
ECサイトに欠かせない商品撮影・物撮りとは?格安の会社から撮影機材まで徹底解説!
ECサイトにおける商品撮影は、ECサイトの売り上げを直接左右する重要な工程です。
商品を撮影した写真は、ECサイトでショッピング中のユーザーにとって商品を購入するか否かの判断材料となるためです。
そこで本記事では、アパレル系を含めたECサイトにおける商品撮影の概要から必要な撮影機材、ECサイトの商品撮影代行を行っている会社の紹介まで詳しくご紹介いたします。
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ECサイトに欠かせない商品撮影・ECサイトの物撮りとは?
ECサイトにおいて見やすく鮮明な商品写真を用意することは、ユーザーの満足度が高いECサイトを運営していくうえで必要不可欠な要素です。
そのため商品撮影という工程を疎かにしてしまうと、自社のECサイトでの売り上げアップを狙うことは難しくなります。
なお魅力的な商品写真を用意するためのテクニックとしては以下の点があげられます。
- 商品を実際に使用しているシーンを再現して撮影する
- 背景色は商品のイメージに合わせたものを選ぶ
- 様々な角度から撮影する
- 昼間の明るい時間に撮影する
- 三脚を使って写真の平行感を整え、手ブレを防ぐ
ECサイトの商品撮影に必要な撮影機材とは?
商品撮影を成功させるためには、第一に撮影に必要な機材と環境を整える必要があります。
▼ECサイトの商品撮影に必要な撮影機材
- カメラ
- 三脚
- LED照明
- 照明用スタンド
- レフ板
- トレーシングペーパー
- トレーシングペーパー用スタンド
商品撮影に必要な主な機材とそれぞれの役割を下記で見ていきましょう。
カメラ
高解像度で撮影可能なデジタル一眼レフカメラやミラーレスカメラがおすすめです。
特に商品撮影では、手動設定ができる機種が最適で、商品の質感や色味を正確に再現できます。
また、単焦点レンズ(50mmや85mm)は背景をぼかして商品を際立たせる効果があり、プロフェッショナルな印象を与えます。
最近のスマートフォンも補助的に使用できますが、カメラと比較すると詳細な調整が難しい場合があります。
三脚
商品撮影では三脚が欠かせません。手ブレを防ぎ、撮影角度や構図を固定することで、安定したクオリティの写真が撮れます。
特に高さや角度を調整できるタイプが便利です。頑丈で安定感のあるものを選ぶことで、細かい商品撮影にも適しています。
また、自由雲台付きの三脚ならさらに柔軟に調整が可能です。
LED照明とスタンド
LED照明は均一で明るい光を商品に当てるために重要です。特に色温度を調整できるモデルを選ぶと、商品の色味を自然に再現できます。
昼光色(5500K)は一般的に使いやすい設定です。さらに、LEDライトは発熱が少なく、長時間の撮影にも適しているため、快適な作業環境を作ります。
また照明を自由な角度や高さで設置するために、照明用スタンドが必要です。
特に頑丈で安定感があり、アームの長さや可動範囲が広いスタンドを選ぶと便利です。
軽量で持ち運びがしやすいタイプも、小規模な撮影スペースで役立ちます。
レフ板
レフ板は、照明だけでは光が届かない部分に光を反射させて影を明るく補うためのツールです。
白や銀、金の反射面を持つタイプがあり、それぞれ異なる光の効果を得られます。
特に折りたたみ可能なレフ板や、スタンド付きのものは使い勝手が良く、撮影効率を高めてくれます。
トレーシングペーパーとスタンド
トレーシングペーパーは照明の光をやわらげ、商品の全体に光を均一に回すために使用されます。
硬い影をなくし、柔らかく自然な光を作ることで、商品の質感を引き立てます。照明と商品との間に配置し、必要に応じて複数枚を使うことで光量を調整できます。
またトレーシングペーパーを自由な位置に設置できるスタンドは、光の効果を最大限に活かすために不可欠です。
特に安定感があり、高さや角度を調整できるスタンドが便利です。これにより、さまざまな照明条件に柔軟に対応できます。
アパレル系ECサイトは商品撮影が重要?
衣服を販売するアパレル系ECサイトでは、他の商品を取り扱うECサイトよりもさらに商品撮影が重要な役割を担ってきます。
ここではなぜアパレル系ECサイトで商品撮影が重要なのかを見ていきましょう。
商品撮影は「第一印象」を決める要素
アパレル系ECサイトでは、ユーザーは実際に商品を手に取ることができません。
そのため、商品写真が「第一印象」を左右します。高品質な写真は商品を魅力的に見せるだけでなく、ブランド全体の信頼感やプロフェッショナルな印象を与える重要な役割を果たします。
情報が購入意思決定に直結する
アパレル商品は色、素材感、フィット感などの視覚的要素が購入意思決定に大きく影響します。
例えば、質感やディテールを写真でしっかり表現することで、商品の素材や繊維の質感を明確に伝えることができます。
また写真で実際の商品と同じ色味を再現したり、モデル写真を使用して商品を着用した際のフィット感やシルエットを視覚化したりすることで、購入前の商品に対する不安要素をなくし購入促進させることが可能です。
返品率を下げる
アパレル商品の返品理由の多くは、「思っていたイメージと違った」という点です。
高品質な商品写真を通じて、素材や色、サイズ感などを正確に伝えることで、ユーザーの期待値をコントロールし、返品率の低下に寄与します。
SEOやSNSでの集客にも影響
高品質な写真は、ECサイトのSEOやSNSマーケティングにも効果的です。SNSでは視覚的に魅力的な商品写真がシェアされやすく、ブランドの認知度向上に繋がります。
また、Googleショッピングなどの検索結果に表示される画像も、クリック率を大きく左右します。
競合との差別化
アパレル市場は競争が激しいため、商品の魅力を的確に伝える写真が競合との差別化ポイントになります。
例えば、ユニークな背景やモデルの起用、ライフスタイルをイメージさせる構図を取り入れることで、他ブランドとの差を際立たせることができます。
一貫性のあるブランドイメージの構築
写真のスタイルや品質を統一することで、ブランドイメージを確立できます。
特にアパレル系ECでは、背景やライティング、構図などを統一し、サイト全体をプロフェッショナルに見せることが重要です。
これにより、ユーザーは「このブランドなら信頼できる」と感じ、リピート購入につながります。
ユーザー体験(UX)の向上
視覚的に魅力的で分かりやすい商品写真は、ユーザーがストレスなくショッピングできる環境を提供します。
例えば、複数アングルの写真や拡大表示機能を導入することで、商品の全体像やディテールを確認しやすくなります。
アパレル系ECサイトの撮影で使える撮影方法
アパレル系ECサイトで取り扱うファッションアイテムには、それぞれの商品によってそれを魅力的に見せることのできる撮影方法があり、撮影の仕方によって引き出せる商品の魅力が変化します。
ファッションアイテムの撮影の際に使われる主な撮影方法は以下の通りです。
平置き撮影
平らな場所に衣服を広げ、真上から撮影する方法は、衣服の形状や細部のディテールをはっきりと伝えることができます。
この撮影方法はシンプルで手軽に行えるため、Tシャツ、スカーフ、帽子などのアイテムに特に適しています。
背景紙は無地の白やグレーを使うと、商品が際立ちます。また、シワができないようアイロンをかけたり、小道具を使用してデザインを整えるとよりプロフェッショナルな仕上がりになります。
ハンガー撮影
衣服をハンガーにかけて撮影することで、自然な形状や生地の動きを表現できます。
この方法は、シャツやドレスなど、縦方向のシルエットが重要なアイテムに最適です。
壁やスタンドを利用して、ハンガーが安定する角度で撮影することがポイントです。また、背景をシンプルにすることで衣服に視線が集中します。
場合によってはスタイリッシュなインテリアを背景にすることで、ブランドイメージを演出することも可能です。
マネキン/人物モデル撮影
衣服をマネキンやモデルに着用させると、立体感や実際の着用時のフィット感をリアルに伝えることができます。
モデル撮影は、商品がどのように着用されるかを想像しやすく、消費者の購買意欲を大いに高めます。
一方、マネキンはコストを抑えながら、同様の立体的な表現を実現できます。モデルを使用する場合は、ターゲット層に合わせたモデルを起用することが重要で、ブランドイメージを強調するスタイリングを心がけましょう。
アパレル系ECサイトの撮影にモデルを使用する場合に必要な機材・スタッフ
アパレル系ECサイトの商品撮影を行う場合でも、カメラや三脚など、先ほど述べた通常のECサイトの商品撮影に必要な機材は用意をする必要があります。
それに加えて、人物モデルを起用しての商品撮影を行う場合には以下のような人材を用意する必要もあります。
- カメラマン
- スタイルスト
- ヘアメイク
- レタッチャー
それぞれ詳しく解説していきます。
カメラマン
カメラマンは、実際にモデルを撮影し、高品質な写真を作り出すプロフェッショナルです。
モデルのポーズやアングル、ライティングを調整し、商品の魅力を最大限に引き出します。
アパレル撮影では、衣服の質感やフィット感を正確に伝えるための撮影技術が必要です。また、照明機材やカメラ設定の専門知識を持ち、モデルや他のスタッフとのコミュニケーション能力も求められます。
スタイリスト
スタイリストは、撮影する商品のコーディネートを担当します。
衣服だけでなく、アクセサリーや靴、バッグなどを組み合わせて、商品の魅力を引き立てます。
ターゲット層に合わせたスタイリングを提案し、ブランドイメージを反映させることが重要です。
ファッションのトレンドや商品の特性を理解したうえで、商品がより魅力的に見える提案を行います。
ヘアメイク
ヘアメイクは、モデルの髪型やメイクを担当し、ブランドや商品のイメージに合わせて仕上げます。
ナチュラルな服装には自然なメイク、フォーマルな服装には上品なメイクなど、撮影テーマに合ったヘアメイクが求められます。
また、撮影時の照明やカメラ映りを考慮しながら、モデルが商品と調和するように仕上げることが重要です。
レタッチャー
レタッチャーは、撮影した写真を加工・編集する役割を担います。
色味や明るさの調整、不要な影やシワの除去、背景の補正などを行い、写真を完成形に仕上げます。
PhotoshopやLightroomなどの画像編集ソフトを駆使し、商品の本来の特徴を損なわず、ブランドイメージに沿った色彩や仕上がりを実現します。
最終的にECサイトに掲載される写真として、購入者に商品の魅力を的確に伝える仕上げが求められます。
ECサイトの商品撮影・物撮り代行とは?
ECサイトの商品撮影や物撮りには、多くの機材や技術が必要になります。
ECサイトの運営に加えて商品撮影まで自社で全て行うとなると、多くの人件費や工数がかかってしまいます。
ECサイトの商品撮影・物撮りを行っている代行業者に依頼すれば、機材の準備やスタジオの確保、撮影画像の編集まで一括で代行してもらうことができます。
そこで以下では、用途別にECサイトの商品撮影・物撮り代行を行っている企業をご紹介していきます。
ECサイトのモデル撮影を行っている会社2選
ECサイトの商品撮影・物撮り代行を行っている会社の中には、アパレル系のECサイトを中心に人物モデルの撮影代行を行っている企業も存在します。
人物モデルの撮影代行では、撮影機器や撮影スタジオはもちろん人物モデルの用意や撮影後の写真画像の編集までの業務を一括して代行を依頼することができます。
以下では、人物モデルの撮影代行を得意としている会社を2つご紹介いたします。
SOBISYA MODELS
SOBISYA MODELSでは、「”魅せる”モデル写」を目標にアパレル系ECサイトの撮影代行を中心に行っています。
SOBISYA MODELSの特徴は、人物モデルと撮影シーンの豊富さです。人物モデルは各世代・各ジャンル別に充実のラインナップでそろえており、加えて専用スタジオを有しているため様々なシチュエーションでの撮影に対応することが可能です。
株式会社バーチャルイン
株式会社バーチャルインでは「安価できめ細かいサービス」を行うという理念のもと、アパレルECサイトを訪れたユーザーが”共感するモデル商品撮影”も目指してECサイトの精進撮影・物撮り代行を行っています。
株式会社バーチャルインの最大の特徴は、1商品1カットからの商品撮影の代行を行っている点です。また1000円という安価から撮影代行を依頼できるのも大きな魅力です。
ECサイトの商品撮影を行っている会社3選
ECサイトの商品撮影・物撮りの代行にかかる費用は撮影をする予定の写真の枚数と必要撮影時間、代行を依頼する会社によって異なりますが、一回の撮影につき30000円位を目安の予算として提示するECサイトの運営会社が多いようです。
アートトレーディング株式会社
アートトレーディング株式会社は15年以上にわたり、EC構築やEC運営の代行業務を行っていきたノウハウを活かし、EC運営に関するフルフィルメント業務の代行サービスを行っています。そのフルフィルメント業務の代行サービスを一環として「撮影」「採寸」「原稿作成」を行っており、ECサイトで販売する商品の情報制作業務を行います。
物撮りドットJP
物撮りドットJPはファッションアイテムから食器などの雑貨、寝具などの生活用品まで、幅広い商品の商品写真撮影代行サービスを行っています。物撮りドットJPの最大の魅力は1カットあたりの撮影費用の安さにあります。物撮りドットJPでなら1カットあたり180円から依頼を受けており、さらに画像のレタッチ(色調整)・トリミング(サイズ切込み)も含めて行っています。
株式会社ディースタジオ
株式会社ディースタジオは神奈川県横浜市にある会社で、商品撮影から画像の制作や加工、ECサイトの企画・制作・運営などの幅広いサービスを提供しています。株式会社ディースタジオの強味は、撮影・画像のトリミング・リタッチ・リサイズのプランで1商品3カット撮影で1500円という安価でサービスを提供しているという点です。
まとめ
いかがでしたでしょうか。本記事ではECサイトにおける商品撮影について、その概要や撮影のために必要な準備、商品撮影代行を行っている会社についてご説明いたしました。
ユーザーにとって魅力的な商品写真撮影を行うことで、ECサイトのコンバージョン率を高めていくことができます。
この記事がECサイトを運営する際に参考になれば幸いです。
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