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Googleアナリティクスとは?2019~2021年版の見方や使い方まで徹底解説

サイトの問題点を洗い出し運営方法を改善していくという作業は、WEBサイトやECサイトの運営を行っていくうえで必要不可欠な行程です。
Googleアナリティクスを使用すれば、WEBサイトを訪れたユーザーの行動をデータ化し、そこからサイトの問題点の分析を行うことができます。
そこで本記事では、Googleアナリティクスの概要から設定方法や使い方まで詳しくご説明いたします。

監修者

アートトレーディング株式会社代表取締役。
2002年に楽天市場へ出店したことをきっかけに、EC支援サービスの提供をスタート。累計150社以上のサイト制作、運営経験を持つ。

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Googleアナリティクスとは?

Google アナリティクスとは別名「GA」とも呼ばれ、「サイトを訪れたユーザーの人数」や「サイト内で多くクリックされたページ」などのデータをもとに「サイト内でのユーザーの行動」を分析することのできるツールです。
Googleアナリティクスによって蓄積・分析されたデータを見ることで、自身が運営しているWEBサイトやECサイトの良い点と悪い点を確認することができます。
自身のサイトの改善点が明らかになることで、ユーザーがより快適にサイトを利用できるような新たな施策を打ち出すことも可能になります。
Googleアナリティクスは基本的には無料で利用することができますが、有料版も存在します。Googleアナリティクスの無料版と有料版の違いについてはこの記事の後半で説明しているので詳しくはそちらをご覧ください。

Googleアナリティクスの設定方法とは?

Googleアナリティクスの利用を開始するために必要なステップは以下の3つです。
・Googleアカウントの作成
・Googleアナリティクスアカウントの作成
・トラッキングコードの設置
以下では、Googleアナリティクスを始めるためのそれぞれの手順について詳しくご紹介していきます。

Googleアカウントの作成

Googleアナリティクスの利用を開始するには、GmailアドレスをしようしたGoogleアカウントを作成する必要があります。
Gmailのアドレスを取得したことがない方はGoogleの「アカウント作成ページ」に行き、氏名・メールアドレス・パスワードの入力を行い、アカウントを作成します。

Googleアナリティクスアカウントの作成

Googleアカウントを取得することができたら、次にGoogleアナリティクスのアカウントを作成します。
Googleアナリティクスの「登録ページ」を開き、「無料で利用する」→「測定を開始する」を三択します。その後は画面の案内に沿ってアカウント名の設定や、Googleアナリティクスを利用して分析したいWEBサイトの名前やURLなどを入力します。
最後にGoogleアナリティクスの利用規約の「同意」ボタンをクリックして、Googleアナリティクスアカウントの作成は完了です。

Googleアナリティクスへトラッキングコードの設置

Googleアナリティクスアカウントの作成が完了したら、トラッキングコードの設置を行います。
トラッキングコードとは、WEBサイトの訪問者のデータを取得するために必要なGoogleアナリティクス専用の計測プログラムコードのことです。
具体的には、トラッキングコードによってユーザーの流入元・検索キーワード・ユーザーのページの閲覧履歴・滞在時間などの計測を可能にします。
利用規約に同意するとトラッキングコードが表示された画面に切り替わるので、表示されているトラッキングコードを<!– Global site tag (gtag.js) からまで全てコピーします。
コピーしたトラッキングコードをWEBサイト全体のHTMLファイルに貼り付けたら、Googleアナリティクスの設定は完了です。
このトラッキングコードを正しく埋め込めていないとWEBサイトを訪れるユーザーのデータの所得を実行できないので、トラッキングコードの設置は慎重に行う必要があります。

【2019・2020・2021年版】Googleアナリティクスの使い方・数字の見方とは?

Googleアナリティクスを利用してWEBサイトの分析を行っていくうえで、使用することの多いページは以下の4つです。
・「ユーザー」メニュー
・「集客」メニュー
・「行動」メニュー
・「コンバージョン」メニュー
以下では、これらのページの使い方とそこで確認することのできる基本的な数字についてご紹介いたします。

「ユーザー」メニュー

ユーザーメニューでは、ページビュー数やサイトの訪問数、ユーザーがサイトを訪問するために使用しているデバイスの種類など、ユーザーに関する幅広いデータを確認することができます。
ユーザーメニューの「概要」ページをクリックすると、自身のサイト全体の訪問者数を確認することができます。
サイト全体の訪問者数を確認することは、ユーザーのWEBサイトへのアクセス解析を行ううえではじめの一歩となる作業なので「概要」ページは是非確認しておきましょう。

「集客」メニュー

集客メニューでは、ユーザーがサイトにどこから訪れたのかを確認することができます。
具体的には、「Googleなどの検索エンジンからあるキーワードを検索してサイトに訪れた」ことや「Instagramの広告からサイトを訪れた」などを見ることができます。
「集客」メニューから、「すべてのトラフィック」、「チャネル」を選択することで細かいユーザーのサイトへの流入経路を知ることができます。

「行動」メニュー

「行動」メニューでは、ユーザーのサイト内での行動データを確認することができます。
具体的には、ユーザーが「サイト自体を訪れた回数」や「サイト内で閲覧したページ数」などを見ることができます。
例えば一人のユーザーがいくつものページを訪れているとしたら、サイト内に貼ってある関連記事がうまく機能している可能性を考えることができます。

「コンバージョン」メニュー

コンバージョンメニューでは、そのWEBサイトのコンバージョンを達成した数を確認することができます。
コンバージョンとは会員登録や商品購入など、そのサイトの目標のことです。
Googleアナリティクスで蓄積・分析したデータを活用してWEBサイトの改善を行うのは、すべてこのコンバージョンを高めるためです。
コンバージョン数はこまめに確認することで、自身が打ち出した施策が有効であったかを確認することができます。

Googleアナリティクスのプロパティとは?

プロパティとはITの分野で多く使われる単語でソフトウェアが取り扱う対象の持つ設定や状態、属性、性質、効能などの情報のことをプロパティと呼びます。
Googleアナリティクスにおけるプロパティとは、ユーザーデータが収集される場所のことを指します。
プロパティごとにトラッキングコードが生成され、プロパティはアカウントに対して複数作成することができます。
プロパティには以下の2種類があります。
・Googleアナリティクス4プロパティ
・ユニバーサルアナリティクスプロパティ
以下では、ユニバーサルプロパティの種類について、それぞれ詳しくご紹介いたします。

Googleアナリティクス4プロパティ

Googleアナリティクス4プロパティは2020年11月にスタートした最新のプロパティです。
Googleアナリティクス4プロパティは「データストリーム」と呼ばれる情報源を元にしてデータの集計を行います。
Googleアナリティクス4プロパティは、自社のWEBサイトのみではなくアプリなどとも統合して分析することができるため、従来のプロパティに比べて高度な分析を行うことが可能です。

ユニバーサルアナリティクスプロパティ

Googleアナリティクスが開始される前から存在している従来のプロパティをユニバーサルアナリティクスプロパティと呼びます。
ユニバーサルアナリティクスプロパティは「ページビュー」という情報源を基準としてデータの収集を行います。

Googleアナリティクスの無料版(スタンダード版)とプレミアム版の違いとは?

Googleアナリティクスは基本的に無料で利用することができますが、月額料金制で有料のプレミアム版も存在します。
プレミアム版の月額料金は130万円~と高額ですが、プレミアム版に申し込むことによって無料版では受けられなかったサポートなども受けることもできます。
プレミアム版と無料版の具体的な違いは、主に2つあります。
1つ目は、無料版では受けられないような手厚いサポートを受けることができる点です。緊急時の時間外対応含むお客様窓口、導入設サポート、教育トレーニングなど有料版ならではのサポートを利用することができます。
2つ目は、無料版では制限がかかっていた機能を有料版では無制限で利用することができる点です。
Googleアナリティクスでは、WEBサイト上でのユーザーの行動などのGoogleアナリティクスに送信されるデータを「ヒット数」と呼びます。
このヒット数が無料版と有料版では大きく異なります。無料版の場合だと月間1000ヒットまでという上限が設けられていますが、有料版の場合は10億ヒットまでと上限が緩和されています。
WEBサイトの規模が大きい場合には、月間で1000ヒットを超える可能性が高いので有料版を使用したほうがより正確にユーザーの行動を分析することができます。

まとめ

いかがでしたでしょうか。本記事では、Googleアナリティクスの概要や、使い方についてご紹介いたしました。
Googleアナリティクスは、WEBサイトやECサイトの効果的な運用方法を打ち出していくうえで欠かすことのできない分析ツールです。
この記事がECサイトを運営する際に参考になれば幸いです。

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