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おすすめの発送代行業者24選!個人も頼める?選び方や料金についても徹底解説!

おすすめの発送代行業者は?個人でも頼める?選び方は?と気になっていませんか。

結論、利用用途に合わせて、以下の発送代行業者がおすすめです。

▼ECサイトの発送代行におすすめの業者4選
アートトレーディング株式会社
株式会社イー・ロジット
ECO宅
STOCKCREW

▼大阪・関西に倉庫がある発送代行業者4選
株式会社エスグロー
株式会社三協
日新ECパートナーズ
ロジスピ

▼取り扱いジャンルが豊富な発送代行業者6選
アップル流通株式会社
スゴロジ
株式会社テスココンポ
ナガセテクノサービス株式会社
富士ロジテック
ロジプレミアム

▼冷蔵・冷凍倉庫がある発送代行業者2選
株式会社オージーフーズ
株式会社ミラク

▼アパレル業におすすめの発送代行業者2選
株式会社オーティーエス
トミーズコーポレーション

▼リピート通販に特化した発送代行業者2選
クラウドロジ
オープンロジ

▼年中無休で出荷ができる発送代行業者1選
株式会社東配

▼対応力が強みの発送代行業者3選
株式会社共栄物流サービス
scroll360
醍醐倉庫株式会社

また発送代行業者を選ぶ時は、「自社の商材に対応しているか」「サービス内容は十分か」「信頼性があるか評判は良いか」などをしっかり確認してから選定するようにしましょう。

この記事では他にも発送代行業者が請け負う仕事内容や料金など、物流業務の委託を考えている事業者さんにとって役立つ情報を紹介しています。ぜひ参考にしてくださいね。

執筆者

佐藤美樹

アートトレーディング株式会社の専属WEBライター。
ECサイト運営では、SEOやSEM、SNSマーケティングの導入・運用を担当。現在はECサイト運営に関する記事の執筆を行う。

監修者

アートトレーディング株式会社フルフィルメントセンター長。
物流業界に25年間従事。BtoBからBtoCまで様々な業界の物流経験を持つ。

物流に関する最新情報をYOUTUBEやXで発信しています。
情報を知りたい方はリンクをクリック!

【髭男社長のEC運営ch】細野 泰輔 出演動画
細野 泰輔のX

ECサイトの発送代行におすすめの業者4選

アートトレーディング株式会社

会社名 アートトレーディング
株式会社
所在地 東京都豊島区東池袋1-18-1 Hareza Tower 20F
電話番号 03-5422-3348
設立年 1996年1月12日

◆おすすめポイント

当社アートトレーディング株式会社は、東京都豊島区に本社を構える発送代行業者です。

私たちアートトレーディングの特色は、単に商品の梱包や発送だけに対応するのではなく、受注業務、カスタマーサポート、さらに商品のプロモーション活動(撮影、採寸、原稿作成、マーケティング業務)までトータルで対応できることです。※もちろん個別の対応も可能です!

また物流業務においても、お客様商品の特色に合わせて柔軟な対応が可能。例えば、ギフトラッピング対応やカタログ、サンプルなどの同梱作業、梱包資材の相談などフレキシブルに対応いたします。

更に、アートトレーディングでは毎月物流に関するミーティングを開催。物流業務において、顧客満足度をより高めるための提案などを行います。

対応可能な商品数も小ロットから大量出荷まで広範にわたりますので、個人の方から大手の事業者様まで、安心して利用することができますよ。

 

株式会社イー・ロジット

会社名 株式会社イー・ロジット
所在地 東京都千代田区外神田3丁目11番11号
 CIRCLES秋葉原6階および7階(本社受付は7階)
電話番号 03-3518-5460
設立年 2000年2月14日

◆おすすめポイント

株式会社イー・ロジットは東京都千代田区に本社を構える発送代行業者です。

株式会社イー・ロジットの一番の強みは、在庫管理から発送代行まで、EC物流代行に必要な要望にワンストップで対応できるところ。

また、EC物流代行だけでなくお客様独自の特殊作業・流通加工にも対応しており、そのブランドに合わせた梱包資材の使用や特別な仕様のラッピングを施すなど、EC事業としてのサービス品質の向上につながるサービスも提供しています。

350社を超える顧客から依頼を受けている実績があるので、安心して発送代行を任せることができます。

ECO宅

会社名 株式会社マキシマム&アドバンテージ
所在地 神奈川県鎌倉市大船5-12-18 湘南流通センター
電話番号 0120-978-533
設立年 2007年5月21日

◆おすすめポイント

ECO宅は、神奈川県鎌倉市にある発送代行会社。

一番の強みは、発送代行料金の安さ。倉庫利用一式込みで、1件550円~対応ができます。(内容により料金に変動があります。)

またECO宅を契約していただいたお客様は、ECサイトの売上をUPさせるためのECコンサルティングを受けることも可能。ECO宅なら、物流からEC運営までの悩みを安心して相談することができますよ。

STOCKCREW

会社名 株式会社STOCKCREW
所在地 東京都中央区東日本橋2丁目1番5号 東日本橋セントラルプレイス8階
電話番号 03-6240-9730
設立年 2018年8月1日

◆おすすめポイント

株式会社STOCKCREWは、東京都中央区にある発送代行会社。

一番の強みは、リーズナブルなお値段で発送代行を請け負うことができるところ。配送料、作業料込みでDMサイズ300円~、60サイズ590円~、80サイズ700円~と業界でも競争力のある単価で提供しております。

また、初回手数料や月額料金は一切かかりません。初めて発送代行を利用する場合でも安心の料金体系でサービスを提供しています。

大阪・関西に倉庫がある発送代行業者4選

株式会社エスグロー

会社名 株式会社エスグロー
所在地 神戸市中央区琴ノ緒町2丁目2番1号 三経イーストビル 3階
電話番号 078-291-6459
設立年 平成7年8月20日

◆おすすめポイント

株式会社エスグローは、兵庫県神戸市にある発送代行会社。

一番の強みは、ワンストップ対応が可能であるところ。入出荷、ピッキング、検品、流通加工、梱包まで、EC物流20年以上のプロがワンストップで対応します。

また、株式会社エスグローは、1SKU・1個から小ロットでの利用も可能。さらに複雑な対応が多い越境ECの物流にも対応しているので、幅広いEC事業者様から高い評価を受けています。

株式会社三協

会社名 株式会社三協
所在地 大阪府東大阪市今米1-15-11
電話番号 072-967-6010
設立年 昭和43年(1968年)

◆おすすめポイント

株式会社三協は大阪府東大阪市にある発送代行業者。

商品の入庫から発送までの一連の業務を委託することが可能で、迅速かつ正確な業務遂行が特徴です。

また株式会社三協では、カスタムメイドの倉庫管理システムを活用しています。これにより、全てのクライアントに対して誤出荷なし、在庫差異なしという、柔軟性を持ったアウトソーシングサービスを提供することが可能です。驚くべきことに、0.5PPM(200万件に1件以下の誤出荷率)という数値を物流代行業界で実現しています。

また、本社と8つの拠点が大阪に位置していることから、関西地方へのサービス提供に強みを持っているといえるでしょう。

日新ECパートナーズ

会社名 (株)日新ECパートナーズ
所在地 大阪府八尾市老原1-114
電話番号 072-991-0114
設立年 1950年

◆おすすめポイント

株式会社日新ECパートナーズは、大阪府八尾市にある発送代行会社です。

一番の強みは、商品の入荷から保管、発送までを全て対応していること。また広い種類の大型商品を取り扱い、商品点数の増加や売上の急増にも柔軟に対応しています。

さらに、間違った配送や出荷を減らすために、物流の専門家がバーコードを使用して各商品をデジタル管理しています。これにより、在庫管理が簡略化され、在庫金額や在庫回転率の可視化が可能です。

ロジスピ

会社名 株式会社ウィズリンクス
所在地 大阪府大阪市中央区西心斎橋1丁目13-18 6F
電話番号 050-5211-7925
設立年 2015年

◆おすすめポイント

ロジスピは、株式会社ウィズリンクスが提供する発送代行サービス。

一番の強みは、申し込みから1日で利用できて、すべての運用・操作をWEBで完結できること。

また、固定費0円、出荷1件から利用できて料金は使った分だけなので、まだ物流の出荷件数が少ない企業さんでも安心して利用することが可能です。

さらに当日9時までの出荷依頼で当日出荷できるスピーディーな対応も評判を呼んでいます。

取り扱いジャンルが豊富な発送代行業者6選

アップル流通株式会社

会社名 アップル流通株式会社
所在地 〒910-0375 福井県坂井市丸岡町南横地10-47
電話番号 0776-67-6786
設立年 1998年4月

◆おすすめポイント

アップル物流株式会社は、福井県坂井市にある発送代行業者です。

一番の強みは、年間700万件の出荷実績が生む高品質物流が可能ということ。

取り扱いジャンルも豊富で、化粧品や健康食品、日用雑貨、医薬部外品・高度管理医療機器等などをはじめとした多様な商品の物流実績があります。

また物流倉庫は福井県にあるため、安価な地価や人件費での作業が可能。つまり、物流コストを軽減したサービス提供をすることができます。

更に福井県は、日本の中心に位置する土地となるので、3大都市圏を含む広域エリアで翌日配送が可能。利用料金を抑えながら、高品質のサービスを提供できる点も魅力の1つと言えるでしょう。

スゴロジ

会社名 日本トータルテレマーケティング株式会社
所在地 東京都渋谷区渋谷3-12-18 渋谷南東急ビル3F
電話番号 03-6730-0001
設立年 1983年9月

◆おすすめポイント

スゴロジは、日本トータルテレマーケティング株式会社が提供する発送代行サービスです。

スゴロジの一番の強みは、コンタクトセンターと一体化したシステムを使用することにより、注文から商品発送まで、ワンストップのフルフィルメントサービスの提供が可能であるということ。

また、機械による物流作業の効率化を行うことで業界トップクラスの作業品質を提供します。

取り扱いジャンルも、健康食品分野やコスメ化粧品分野、家電・ペットグッズ・飲料・スポーツ用品・キャラクター・インテリアなど、幅広い商材に対応可能です。

株式会社テスココンポ

会社名 株式会社テスココンポ
所在地 〒361-0056 
埼玉県行田市持田2165
電話番号 048-550-2141
設立年 昭和40年(1965年)6月

◆おすすめポイント

テスココンポ株式会社は、埼玉県行田市にある発送代行会社。

サービスの特色としては、さまざまな規模やジャンルの発送代行を行っている所が挙げられます。

発送代行は、月に一度の出荷から一日で1万件以上の出荷まで対応可能。またBtoCだけではなくBtoB企業への発送も行っており、大手GMSの共同配送認定も受けている点も魅力の一つと言えるでしょう。

さらには、物流倉庫で商品の撮影、採寸、インターネットへのアップロードも可能で、これにより商品の販売までの過程を効率化することが可能です。

ナガセテクノサービス株式会社

会社名 ナガセテクノサービス株式会社
所在地 千葉県流山市駒木529
電話番号 04-7155-1210
設立年 1991年4月1日

◆おすすめポイント

ナガセテクノサービス株式会社は、千葉県流山市にある発送代行会社。

ナガセテクノサービス株式会社は、商品の入出荷と保管だけでなく、細部にわたる流通加工の要求にも対応する企業です。ラベルの内容を商品ごとに変える可変印刷、フィルムを収縮させるシュリンク包装など、様々な梱包や加工方法に対応しています。

また、取り扱い可能な商品は非常に広範で、衣服やアクセサリー、家具や家電製品、書籍や玩具といった日常的な商品から、自動車の部品や医療器具まで対応可能です。ネットショップの在庫保管はもとより、物理店舗の在庫倉庫としての利用も可能です。

富士ロジテック

会社名 株式会社富士ロジテックホールディングス
所在地 東京都千代田区丸の内3-4-1 新国際ビル8F
電話番号 03-5208-1001
設立年 1918年5月16日

◆おすすめポイント

富士ロジテックは、東京都千代田区にある発送代行会社。

一番の強みは、倉庫内に自動化技術を積極導入し、省人化・スピーディ・低コストを実現しているところ。また、20年間の蓄積されたノウハウで、高品質サービスを提供することができるところです。

取扱商材も、ベビー用品全般・女性向けアパレル・下着・雑貨・飲料・雑貨・高級ブランド・アウトドアアパレルなど幅広く対応可能。タグ付けやシール貼りなどの流通加工にも対応しているので、商品の価値を高めるサービス提供が可能です。

ロジプレミアム

会社名 株式会社 清長
所在地 〒101-0062
東京都千代田区神田駿河台2-1-20
お茶の水ユニオンビル3F
電話番号 03-5577-3093
設立年

◆おすすめポイント

ロジプレミアムは、株式会社清長が展開する発送代行サービスです。

このサービスの特徴は、物流をビジネス戦略の核心的な部分として位置づけ、全体的な提案が可能であることです。契約後、多数のミーティングを経て、各事業者のニーズに応じた3〜5年後の道筋を描き出し、そのビジョンに忠実な物流戦略を構築します。

またロジプレミアムは、雑貨やアパレルだけでなく、化粧品や健康食品といった多岐に渡る商品にも対応しています。その結果、サンプルやチラシなどの同梱物にも、柔軟に対応することが可能です。

冷蔵・冷凍倉庫がある発送代行業者2選

株式会社オージーフーズ

会社名 株式会社オージーフーズ
所在地 151-0051
東京都渋谷区千駄ヶ谷5-32-7 野村不動産南新宿ビル2階
電話番号 03-5367-2327
設立年 平成元年(1989年)6月

◆おすすめポイント

株式会社オージーフーズは、東京都渋谷区にある食品を専門とする発送代行部門を持つ会社。

最大の特徴は、食品の物流を得意としている所。冷凍・冷蔵・常温の3温度帯に対応した倉庫設備を保有しています。

また、オージーフーズでは小規模の食品EC事業者の発送代行も対応可能です。梱包方法もお客様の商品に合わせて、バラピッキング、複数商品の詰合せ、リパックやギフト対応、熨斗対応など、柔軟な対応が可能となっています。

さらに物流センターが、アクセスが良い埼玉県三郷に設けられているので、全国どこへでも迅速な配送を行うことができる点も魅力の1つと言えるでしょう。

株式会社ミラク

会社名 株式会社ミラク
所在地 〒651-1401
兵庫県神戸市北区有馬町1658-3
電話番号 078-903-2814
設立年 1967年

◆おすすめポイント

ミラク株式会社は、神戸市に本社を置く梱包代行企業で、特に温度管理が必要な食品に特化した業務を行っています。

その最大の特徴は、50年以上にわたる食品物流の経験から得た深い知識と技術です。賞味期限の管理、食品表示ラベルの作成と貼り付け、自動包装や手動包装、商品の組み立てや再包装といった多様な食品物流に関連するサービスを提供しています。

さらに、ミラク株式会社では、物流倉庫を無料で見学することが可能です。倉庫の環境を直接確認することで、物流業務を安心して任せることができるでしょう。

アパレル業におすすめの発送代行業者2選

株式会社オーティーエス

会社名 株式会社 オーティーエス
所在地 東京都江戸川区南葛西5丁目16番1号
電話番号 03-5605-6511
設立年 昭和61年10月1日

◆おすすめポイント

株式会社オーティーエスは、東京都江戸川区にある発送代行会社です。

一番の特長は、アパレル物流に特化しているところ。取り扱いジャンルも、ウェア・シューズ・BAG等 のファッションアイテムからファッションジュエリーまで幅広く対応可能です。

またオーティーエスでは、アパレルメーカーの物流に必要な設備が、すべて整っているので、タグ付けなどの流通加工も任せることが可能です。

株式会社トミーズコーポレーション

会社名 株式会社トミーズコーポレーション
所在地 〒595-0015 大阪府泉大津市二田町3-2-23
電話番号 0725-20-4080
設立年 平成8年3月

◆おすすめポイント

トミーズコーポレーションは、大阪泉大津のアパレル物流会社。

一番の強みは「多品種・小ロット」の取り扱いや「季節性」に対応したサービス、そして「物流加工」や「商品発送」において他社と一線を画すサポート力です。季節の変わり目には、それぞれの商品に最適な保管スペースと方法を提供し、更には倉庫内に物流加工専門の作業所を併設。予期せぬ状況やイレギュラーな要望にも、迅速に対応することが可能です。

リピート通販に特化した発送代行業者2選

クラウドロジ

会社名 スタークス株式会社
所在地 東京都目黒区下目黒3-9-13 目黒炭やビル6F
電話番号
設立年 2012年7月

◆おすすめポイント

クラウドロジは、東京都目黒区にある発送代行会社。

主にサブスク・リピート通販・D2C企業に特化しています。

クラウドロジはD2Cの領域に特化しているため、顧客属性ごとの販促物の同梱設定が可能。また専用資材・オリジナル資材のご提案から各商品毎の配送方法ご提案まで、ポストイン配送を最大活用する為のサポートが可能です。

オープンロジ

会社名 株式会社オープンロジ
所在地 〒170-0013 東京都豊島区東池袋1丁目34-5 いちご東池袋ビル9F
電話番号 03-6369-9331
設立年 2013年12月25日

◆おすすめポイント

オープンロジは東京都豊島区にあるリピート通販に特化した発送代行会社です。

オープンロジでは、顧客それぞれの購入回数や特性に合わせてサンプルやメッセージカードの同梱が可能です。これにより、売上アップを目指す販促マーケティングが手軽に実現可能となります。

さらに、独自の梱包資材を使用することで、ブランドを強く訴求し、印象に残る開封体験を提供。オリジナルの段ボールや品質維持のための特別な梱包資材を導入することで、他社との明確な差別化を図ります。また、お届け日の指定による配送サービスは、日/週/月/年単位での設定が可能。これにより、顧客のライフスタイルに合わせて継続的にサービスを利用してもらい、ユーザーの満足度を一層高めることができます。

年中無休で出荷ができる発送代行業者1選

株式会社東配

会社名 株式会社 東配
所在地 仙台市若林区卸町四丁目8-12
電話番号 022-239-1011
設立年 昭和45年 6月23日

◆おすすめポイント

株式会社東配は、宮城県仙台市にある発送代行会社です。

株式会社東配の主な業務は、一年中、一日24時間対応できる生鮮食品の配送サービスであるコールドチェーンとなっており、全商品を含めて1日で750社以上に配送することが可能です。

さらに、安全な運送と配送ミスを防ぐために、自社で開発した物流情報処理システムを使っています。これにより、車両への指示や書類の管理など、細かな部分までサポートしています。

対応力が強みの発送代行業者3選

株式会社共栄物流サービス

会社名 株式会社共栄物流サービス
所在地 東京都大田区大森北1-32-1 ウェリスシティ大森タワー25F
電話番号 03-5471-3905
設立年 昭和63年(1988年)10月13日

◆おすすめポイント

株式会社共栄物流サービスは、東京都大田区に本社を構える発送代行会社。

一番の強みは、それぞれのお客様に合わせた柔軟な対応ができるところ。

例えば、時期によって変動する物量の急激な増減や時間変更などにもフレキシブルに対応。また梱包資材は、お客様の商品に合わせて最適なものを提案します。

また、お客様が発送に関する業務でストレスを感じないよう、日々のホウレンソウを丁寧に実細やかに行う点も強みの1つと言えるでしょう。

scroll360

会社名 株式会社スクロール360
所在地 静岡県浜松市中区佐藤2丁目24番1号
電話番号 03-4326-3207
設立年 1986年3月1日

◆おすすめポイント

株式会社スクロール360は、静岡県浜松市にある発送代行業者です。

一番の強みは、物流~受注処理~通販システム~マーケティングまでEC運営に関する課題をワンストップで解決できるところ。そのため、利用するサービスごとに複数の企業と何度もやり取りをする、というような調整や管理コストを大幅に削減することが可能です。

また発送代行に関しては、商品を受け取るお客さまのことや、そのシチュエーションまで徹底的に考え抜いた、単なるコスト削減・業務提案だけにとどまらないサポートを提供。「このお店で、もう1度買いたい!」と思わせる、まごころフルフィルメントをお届けします。

醍醐倉庫株式会社

会社名 醍醐倉庫株式会社
所在地 東京都大田区仲池上1-29-17 
電話番号 03-3752-5611
設立年 1958年11月26日

◆おすすめポイント

醍醐倉庫株式会社は、東京都大田区に本社を置く発送代行会社。

一番の強みは、単なる商品保管や発送代行だけでなく、在庫管理、返品対応などの出荷業務全般をサポートできるところ。

また、繁忙期やイベント時などの出荷増減にもスムーズに対応することが可能です。

さらに、醍醐倉庫株式会社では顧客とのタッチポイントである物流による差別化を推進しています。ガムテープを使わない箱、丁寧な梱包、個別ラッピング、贈答用のし、メッセージカード、顧客や商品ごとに異なる同梱物、無料サンプル同梱、翌日配送、オリジナル資材など、顧客体験を向上させる様々な施策を提案することが可能です。

どんな発送代行業者を選ぶべき?

ここでは、発送代行業者を選ぶ際にはどんなことに気を付ければいいのかを解説していきます。

・自社の商材に対応しているか
・サービス内容は十分か
・信頼性があるか評判は良いか
・トラブル時の対応はどうか
・倉庫のスペックはどうか
・自社で利用中のシステムとの統合ができるか
・見積もりに納得できるか

それぞれ見ていきましょう。

自社の商材に対応しているか

発送代行業者を選ぶ際には、まず代行会社が自社の商材に対応しているかという点を確認するようにしましょう。

というのも、食品や精密機器、衣類、大型商品など、商品の種類によって必要となる取り扱い方法や梱包材は異なるから。以下では、それぞれの商品ごとにどういった設備環境を整えている発送代行会社を選ぶのがベストなのかを見ていきましょう。

◆食品など

食品などの場合、業者が冷蔵または冷凍商品の保管と運送に対応できる施設と設備を持っているかどうかを重視するようにしましょう。

さらに、温度管理の精度も重要です。これは、食品の品質や安全性を維持するために、特定の温度範囲内で商品を一貫して保管・運送することが必要だからです。

加えて、発送代行業者が衛生管理に優れていることも大切でしょう。食品を取り扱う際には、食品安全法やHACCP(危害分析重要管理点)などのガイドラインに従った衛生管理が求められます。そのため、業者がこれらのガイドラインに準拠した清潔な環境で作業を行っているか確認するようにしましょう。

最後に、万が一の事態に備えて、業者が適切な保険を持っているか確認することも重要です。もし商品が腐敗したり、品質が損なわれた場合、その損失を補償するための保険があると安心でしょう。

◆精密機器など

精密機器などの繊細で高価な商品を発送代行業者に委託する際には、まず商品を安全に運送できる適切な梱包材と梱包技術を業者が持っていることが重要です。たとえば、エアキャップ、緩衝材、専用のボックスなど、どのような資材を使用して、商品を梱包するのかを確認するようにしましょう。

次に、温度や湿度を一定に保つことができる倉庫や運送車両を持っているかを確認しておくと安心です。これは精密機器が温度や湿度に敏感で、これらの条件が一定範囲外になると、商品の性能が低下したり、故障の原因になったりする可能性があるからです。

また、高価な精密機器の場合、盗難のリスクも考慮しなければなりません。業者が商品の安全性を確保するための適切なセキュリティ対策を講じているかどうか、たとえば、監視カメラやアラームシステム、24時間体制の警備などがあるかどうかを確認する必要があるでしょう。

◆大型家具など重量のある商品

大型家具や重量物を発送代行会社に委託する際は、専用の機器や設備が用意されているかを確認するようにしましょう。例えば、フォークリフトやパレットジャッキー、クレーンなどの重量物取り扱い設備が必要になるでしょう。また、大型家具を運ぶために十分なスペースを持つトラックやその他の運送車両も必要です。

さらに、大型家具は損傷しやすいため、適切な梱包材と梱包技術が必要です。適切なパッドやカバー、ストレッチフィルムを用いて、運送中の傷や破損を防げるかもチェックしておく必要があります。

また、重量物を扱う際には、作業者の安全性も重要な問題となります。したがって、発送代行業者が作業者のための安全対策を講じていることも確認するべきです。例えば、重量物取り扱いのための適切な研修を受けている作業者がいるか、作業中の事故防止のためのガイドラインがあるかなどをきちんと確認しておきましょう。

◆ファッションアイテム

ファッションアイテムを発送代行業者に委託する際は、アパレルに特化した保管設備があるかを確認するようにしましょう。

例えば、折りジワを付けてはならないスーツやコートなどの商品を保管する場合は、その倉庫が「ハンガー保管」の設備を保有しているかを確認する必要があります。

また、ファッションアイテムを発送代行に依頼する場合は、アパレルに特化した流通加工を行っているかといった点にも注目すると良いでしょう。

具体的には、「プレス加工作業」や「検品・検針」、「タグ付け」などの流通加工作業に対応しているかも確認しておくと安心です。

◆海外向け商品

海外向け商品を発送するための発送代行業者を選ぶ際には、配送業者が国際物流と通関手続きに精通していることが不可欠です。これには商品の分類、通関手続き、関税と税金の計算、必要な書類の準備など、複雑な手続きが含まれます。

次に、海外への配送を行う発送代行業者を選ぶ際は、世界中への配送ネットワークを持っているかを確認しましょう。これには、各地域への配送ルートの知識、さまざまな配送オプション(エクスプレス配送、エコノミー配送など)の提供、複数の配送業者との関係などが含まれます。

さらに、商品を海外に出荷する際には、各国の配送規制や要件を理解していることも重要です。これには、商品の安全規制、パッケージの要件、ラベルの指示などが含まれます。業者がこれらの要件を理解し、適切に準備することで、配送の遅延や追加の料金を防ぐことができます。

サービス内容は十分か

発送代行業者を選ぶ際には、提供してくれるサービス内容は十分かということも確認しておくことが必要です。

具体的にどんなサービス内容を確認しておくべきか、以下で詳しく解説していきます。

◆返品対応も行ってくれるか

発送代行業者を選ぶ際は、商品の返品対応も行ってくれるかという点を確認するのがおすすめです。

というのもEC運営において、どれだけ商品の品質が高くても、お客様が商品を手に取ってみて初めて気づく問題や、単純にお客様の期待と商品がマッチしない場合など、様々な理由で返品や交換のリクエストが来ることがあるから。

この時、発送代行業者が返品や交換の対応も一手に引き受けてくれると、自社での手間が大幅に減ります。具体的には、返品された商品の再検品、在庫への戻し、新たな商品の発送など、一連の作業を代行業者が行ってくれるのかを確認しましょう。

しかし、このような返品や交換のサービスは、発送代行業者にとっては追加の手間とコストがかかるため、すべての業者が提供しているわけではありません。そのため、契約を結ぶ前に、具体的にどのようなサービスが提供され、それにどの程度の料金がかかるのかを明確にしておくことが重要です。

◆ラッピングなどは対応できるか

ギフト用の商品を取り扱っているEC事業者さんは、発送代行業者を選ぶ際、ラッピング対応を行ってくれるかという点にも注目するようにしましょう。

また確認の際には、提供されるラッピングの種類や質、それに伴う料金などについても詳細を把握しておいてください。具体的な行動アクションとして、事前にサンプルを見たり、具体的な説明を求めることがおすすめです。

◆カスタマーサポートは対応できるか

発送代行業者を選ぶ際、カスタマーサポートも対応できるかという点も確認しておくと良いでしょう。

というのも、カスタマーサポートを自社で行う場合、人件費や設備投資などのコストがかかる上に、専門的な知識やスキルが必要となります。それに対して、発送代行業者がカスタマーサポートを提供している場合、その業者が顧客からの問い合わせに対応してくれます。これにより、自社のリソースをより重要な事業に集中させることが可能になります。

また業者にカスタマーサポートを委託して、顧客からの問い合わせに迅速かつ適切に対応することで、顧客満足度を高め、リピート購入につながる可能性も高くなります。これは自社のブランドイメージを高めると同時に、ビジネスの成長にも寄与するでしょう。

なお、発送代行業者にカスタマーサポートの対応が可能か確認する際は、具体的にどのようなサポートが提供されるのか、それにどの程度の費用がかかるのかを確認するようにしましょう。

信頼性があるか評判は良いか

発送代行業者を選ぶ際は、会社に信頼性があるか、評判は良いかという点も確認すると安心です。

具体的にどうやって確認すればいいのか、以下で解説していきます。

◆実績はWEBサイトで確認

発送代行業者を選ぶ際には、その会社のWEBサイトで過去の実績などを確認するのがおすすめです。

過去の実績を確認することで、業者が過去にどのような業界や顧客と働いてきたか、どのような成果を上げてきたかを知ることができます。特に、自社と同様の業界やビジネスモデルの顧客との経験がある場合、その業者が自社のビジネスニーズを理解し、適切なサービスを提供できる可能性が高いと言えるでしょう。

◆評判はSNSやgoogleレビューを確認

また発送代行業者の評判を調べるためには、SNSやGoogleレビューを確認するのがおすすめです。

SNSではFacebookやTwitter、Instagramなどで業者に関する投稿を検索することで、企業の対応やサービスの品質についての生の意見を確認できます。特にTwitterではハッシュタグを利用することで、特定の業者に関するユーザーの意見を一覧で見ることが可能です。

またGoogleレビューも同様に、一般のユーザーが業者のサービスを評価し、その体験を共有する場となっています。ここでは星評価と共に、具体的なコメントを読むことで、その業者が実際にどのようなサービスを提供しているのか、顧客の満足度はどの程度なのかを知ることができます。

ただし、これらのプラットフォームに掲載されている評価やレビューは一般のユーザーによるものであるため、個々の意見や体験に基づいています。そのため、レビュー内容を鵜呑みにするのではなく、1つの意見として受け止めるようにしましょう。

トラブル時の対応はどうか

発送代行業者を選ぶ際は、トラブル時の対応はどうかという点も確認しておくべきでしょう。

具体的に確認するべき項目を以下で紹介していきます。

◆発送遅延の際の対応

物流を行う際には、発送遅延などのトラブルが起こる可能性があります。発送代行業者には、そういったトラブルが起きた際の対応方法を確認しておきましょう。

まず、遅延が発生した場合、発送代行業者がすぐにその情報を共有し、可能な対応策を提示するかどうかを確認することが重要です。業者が遅延情報をタイムリーに提供し、それに対する解決策を提案することで、企業は顧客への情報提供や問題解決のプロセスをスムーズに進めることができます。

また、発送遅延が発生した際に、代行業者がどのような補償を提供するか、またはその費用をどのように分担するかについても、事前に確認しておくと安心です。例えば、業者が遅延補償の全額を負担する、または部分的に負担するといったことが明確にされている場合、予期せぬコストの増加を防ぐことができます。

さらに、発送代行業者が遅延のリスクを減らすための具体的な施策を講じているかどうかも確認しておくと安心でしょう。例えば、多数の配送業者と契約を結んでいたり、天候や交通状況により最適な配送ルートを選択できるなどの対策がある場合、発送遅延のリスクは軽減されます。

◆商品破損の時の対応

商品の発送において、商品破損の可能性は0ではありません。そのために、商品破損時はどのように対応するのか発送代行業者にあらかじめ確認してしておくことが大切です。

まず、代行業者が商品破損時にどのような報告体制を持っているか、知っておくことが必要です。破損の原因、破損した商品の詳細、破損が発覚した時点の状況など、破損に関する詳細情報をどれだけスピーディーに報告してもらえるのかを確認しましょう。

次に、発送代行業者が商品破損時にどのような補償を提供しているかを確認することも重要です。補償の範囲や条件は業者により異なりますので、契約前に明確に確認しておきましょう。

また、発送代行業者が商品破損を防ぐための予防策を講じているかどうかも確認しておきたいポイントです。商品の包装方法や保管環境、発送方法など、破損を防ぐための具体的な取り組みがあるかを確認すると良いでしょう。

倉庫のスペックはどうか

発送代行業者を選ぶ際は、業者の倉庫のスペックを確認する必要があります。

どのような倉庫を保有している発送代行業者を選ぶべきなのか、次から見ていきましょう。

◆自社倉庫か

発送代行業者を選ぶ際は、保有している倉庫が自社倉庫であるかを確認するようにしましょう。

というのも、自社倉庫を保有している業者は、倉庫管理に直接関与しているため、在庫管理や発送の速度、品質管理についてより高いコントロール力を持っている可能性があるから。これは、納期の遵守や商品の品質保持という観点から見ても非常に重要です。特に、商品の種類によっては独自の保管方法が必要な場合もあり、それらをきちんと実施できるのは自社倉庫を持つ業者の強みと言えます。

次に、自社倉庫を持つ発送代行業者は、外部の倉庫を利用する業者に比べて余分な手数料が発生しにくいというメリットもあります。外部倉庫を使用する場合、その使用料が発生しますが、自社倉庫を持つ業者ではそのような費用が省かれ、結果的に発送費用を抑えられる可能性があります。

◆倉庫の場所はどこか

次に、倉庫の場所についても確認しておく必要があります。

というのも、全国の中心にある倉庫は、全国各地への発送時間を均一に保つことが可能です。つまり、全国どこにお客様がいても商品の到着時間が大きく変わらないというメリットがあります。また、交通の便が良い地域に倉庫がある場合、輸送時間の短縮が期待でき、これも発送スピードの向上につながります。

次に、倉庫の位置がコストに及ぼす影響についてです。一般的に、物流のコストは距離に比例します。そのため、主要な市場や顧客の多い地域に近い場所に倉庫があると、輸送コストを抑えることができます。例えば、主に都市部の顧客を対象としているビジネスであれば、大都市近くに倉庫があるとコスト効率が良くなるでしょう。

◆倉庫内は清潔か

また倉庫内部の清潔さは、商品の品質維持や顧客満足度に直接関わりますので、これは必ず確認しておきたいポイントです。

倉庫が清潔であるとは、直接的には倉庫内が整理整頓されていて、不要な物やゴミが散乱していない状態を指します。これは、商品が汚れたり、損傷したりするのを防ぐために必要な最低限の条件です。また、定期的に掃除が行われ、塵やダニなどの害虫が発生しにくい環境が保たれていることも、倉庫の清潔さを評価する重要な要素でしょう。

では、どのようにして倉庫内が清潔かどうかを確認すれば良いかというと、発送代行業者が倉庫の写真や動画を公開している場合、それを見ることで一定の判断ができます。また、倉庫見学が可能な業者もありますので、直接現地を訪れて確認するのも一つの手段です。

さらに、発送代行業者がISOなどの品質管理認証を取得しているか、衛生管理に関するトレーニングを行っているか等、組織としての清潔さへの取り組みについて確認することも重要です。

自社で利用中のシステムとの統合ができるか

発送代行業者を選ぶ際は、自社で利用中のシステムとの統合ができるかという点も確認するようにしましょう。

というのも、自社ECサイトで利用中のシステムとの統合ができないと、自社のシステムで注文の一覧を確認しながら、発送状況を同時に把握することができなくなり、顧客への対応も遅れてしまう可能性が出てくるから。

また自社で利用中のシステムと発送代行業者で利用しているシステムの統合ができないと、発送代行業者の倉庫にどの商品がどれだけ残っているか、自社のシステムから確認することができません。商品の補充計画などを立てるのにも時間がかかってしまうので注意が必要です。

具体的な確認方法としては、まず発送代行業者に自社が利用しているシステム名を伝え、連携が可能かどうかを尋ねることが一つです。また、同じシステムを使っている他社が発送代行業者を利用しているかを調査するのも有効です。

さらには、自社のIT部門やシステム開発を担当しているパートナー企業と、発送代行業者のシステム部門との間で、直接テクニカルな話し合いを持つことも一つの方法です。これにより、自社のニーズに対してどの程度発送代行業者のシステムが応えられるか、またどの程度の工数やコストがかかるかを具体的に把握することが可能になります。

見積もりに納得できるか

発送代行業者を選ぶ際には、見積もりに納得できるかという点も注視しましょう。

これは単に料金が安いことだけに注目するというわけではなく、その料金に見合った価値を提供してくれるかを評価することが大切です。

まずは、発送代行業者から詳細な見積もりを取ることから始めましょう。見積もりを取る際には、発送数、重量、配送地域、配送時間帯など、可能な限り具体的な条件を提示する必要があります。その上で、見積もりに含まれる内容(例えば、包装材料費、ピッキング費用、保管費用、送料など)をしっかりと理解することが重要です。

なお、複数社で見積もりを比較するときには、同じ条件で比較するように心がけましょう。

個人でも発送代行業者に頼める?

結論、発送代行業者は、通常、個人からの依頼も受け付けています。

発送代行業者は、商品の保管、梱包、発送を一括して行ってくれるサービスを提供している場合が多いので、個人がオンラインショップを運営している場合や、大量の荷物を一度に発送したい場合などに利用することができます。

なお、当社アートトレーディングの発送代行は、少量から大規模な出荷まで対応可能なので、個人の方からのご依頼も大歓迎です!詳しくはアートトレーディング株式会社をご覧ください!

発送代行業者を利用する際にかかる料金

発送代行業者を利用する際にかかる主な料金は、以下になります。

・初期費用
・ピッキング、パッキング料金
・在庫保管料金
・出荷料金
・返品処理料金

それぞれ見ていきましょう。

初期費用

発送代行業者には通常、初期費用が発生します。

具体的な内容は業者によりますが、例えば、倉庫への商品初期入庫費用、システム導入・設定費用、初回の契約手続き費用などが含まれることが一般的です。

なお、初期費用の相場は、業者や提供するサービス内容により大きく異なりますが、日本国内の発送代行業者では数万円から数十万円の範囲で設定されていることが多いです。ただし、大規模なシステムの導入や特殊な要求がある場合、初期費用はそれ以上になることもあります。

また初期費用が高額でも、その後の運用コストが低い、またはサービス内容が高品質であれば、それが最適な選択となることもあります。反対に、初期費用が低額でも、その後の運用コストが高い、またはサービスの品質が低い場合、長期的に見て不利益となることもあります。

そのため、初期費用だけでなく、全体のコストパフォーマンスを考慮して業者を選ぶようにしましょう。

ピッキング・パッキング料金

ピッキング・パッキング費用とは、発送代行業者が注文に応じて商品を倉庫から取り出す「ピッキング」作業と、その商品を適切に梱包する「パッキング」作業にかかる費用のことを指します。これらの作業は注文毎に行われるため、これらの費用は一般的に注文毎、あるいは商品点数毎に発生します。

具体的な費用は業者や提供するサービス内容、商品の種類やサイズ、発送の頻度などによって大きく異なりますが、日本の発送代行業者では一般的に1注文あたり数十円から数百円程度の範囲に設定されていることが多いです。

ただし、商品が複雑な形状をしていたり、特殊な取扱いが必要な場合、あるいは注文の量が少ない場合などは、ピッキング・パッキング費用が高くなる可能性があることも覚えておきましょう。

在庫保管料金

在庫保管費用とは、発送代行業者が商品を倉庫に保管する際に発生する費用のこと。商品が占有するスペースや、商品の種類や量、保管期間によって費用は大きく変動します。

具体的な金額は各業者により異なりますが、一般的な相場感としては、1パレット(一般的なパレットサイズは120cm×80cm)当たり月額1,000円から3,000円程度の範囲で設定されていることが多いです。ただし、商品が冷蔵・冷凍保管が必要な場合や、特殊な取り扱いが必要な場合は、この範囲を超えることもあります。

また、保管費用は月ごとに発生しますので、長期間在庫を保管する場合や、大量の在庫を保管する場合は、それがコスト高につながる可能性があります。そのため、在庫管理を効率的に行い、必要最小限の在庫を保管するのがおすすめです。

出荷料金

出荷料金とは、発送代行業者が商品を出荷(配送)する際に発生する費用のこと。この費用は通常、配送地域や商品の重量・サイズ、配送方法(例:通常便、速達、冷蔵・冷凍便など)によって変動します。

具体的な金額は各業者により異なりますが、一般的な相場感としては、例えば宅配便で全国一律料金を設定している業者では、一箱あたり500円から1,000円程度重量や地域によって料金が変動する場合は、都市部への小型の荷物であれば300円から600円程度、地方や離島への大型の荷物では1,000円以上になることもあります。

また、配送サービスによりますが、追跡番号付き、時間指定配送、配送保証などのサービスを利用すると、出荷料金は高くなる場合もあるでしょう。

ただし、出荷量が多い場合や定期的な出荷がある場合は、業者によっては割引を適用してくれることもあります。そのため、自社の出荷量や出荷頻度を明確にして、それに応じた最適な料金プランを業者と相談することが重要です。

返品処理料金

返品処理料金は、顧客からの返品があった場合に、発送代行業者がその返品商品の受け取り、検品、再在庫化などの作業を行う際に発生する費用を指します。

具体的な返品処理料金の金額は各業者により異なりますが、一般的な相場感としては、1件あたり数百円から数千円程度が多いです。このコストは、返品商品の種類やサイズ、返品理由や返品に伴う手続きの複雑さなどによって変動することを覚えておきましょう。

また、返品が多いビジネスモデルの場合(例:アパレルや化粧品など)は、返品処理料金が全体の物流コストに大きな影響を与えることもあるため、業者選びの際にはこの点をしっかりと確認し、比較することが重要です。

発送代行業者が請け負う仕事内容

発送代行業者が請け負う仕事内容は、以下の通りです。

・商品の入荷
・受注処理
・ピッキング
・検品、パッキング
・出荷
・返品と交換の処理
・カスタマーサポート

それぞれ解説していきます。

商品の入荷

発送代行では、まず商品の入荷を行います。

「商品の入荷」とは、EC事業者からの商品を発送代行業者の倉庫に運び込む作業のこと。

まず、製造元や供給元から商品が発送され、発送代行業者の倉庫に到着します。次に、業者のスタッフがこれらの商品を受け取り、商品の状態が良好であること、注文内容と一致していることを確認します。

次に、商品のバーコードスキャンや他の追跡手段を使用して、商品を倉庫管理システムに登録します。これにより、商品の在庫状況をリアルタイムで把握することができます。そして、これらの商品を倉庫内に保管していきます。

受注処理

顧客がECサイトで商品の注文を完了させた後、発送代行会社は受注処理業務を行います。

受注処理では、まず「注文内容の確認」を行います。顧客からの注文が確定されると、注文内容、購入数量、顧客情報、配送先などの情報が発送代行業者のシステムに送信されるため、代行業者はこれらの情報をすべて確認し、注文が適切に処理されるようにします。

次に、「入金処理」が行われます。顧客からの支払いが完了したことを確認した後、発送代行業者は注文のステータスを「支払い済み」に更新します。

その後、物流担当に向けて「商品発送の手配」を行い、「伝票の作成」が行われます。伝票には配送に必要な発送先の住所、顧客名、注文内容といった情報が詳細に記載されています。

最後に、商品が発送された後には、「発送後の連絡」を行います。発送情報(たとえば、配送業者の情報や追跡番号など)を顧客に通知することで、顧客は商品の到着を確実に把握することができます。

ピッキング

受注処理が完了して、商品発送の依頼が届いたら、注文商品のピッキングを行っていきます。

ピッキングとは倉庫から正しい商品を選び出す作業のこと。

顧客からの注文情報(商品の種類、カラー、サイズ、数量など、注文の詳細に完全に一致する商品)に基づき、発送代行業者のスタッフが商品をピックアップし、注文の準備を始めます。

発送代行業者の倉庫内では、商品は一般的にSKUやバーコードなどにより識別され、整理されています。これにより、スタッフは顧客の注文に基づいて正確な商品を迅速に見つけることが可能です。

検品・パッキング

商品のピッキングが完了したら、続いて「検品」と「パッキング」を行っていきます。

まず検品では、スタッフがピッキングで選ばれた商品が顧客の注文通りのものであることを再度確認します。また「商品が破損していないか」、「欠陥がないか」など、商品の品質についても確認します。

次にパッキングでは、商品を適切に包装していきます。商品の種類やサイズ、顧客の要求などに基づいて、適切な包装材料で梱包を行っていきます。

出荷

商品の検品とパッキングが完了したら、出荷を行っていきます。

出荷とは、発送代行業者が運送会社に商品を引き渡すことです。一般的には、運送会社が倉庫に来て商品を受け取り、顧客の元へと配送する形となります。

また出荷が完了したら、発送代行業者は、顧客に対して出荷確認の通知を行います。商品の出荷情報、配送予定日、トラッキング番号など、顧客が配送状況を把握するための情報をメールで送ることが一般的です。

返品と交換の処理

発送代行業者では、顧客から商品の返品依頼があった際に、返品交換の処理を対応する場合があります。

返品のプロセスはまず、顧客からの返品リクエストの受付から始まります。一部の発送代行業者は顧客の返品リクエストを直接管理し、他の業者はクライアントのビジネスが直接リクエストを受け取るようにすることもあります。いずれの場合でも、明確な返品ポリシーと手続きが必要となります。

次に、商品が発送代行業者の倉庫に返送されます。到着した商品は検査され、ダメージや不具合があるかどうかを確認します。商品の状態によっては、再販可能な商品は再入庫され、不適切な商品は廃棄またはリサイクルされる場合があります。

また、返品された商品の扱いは、その商品の種類と状態、そしてクライアントと発送代行業者との契約内容により異なります。一部の商品は再包装して再販することが可能で、一部の商品は返品後に廃棄する必要があるかもしれません。

そして、返品が完了したら、顧客へ返金または交換の通知をおくります。交換の場合は、新しい商品が顧客に出荷され、出荷の手続きは初めての出荷と同様に行われます。

カスタマーサポート

発送代行業者が提供するカスタマーサポートは、商品の配送ステータスに関する問い合わせを受け取ることが多いです。

これには、配送予定日の確認、配送の遅延、または配送に関する問題などが含まれます。この種の問い合わせに対する迅速で正確な対応は、顧客の信頼と満足度を維持する上で非常に重要です。

また、商品の返品や交換に関する問い合わせも一部の発送代行業者が取り扱います。これには、返品プロセスの説明、新しい商品の配送スケジュールの設定、そして返品の結果に関する顧客への通知などが含まれることがあります。

一部の発送代行業者は、より広範なカスタマーサポート業務を提供することもあります。これには、商品に関する問い合わせの対応や、特定の商品の在庫状況の確認などが含まれることがあります。

カスタマーサポートは電話、メール、チャットなど、様々な方法で提供されます。発送代行業者は顧客が最も便利にアクセスできる方法でサポートを提供していきます。

発送代行業者の選定から利用開始までの流れ

発送代行業者の選定から利用開始までの流れは、以下になります。

1.調査と選定
2.見積もりと詳細確認
3.契約
4.システムの設定
5.在庫の移送
6.運用開始
7.運用のモニタリングと最適化

順を追って見ていきましょう。

1.調査と選定

まずは、発送代行業者の選定を行います。

これには、インターネットでの調査、業者の評判の確認、過去の実績、提供サービスの範囲、コスト、地域のカバー範囲などを確認します。

自社のビジネスニーズに最も合った業者を選定するようにしましょう。

2.見積もりと詳細確認

選定した業者に連絡を取り、具体的なサービス内容や費用について見積もりを求めます。

商品の種類、サイズ、重さ、発送先地域などによって費用は変動するので、これらの要素を詳細に伝えます。

また、業者との連携方法、在庫管理、返品処理、顧客サービスなどについても確認しておきましょう。

3.契約

すべての詳細が明確になったら、業者との契約を締結します。

契約書では、サービスの範囲、費用、期間、責任範囲、解約条件など、サービスに関する全ての詳細確認しましょう。

理解できない箇所や不明確な点があれば、契約前に業者に必ず問い合わせてください。

4.システムの設定

業者との契約後、自社の在庫管理システムと業者のシステムを連携させる設定を行います。

これには、商品データのアップロード、在庫情報の共有、注文データの転送などが含まれます。

また、顧客への配送ステータスの更新など、業者との通信を自動化する設定も行われることを覚えておきましょう。

5.在庫の移送

システム設定が完了したら、業者の倉庫へ自社の在庫を移送します。

移送プロセス中の商品の安全と、正確な在庫数の把握を確保するため、商品の梱包や配送、在庫の確認などは丁寧に行いましょう。

6.運用開始

在庫が発送代行業者の倉庫に到着し、全てのシステム設定が整ったら、発送代行の運用を開始します。

初期段階では、運用初期に問題が発生した際に、迅速に対応するためと、業者が自社のビジネスに適切に対応していることを確認するため、通常よりも頻繁に業者とのコミュニケーションを取ることを意識しましょう。

7.運用のモニタリングと最適化

運用が開始されたら、業者のパフォーマンスを定期的に確認し、必要に応じて改善策を探します。

例えば、注文の処理速度、配送の正確さ、顧客からのフィードバック、在庫管理の効率性など、さまざまな指標を確認しましょう。

また、業者と定期的にミーティングを開き、運用の問題点や改善点を共有することで、顧客満足度を最大化し、コスト効率を向上させることが可能です。

発送代行業者との契約時に確認するべき事項

発送代行業者との契約時に確認するべき事項は、以下になります。

・サービス範囲
・費用
・契約期間と終了条件
・責任範囲

それぞれ見ていきましょう。

サービス範囲

まず発送代行業者と契約を行う際は、どの範囲のサービスを行ってくれるのかを必ず確認しましょう。

例えば、注文受付、商品の保管、包装、配送、返品処理など、業者が負うべき業務範囲を確認しましょう。また、注文データの連携、在庫管理、配送ステータスの更新など、業者との情報共有に関する詳細も確認しておくと安心です。

発送代行業者のサービス内容について詳しくはコチラ

費用

費用については、業者のサービスに対する具体的な料金とその詳細を確認するようにしましょう。

費用は通常、初期設定費用、月額費用、取引量に基づく費用など、様々な形で設定されます。初期設定費用は、システムのセットアップやスタッフの研修に関する費用を含むことが多く、月額費用は倉庫のレンタルや在庫管理に関する費用を含みます。また、取引量に基づく費用は、発送数や返品数などの取引量に基づいて決定されることが多いです。

発送代行業者の費用について詳しくはコチラ

契約期間と終了条件

発送代行業者と契約を行う際は、契約期間と終了条件についても確認しておく必要があります。

契約期間は一般的に一定期間が設定され、その後は双方の合意により更新されます。終了条件は、通常、一定の予告期間を設けて契約を終了することができるとされ、契約違反があった場合の対応や違約金についても確認しておくと安心です。

責任範囲

最後に、発送代行業者と契約を行う際は、発送代行業者が負うべき責任範囲も確認しておくと良いでしょう。

具体的には、商品の破損や紛失、配送遅延、誤配送など、業者のミスにより生じた問題についての責任範囲と対応策についてを確認しておくと安心です。

これらの項目は、契約締結前に明確に理解し、不明な点は業者に確認することが重要です。

実際に発送代行業者を利用した体験談

ここでは、実際に発送代行業者を利用した会社の体験談を紹介していきます。

A社の成功事例

アパレル商品を展開するEC運営会社Aは、年間で10,000件のオーダーを処理する会社でした。

しかし、成長の一方で、商品の在庫管理や発送処理に手間取り始め、これらの作業に週40時間以上を費やすようになりました。これは年間で約2,080時間、従業員一人分の時間を占有することを意味しました。

そこで、会社Aは発送代行サービスを導入することを決定。導入後、発送に関連する作業時間は週5時間にまで削減され、年間での時間節約は約1,820時間となりました。

さらに、このサービス導入により、商品の欠品によるオーダーキャンセルが年間200件から50件に減少。これにより、キャンセルによる売上損失が約75%も減少しました。

また、発送代行業者との契約により、会社Aは発送コストを1件あたり500円から300円に削減することができました。これは年間で約200万円の節約を意味します。

これらの改善を通じて、会社Aは発送代行サービスに投資した初年度でその費用を回収し、2年目以降は利益を増大させることができました。発送代行サービスの導入により、会社Aは顧客サービスを改善し、コストを削減し、ビジネスの成長を促進することができました。

B社の成功事例

家具・雑貨を販売するEC運営会社Bは、以前は年間20,000件の注文を自社で発送していました。そのため、年間の発送にかかるコストは1件あたり700円(商品の梱包、配送費、従業員の時間費用を含む)で、合計1,400万円でした。

しかし、取扱商品の増加や注文数の増大により、自社での発送処理が困難になり、会社Bは発送代行サービスを利用することを決定しました。

発送代行サービスの導入後、会社Bの発送コストは1件あたり500円に減少しました。これは主に、代行業者の効率的なシステムと大量発送による割引がもたらしたものです。その結果、年間の発送コストは1,000万円にまで減少し、年間で400万円の節約が達成されました。

さらに、発送代行サービスの導入により、商品の発送が効率化され、注文後の発送までの時間が48時間から24時間に半減しました。これにより、顧客満足度が向上し、リピート購入率が前年比10%増の40%に上昇しました。

また、自社での発送処理から解放されたことで、会社Bのスタッフはマーケティングやカスタマーサポートなど、他の重要な業務に時間を割くことができるようになりました。その結果、新規顧客獲得率20%増加を達成しました。

このように、発送代行サービスを利用したことで、会社Bはコストを大幅に削減し、サービスの品質を向上させ、結果的に売上を大幅に伸ばすことができました。

C社の失敗事例

EC運営会社Cは、商品の多様性と注文量の増加に対応するため、発送代行サービスを導入することを決定しました。当初、会社Cは年間30,000件の注文に対し、発送代行サービスを利用することで年間約600万円(1件あたり200円の節約)のコスト削減を見込んでいました。

しかし、選んだ発送代行業者がパフォーマンスに問題を抱えていたことが、契約後に明らかになりました。配送の遅延が頻発し、また商品の損傷率も上昇。これらの問題により、会社Cは年間で約4,000件の注文(全注文の約13%)でクレームを受けることとなりました。

更に、これらの問題に対処するためのカスタマーサポートのコストが増大。会社Cは追加のカスタマーサポートスタッフを雇用し、年間約300万円の追加費用が発生しました。

また、配送問題により顧客満足度が低下し、リピート購入率が10%減少。これは年間売上において750万円の損失をもたらしました。

結果として、会社Cは発送代行業者との契約により、見込んでいた節約額よりも大きな費用を負担することとなり、結果的には約450万円の損失を被る結果となりました。この体験を通じて、会社Cは発送代行業者を選定する際の重要性と、そのパフォーマンスを事前に詳しく調査する必要性を痛感しました。

発送代行を利用するメリット

発送代行を利用するメリットは、以下の通りです。

・時間と労力の節約になる
・コスト削減になる
・顧客満足度の向上が期待できる
・季節による出荷量の変化にも迅速に対応できる

詳しく見ていきましょう。

時間と労力の節約になる

発送代行業者を利用するメリットとして「時間と労力の節約になる」ということが挙げられます。

というのも発送業務を自社で行うと、発送処理や在庫管理に多くの時間を投資することになります。これにより製品の開発やマーケティング戦略の策定、顧客サービスの向上などの重要な業務に注力する時間が減少してしまいます。

しかし発送代行業者に業務を委託すれば、注文の受付から梱包、配送、返品や交換などのアフターサービスまでの全てのプロセスを外部化することが可能になるため、企業は製品やサービスの改善、顧客との関係構築、新規市場の開拓など、より戦略的な業務に専念することが可能になります。

コスト削減になる

また発送代行業者を利用することで、コスト削減になるというメリットもあるでしょう。

というのも、自社で商品の発送や在庫管理を行う場合、それに必要な物流施設や倉庫、人員の確保、梱包材料の購入などにかかるコストは決して少なくありません。これらは固定コストとなり、ビジネスの規模に関わらず一定の出費となります。

それに対して、発送代行業者を利用すると、これらのコストを削減できます。なぜなら、発送代行業者は大量の商品を一括で処理するため、規模の経済を活かして各種コストを抑えることが可能だからです。例えば、一括で大量の梱包材料を購入したり、広範な配送ネットワークを通じて配送コストを下げることができます。

また、発送代行業者は商品の保管、発送、返品処理など、物流に関連する一連のタスクを一手に引き受けます。これにより、自社でこれらの業務を行うために必要な人員の確保や研修などにかかるコストも削減できるといえるでしょう。

顧客満足度の向上が期待できる

さらに発送代行業者を利用すると、顧客満足度の向上が期待できるというメリットもあります。

まず、発送代行業者は物流の専門家であり、商品の配送に関して豊富な知識と経験を持っています。そのため、顧客が注文した商品を迅速に、また適切な状態で届けることができます。これにより、顧客は迅速な配送サービスを受けることができ、その結果として顧客満足度が向上する可能性があります。

また、発送代行業者は大規模な運営を行っているため、一般的には広範囲の配送ネットワークを持っています。これにより、広い地域への配送が可能となり、顧客がどこに住んでいても商品を受け取ることができます。

さらに、発送代行業者が返品や交換の手続きも行っている場合、顧客は返品や交換をスムーズに行うことができます。顧客が問題を簡単に解決できると、顧客体験が改善され、結果的に顧客満足度が向上すると考えられます。

季節による出荷量の変化にも迅速に対応できる

発送代行を利用するメリットとして「季節による出荷量の変化にも迅速に対応できる」ということが挙げられます。

特に小規模から中規模のビジネスでは、季節やイベントによって出荷量が大きく変化する場合があります。これらの変化に自社の物流体制で対応しようとすると、人員の増減や在庫スペースの確保など、大きな課題に直面することが多いです。

しかし、発送代行業者は大量の出荷を取り扱う能力を持っているため、季節による販売のピークや特定のイベントで一時的に出荷量が増えたとしても、迅速にその需要に対応することが可能です。また、高い効率で作業を行うため、大量の出荷でも遅延を最小限に抑えることができます。

さらに、在庫管理についても、発送代行業者は大量の在庫を管理できる倉庫を持っている場合が多いです。そのため、販売のピークに備えて大量の在庫を保管する必要がある場合でも、その在庫を効率的に管理し、適切なタイミングで出荷することが可能でしょう。

発送代行を利用するデメリット

発送代行を利用するデメリットは、以下の通りです。

・柔軟な対応が難しくなる
・場合によっては無駄なコストになってしまう
・長期の契約が必要な場合もある

それぞれ見ていきましょう。

柔軟な対応が難しくなる

まず発送代行を利用するデメリットとして、柔軟な対応が難しくなるということが挙げられるでしょう。

これは、発送や在庫管理などの物流プロセスを外部の業者に委託することで、自社で直接これらのプロセスをコントロールすることができなくなるためです。

例えば、発送代行業者に業務を依頼すると、特定の顧客に対する特別な配送要求やカスタマイズされた梱包方法など、特殊な要求に対する対応が難しくなる場合があります。

また発送代行業者の選択や契約条件によっては、商品の出荷時間や在庫レベルなどに自由が利かない場合もあるでしょう。

しかし、選択する発送代行業者によっては、発送の際の要望に柔軟に対応してくれる会社もあります。そのため契約前には、必ずどれだけ柔軟に対応をしてくれるのか条件を詰めるようにしましょう。

場合によっては無駄なコストになってしまう

発送代行業者を利用する場合、場合によっては無駄なコストになってしまう可能性があるので、注意しましょう。

というのも、発送代行業者は、出荷量や在庫管理の量に応じて料金を設定するため、一定量以上の出荷や在庫管理がないと、その発送代行にかかるコストがECサイトの売上利益を上回る可能性があるから。

そのため、自社の出荷量や在庫管理の規模が少ない場合、発送代行業者に委託せず、自社でこれらの作業を行った方がコスト削減が期待できるでしょう。

長期の契約が必要な場合もある

発送代行業者を利用するデメリットとして、長期の契約が必要な場合もあるということが挙げられます。

というのも、発送代行の長期契約は、物流需要の急減などに直面した際に問題を引き起こす可能性があるから。例えば物流の需要が減った場合でも、契約期間が終了するまでは発送代行業者に対する料金を支払い続ける必要があるため、ビジネスの財務状況に重大な影響を与える可能性があるといえるでしょう。

特に「初めて発送代行業者を利用する」「特に急速に成長している」といったEC運営会社では、ビジネスのニーズや状況が素早く変わることがあるため注意しなければなりません。

可能であれば、短期間の契約を選ぶか、または長期契約でも早期解除条項が含まれていることを確認するのが良いでしょう。

まとめ

それぞれの用途ごとにおすすめの発送代行業者は、以下の通りです。

▼ECサイトの発送代行におすすめの業者4選
アートトレーディング株式会社
株式会社イー・ロジット
ECO宅
STOCKCREW

▼大阪・関西に倉庫がある発送代行業者4選
株式会社エスグロー
株式会社三協
日新ECパートナーズ
ロジスピ

▼取り扱いジャンルが豊富な発送代行業者6選
アップル流通株式会社
スゴロジ
ナガセテクノサービス株式会社
富士ロジテック
ロジプレミアム

▼冷蔵・冷凍倉庫がある発送代行業者2選
株式会社オージーフーズ
株式会社ミラク

▼アパレル業におすすめの発送代行業者2選
株式会社オーティーエス
トミーズコーポレーション
▼リピート通販に特化した発送代行業者2選
クラウドロジ
オープンロジ
▼年中無休で出荷ができる発送代行業者1選
株式会社東配

▼対応力が強みの発送代行業者3選
株式会社共栄物流サービス
scroll360
醍醐倉庫株式会社

また発送代行業者を選ぶ際は、以下のポイントをしっかり確認するようにしましょう。

・自社の商材に対応しているか
・サービス内容は十分か
・信頼性があるか評判は良いか
・トラブル時の対応はどうか
・倉庫のスペックはどうか
・自社で利用中のシステムとの統合ができるか
・見積もりに納得できるか

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