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コンテンツマーケティングとは?メリットや種類、企業の成功事例を紹介!

近年注目が集まっている新しいマーケティング手法として「コンテンツマーケティング」というものがあります。今回は、これからコンテンツマーケティングを始める方に向けて、メリットや種類、企業事例を紹介します。

監修者

アートトレーディング株式会社代表取締役。
2002年に楽天市場へ出店したことをきっかけに、EC支援サービスの提供をスタート。累計150社以上のサイト制作、運営経験を持つ。

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コンテンツマーケティングとは

コンテンツマーケティングとは、ターゲットとするユーザーに価値あるコンテンツを提供し、顧客のニーズを育成し、顧客を定着させることを目標としています。商品に対するニーズが顕在化した顧客だけでなく、潜在的な顧客に対してのアピールに重点をおいていることが特徴です。
ここでコンテンツは広告ではなく、価値のある情報であるということが大切です。ユーザーにとって価値あるコンテンツはコンテンツマーケティングの要になります。

コンテンツマーケティングが広がった背景

コンテンツマーケティングが今、話題になっている背景として以下のような理由が考えられます。

ユーザーが広告に対して悪いイメージを持つようになった

様々な情報が氾濫している社会の中で、大量の広告は無視されることが多くなりました。それでもクリックしてもらうために企業は様々なタイプの広告を作成し、ページの利便性を損ねる場合もありました。
その結果、ユーザーは広告を邪魔なものと感じ、広告に対して好ましくないイメージを抱くようになりました。そこでユーザーが知りたいと思うようなコンテンツを用意し、満足度を高める「嫌われない広告」を制作するようになりました。

安価なコストで始めることができる

広告と違い、広告料がかかることがなく、自社のメディアでコンテンツを作成し、配信することができます。必要なのは人件費くらいです。ただし、効果がすぐに出るかどうかは分からず、多くの時間を費やしてコンテンツを作成しても、望んだ効果を得ることできない場合があります。

ECの拡大と伸長

EC(Electronic Commerce)の市場規模は年々大きくなっており、実店舗を持たずECのみで売上を出す会社も多くあります。コンテンツマーケティングはECサイトへの集客に優れています。というのも、ECの場合コンテンツからワンクリックで購入が可能であるため、コンテンツに魅力を感じた場合にそのまま購入につながりやすいためです。

コンテンツマーケティングのメリット・デメリット

メリット
・潜在顧客と接点を持てる
・顧客のニーズを育てられる
・顧客のロイヤルティが高まる
・長期的な費用対効果が高い
デメリット
・コンテンツの運営に手間と時間がかかる
・まったく興味ない層には届けることができない
・長期にわたって取り組む必要がある

コンテンツマーケティングの種類

記事コンテンツ

自社のブログなどを利用した記事コンテンツは、日本で最も採用されているコンテンツマーケティングの方法です。導入のハードルが低く、様々なカテゴリに分かれています。記事コンテンツは下記で別途詳しく説明します。

動画コンテンツ

テキストよりも情報量があり、強いインパクトを与えることができ、幅広い年齢層のユーザーに届けることができます。爆発的な拡散力があり、言語を超えて様々な人にアピールすることもできます。

SNSコンテンツ

近年様々な企業がSNSアカウントを開設し、情報の発信を行っています。SNSは強力な拡散能力を持ち、企業の認知やイメージの形成に大きな貢献をします。SNSコンテンツに関しては下記で別途詳しく説明します。

記事(ブログ)でのコンテンツマーケティング

上記でも触れましたが、ブログを使ったコンテンツマーケティングは最も一般的なコンテンツマーケティングの手法であり、集客力があります。記事の中にも様々なカテゴリがあり、感動系、面白い系、心霊系といったようなユーザーを惹きつけるようなコンテンツやユーザーが知りたい情報を提供する役立ちコンテンツなどが挙げられます。
また、記事を公開するブログのプラットフォームによっても違いがあり、それぞれに向き不向きがあると言えます。良質なコンテンツを作成したとしても、まず見てもらえなければ意味がないので、記事の公開にあたってSEO対策をする必要があり、知識と経験が求められます。
ここでコンテンツマーケティングに適した代表的なブログ作成のためのCMSサービスを紹介します。

WordPress

代表的なホームページ作成のCMSです。世界的にも多数の利用者がおり、コンテンツマーケティングに向いているテーマの設定やノウハウを容易に学ぶことができます。ブログと商品ページを同一ドメインで管理することができ、結果に結びつきやすいコンテンツが作成可能です。
ECサイトとの相性がよく、コンテンツから購入サイトへの誘導をスムーズに行うことができ、売上のアップを見込めます。

はてなブログMedia

はてなブログは個人向けのブログサービスでしたが、オウンドメディア構築のための新しいサービス「はてなブログMedia」を開発しました。編集支援などのコンテンツマーケティング支援のための総合的な機能があり、はてなブログの直感的な操作を継承しています。

SNSを使ったコンテンツマーケティング

SNSにはシェアをするという機能があり、大きな拡散性を持ちます。広告の場合であれば、金額をかければかけるほど大きく宣伝することができますが、SNSにおける拡散はユーザーそれぞれが判断するものであり、「ユーザー主体のマーケティング」と呼ばれます。
また、SNSを使ったコンテンツマーケティングの主な目的は直接売上に結びつけることではなく、企業への認知と愛着を持ってもらうことです。ユーザーにとって役に立つ、または面白いと思われるような投稿をすることで集客を狙います。
ただし、投稿内容によっては企業イメージを損なう場合があり、注意が必要です。

コンテンツマーケティングに取り組んだ企業事例

ここではコンテンツマーケティングに取り組んだ企業と成功事例を紹介します。

Panasonic

Panasonicは「制御機器知恵袋」というメディアサイトを運営しています。このメディアサイトは主に企業で働くエンジニアに向けたコンテンツを配信しており、基礎知識から応用的な方法まで様々なコンテンツを用意しています。
顧客の過去の問い合わせやデータを元にコンテンツを作っているため、ユーザーにとって非常に価値のある有益なサイトになっています。有益な情報をユーザーに届けることで企業イメージの向上とサポートの手厚さや商品知識の豊富さをアピールすることができました。
参照:制御機器知恵袋

株式会社キーエンス

株式会社キーエンスは「バーコード講座」というサイトを運営しています。このサイトでは、バーコードに特化した情報を発信しており、バーコードの仕組みやバーコードの選び方などのコンテンツを作成しています。
専門的ですが、キーエンスにしか作成できない分野のコンテンツ配信により、確実に顧客を獲得していくことができます。
参照:バーコード講座

freee株式会社

freee株式会社は「経営ハッカー」というサイトを運営しています。経営に関する様々な情報を提供します。会計や経理から確定申告や会社設立まで様々なテーマについて取り扱います。時間と手間のかかる経営業務ITを使って解決することを目的としており、自社の商品を交えて経営者の課題を解決する方法を提案します。
また、自社の商品をただアピールするだけではなく、ガイドブック等のユーザーにとって有益なコンテンツを提供することで、顧客のニーズを満たし、ダウンロード時に顧客の情報を収集することも可能にしました。
参照:経営ハッカー

BASE

BASEはEC運用のプラットフォームであり、「BASE U」というサイトを運営しています。このサイトはECサイトの開設方法や運営方法や集客に関するコンテンツを配信しています。
BASEを利用しているユーザーに対してHow toを伝えるだけでなく、新しくサービスを利用してもらえるように潜在層にアピールするコンテンツを作成することで顧客の獲得を目指します。
参照:BASE U

ザ・プロアクティブカンパニー

ザ・プロアクティブカンパニーは「ニキペディア」というサイトを運営しています。このサイトはニキビで悩む人に向けて、ニキビに関する情報や手入れの方法を配信します。ニキビに関する情報を提供しつつ、自社の商品のクーポンの配信をサイト内で行うこともあります。
ユーザーの悩みに関する情報を提供しつつ、自社の商品のPRをすることで、直接の顧客獲得を目指します。
参照:ニキペディア

LION

LIONは「Lidea」というサイトを運営しています。このサイトでは、暮らしの中の疑問を解決したりスキルアップにつながるコンテンツを配信しています。おすすめのレシピ紹介や夫婦円満のコツなど幅広いジャンルに関しての情報を提供しています。
また、記事内で直接的に商品の紹介はしていないことが特徴であり、記事の中で使用されているものがLIONの商品だった、というように自然にユーザーに商品の情報を伝える流れができています。
参照:Lidea

まとめ

いかがでしたでしょうか。今回はコンテンツマーケティングについてそのメリットや事例を紹介させていただきました。ユーザーにとって価値ある情報を提供することは、時間をかけてリピーターとなる顧客を獲得するきっかけになります。また、ECサイトとの相性も良いためECの売り上げアップを目指す方はぜひ始めてみてはいかがでしょうか。

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