部決済方法(コンビニ・キャリア決済など)には別途 300 円の購入者負担手数料あり
・イベント・チケット型商品の場合、発券手数料(2 %など)がかかることもあり
・無形サービス/役務販売は可能だが、プラットフォームの規約・法令面の制約を確認必要

STORES では、無形商品の扱いが比較的自由な点が強みとされ、0 円のサンプル配布(試供コンテンツ提供)も可能とされるケースがあります。オンライン講座やイベント参加権などの出品も可能で、用途に応じた販売ができます。

note(ノート)

有料記事・デジタルコンテンツの販売で広く利用されているnote。SNS 的要素(フォロー/タイムライン機能など)が強く、読者との接点を作りやすいため、クリエイター同士・読者との繋がりを活かしたマーケティングもしやすいプラットフォームです。

ダウンロード対象商品/形式 文章、映像、写真、音楽、PDF ファイルなど
決済手数料 ・クレジットカード決済:売上金額の 5%
・携帯キャリア決済:売上金額の 15%
・PayPay 決済:売上金額の 7%(など、決済手段により異なる)
プラットフォーム利用料 有料記事・有料マガジン・サポート・サークル:10%
定期購読マガジン:20%

(決済手数料を差し引いた後の金額に対して課される)
振込手数料(売上金のお支払い時) 270 円/回
決済方法 クレジットカード(国内発行)、キャリア決済 (docomo/au/SoftBank)、PayPay など
ファイル容量制限 1 ファイルにつき最大 50MB(アップロード制限)
注意点 ・決済手数料は読者の支払い方法によって変動する。
・無料会員は 1 日あたりのアップロード回数に制限(例:10 回)あり。
・画像や動画などは容量・解像度の制限があり、表示やダウンロード形式に制約があることもある。
・価格設定の下限・上限(例:100 円~上限)については公式仕様を確認する必要あり。

note では、記事内にファイル添付や動画埋め込みを行ってコンテンツを販売できます。アップロード可能なファイルサイズ制限や決済手数料構造を理解したうえで、価格設定やコンテンツ設計を行うとよいでしょう。

カラーミーショップ(Color Me Shop)


カラーミーショップ

カラーミーショップは、GMOペパボ株式会社が運営する国内最大級のネットショップ作成サービスです。
導入実績は10万ショップ以上と、個人から企業まで幅広いユーザーに支持されています。
デザインや機能の自由度が高く、初心者から本格的なEC運営まで柔軟に対応できるのが特徴です。
また、電子書籍・音楽・映像・写真・フォント・素材データなどのデジタルコンテンツ販売にも対応しています。

レギュラー ラージ プレミアム
初期費用 3,300円 3,300円 22,000円
月額費用 4,950円 9,595円 39,600円
ディスク容量 5GB 100GB 無制限
商品登録数 無制限 無制限 無制限
決済方法 クレジットカード(カラーミーペイメント)/銀行振込/ゆうちょ振替/
コンビニ決済/Amazon Pay/PayPay(オンライン決済)など
※デジタルコンテンツ販売時は、代金引換・NP後払いなど一部決済手段は利用不可。
決済手数料 カラーミーペイメント利用時:3.14〜5.5%
※決済方法・プランにより異なります。
▶ 決済手数料の詳細はこちら
デジタルデータ販売機能 ・1商品につき1ファイルを登録可能
・ファイルサイズ上限:200MB
・HTMLファイルはアップロード不可
・デジタル商品と物販商品の同時購入は不可
主な特徴 ・国内最大級のネットショップ構築サービス
・テンプレート/HTML編集によりデザイン自由度が高い
・独自ドメイン・SSL標準対応
・アプリ連携・定期販売・会員限定販売などの拡張も可能

カラーミーショップは、月額4,950円から利用可能で、拡張性とコストバランスの良さが特徴です。
EC初心者はもちろん、ブランドEC・D2C運営にも適した高機能な国内ECプラットフォームです。

インフォトップ

インフォトップは情報コンテンツやオンライン講座等の販売・アフィリエイトに対応するASP/決済プラットフォームです。販売者・アフィリエイター・購入者向けの仕組みを備え、クレジットカードやコンビニなど複数の決済手段を提供します。分割決済は最大24回まで設定可能で、高単価商品の販売にも活用されています。

手数料(販売者向け・システム利用料) クレジットカード決済:商品価格が5000円以下の場合 (1決済につき販売額の9.38%+トランザクション手数料146円)+税
商品価格が5001円以上の場合 (1決済につき販売額の9.38%+トランザクション手数料196円)+税
コンビニ決済:(1決済につき販売額の9.38%)+税
ビットキャッシュ決済:(1決済につき販売額の11.48%)+税
銀行振込決済:(1決済につき販売額の6.52%)+税
代金引換決済:(1決済につき販売額の6.52%)+税
電話注文システムを利用した場合、決済1件ごとに477円+税
デジタル著作権管理 (DRM) を利用した場合、決済1件ごとに136円+税

決済方法の例 クレジットカード(VISA/MASTER 等)・コンビニ・銀行振込・ビットキャッシュ・PayPal など
振込手数料 売上振込1回ごとに所定の振込手数料が発生

写真AC


写真ACはフリー写真のダウンロードサイトです。グループサイトと合わせると、会員数は600万人にのぼります。クリエイターは自分で撮影した写真を投稿し、ユーザーにダウンロードされるごとに、一定の報酬が貯まる仕組みになっています。
ユーザーは、個人、店舗、学校、会社、官公庁からテレビ局まで、さまざまです。

ダウンロード対応商品 写真(JPEG、AIまたはEPS、PNG)
販売手数料 なし(換金手数料300円/1回)
 決済方法  クレジットカード決済
 容量  10MB

 

TUNECORE Japan

TUNECORE Japan

TUNECORE Japan は、自分で作った音楽作品を世界中のデジタル音楽ストアに配信できるサービスです。配信可能な国は 185 以上、対応プラットフォームは 55 以上とされており、Apple Music、Spotify、Amazon Music などにも一括配信できます。
アーティストやクリエイターは、自ら制作した楽曲とジャケット画像を用意するだけで配信申請が可能で、メタデータ登録も行います。収益は 100% アーティストに還元され、権利も保持可能です。

利用料プラン例
  • Pay Per Release プラン:シングル (1曲):1,551 円/年(税込)~、アルバム (2曲~):5,225 円/年(税込)~
  • Unlimited プラン:年間固定料金で楽曲数無制限のリリースが可能。年額 4,400 円(税込)~ スターターなど複数グレードあり
楽曲登録上限 アルバム:最大 50 曲まで登録可能(プランによる制限あり)
配信先/国数 185 カ国以上、55 以上の音楽プラットフォームに配信可能
収益・還元 配信収益から TUNECORE の手数料を差し引いた後、100% アーティストに還元されます
追加機能・補足 ・Unlimited プランではリリース毎の更新料が不要、配信を継続できる
・配信開始日は申請・審査の関係で希望日より遅延する可能性あり
・利用者登録には国内在住個人・法人が条件。18 歳未満は保護者の同意が必要

かつての定額制料金や配信件数の上限は改訂されており、現在では自分の活動スタイルに合わせて「Pay Per Release」か「Unlimited」プランを選べるようになっています。最新の料金・詳細仕様は公式サイトで確認するようにしましょう。

BOOTH


BOOTH

BOOTH(ブース)は、pixivと連携するクリエイター向け販売プラットフォームです。初期費用や月額利用料はかからず、作品を販売したときにのみ手数料が発生します。
物販・ダウンロード販売・倉庫発送・pixivFACTORY連携など、多様な販売方法に対応しており、創作活動を手軽にオンラインで展開できます。
また、代理購入サービスを許可すると、海外のユーザーにも販売・配送が可能になります。

利用料(サービス手数料) 商品価格+送料の合計金額 × 5.6% + 22円
初期費用・月額 無料
振込手数料 銀行振込:30,000円未満=200円(税込)/30,000円以上=300円(税込)
PayPal・Wiseでの受け取り:振込手数料なし(※サービス側手数料が発生する場合あり)
販売方式 ・通常販売(自家発送)
・倉庫発送サービス(在庫保管・梱包・発送をBOOTHが代行)
・ダウンロード販売(デジタルコンテンツ)
・pixivFACTORY連携(オンデマンド製造・発送)
海外販売 代理購入サービスを通じて海外からの注文に対応。
ショップオーナーが通関・決済・配送手続きを行う必要はありません。
注意事項 ・ダウンロード販売時も同率の手数料が適用されます。
・BOOST機能で上乗せ支援を受けた場合、その金額にも手数料が発生します。
・倉庫発送サービスでは別途「倉庫手数料」が発生します。
・デジタル作品をZIP形式で販売する場合、閲覧性を考慮しPDF形式も併用するのが推奨です。

BOOTHは、初期コストゼロで始められる創作物販売の代表的なプラットフォームです。
pixivとの連携により、作品の宣伝・販売・発送までを一貫して行える点が大きな特徴です。

まとめ

デジタルコンテンツのおすすめ販売プラットホームはいかがだったでしょうか。気になるサイトがあれば、ぜひアクセスしてみてください!また、他ECモールなどと比べてネットショップは集客力が弱めなので、集客施策にも力を入れましょう。デジタルコンテンツは、評判やレビューが大事になってきますから、SNSでの集客なども検討してみてください。

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