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ECサイトにレビュー機能を導入するには?効果やレビューを集める方法まで詳しく解説!

ECサイトで商品を購入する際、多くのユーザーが判断材料にしているのがレビューです。

ECサイトにレビュー機能を導入すれば、購入者のリアルな声を商品ページに掲載でき、サイトの信頼性向上や購入前の不安解消、CVR改善につなげられます。

一方で、レビュー機能は設置するだけでは十分ではありません。投稿しやすい導線づくりや依頼メールの配信、低評価レビューへの返信、ステマを避けた公平な運用も重要です。

本記事では、ECサイトに必要なレビュー機能、Shopify・BASE・STORESなどへの導入方法、レビューを集めるコツ、売上につなげる活用方法、分析や注意点まで詳しく解説します。

執筆者

佐藤美樹

アートトレーディング株式会社の専属WEBライター。
ECサイト運営では、SEOやSEM、SNSマーケティングの導入・運用を担当。現在はECサイト運営に関する記事の執筆を行う。

監修者

アートトレーディング株式会社代表取締役。
2002年に楽天市場へ出店したことをきっかけに、EC支援サービスの提供をスタート。累計150社以上のサイト制作、運営経験を持つ。

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ECサイトにレビュー機能を導入する方法

ECサイトにレビュー機能を導入する方法は、利用しているECプラットフォームによって異なります。ShopifyやEC-CUBEではアプリ・プラグインを追加するのが一般的ですが、makeshopやBASE、STORESでは、標準機能や専用の連携サービスを利用して比較的簡単に設定できます。

ただし、レビュー機能を有効にするだけでなく、商品ページへの表示設定、投稿依頼メールの配信、公開・承認ルールの設定なども必要です。また、利用できる機能や料金、購入者によるレビューの編集・削除、ショップからの返信方法もサービスごとに異なります。

ここからは、Shopify、makeshop、BASE、STORES、EC-CUBEにレビュー機能を導入する方法と、実際の管理画面での設定手順をそれぞれ詳しく解説します。

Shopifyにレビューアプリを導入する方法

Shopifyの商品ページにレビュー機能を追加する場合は、Shopify App Storeで提供されているレビューアプリを利用するのが一般的です。アプリを利用すれば、星評価やレビュー本文の掲載だけでなく、画像・動画付きレビュー、購入者への投稿依頼メール、クーポン付与なども実装できます。

ただし、対応機能や料金、管理画面の操作方法はアプリによって異なります。必要な機能を整理したうえでアプリをインストールし、レビューの収集方法と公開ルールを設定してから、商品ページに表示用のアプリブロックを追加しましょう。

Shopify App Storeからレビューアプリをインストールする

Shopify App Storeにログインし、「商品レビュー」や「Product Reviews」と検索します。Judge.meやLooxなどの候補から、料金、日本語対応、画像投稿、レビュー依頼メール、データ出力の有無などを比較して選びましょう。

アプリページの「インストール」をクリックし、アクセスする商品・注文・顧客データやプライバシーポリシーを確認します。問題がなければ、確認画面でもう一度「インストール」を押すと、Shopifyストアへの追加が完了します。

レビューの収集方法と公開条件を設定する

Shopify管理画面の「アプリ」からインストールしたレビューアプリを開きます。アプリ内の「Settings」「Reviews」「Review Requests」などのメニューから、レビューの自動公開、管理者承認、購入者限定投稿、画像投稿、投稿依頼メールなどを設定します。

レビュー依頼メールは、商品到着後に評価できるよう、発送から数日後に配信するのが基本です。設定項目の名称はアプリによって異なるため、テスト注文を使ってメールの配信時期や投稿画面も確認しましょう。

商品ページにレビューのアプリブロックを追加する

Shopify管理画面の「オンラインストア」から「テーマ」を開き、使用中のテーマで「カスタマイズ」をクリックします。上部のページ選択欄で「商品」のデフォルトテンプレートを選び、商品情報のセクションにある「ブロックを追加」を押します。

「アプリ」からレビューアプリの「Star Rating」や「Review Widget」などを選択し、商品名付近や商品説明の下へ配置して「保存」をクリックします。ブロックが表示されない場合は、埋め込みアプリの有効化やアプリ指定のコード設置が必要です。

makeshopのレビュー機能を設定する方法

makeshopでは、レビュー収集・分析ツール「U-KOMI」と連携した商品レビュー機能を標準機能として利用できます。星評価やレビュー本文に加えて、写真投稿、購入者限定投稿、レビューへの返信、ポイント付与、レビュー依頼メールの自動配信などを設定できます。

利用を開始するには、makeshop管理画面からU-KOMIとの連携設定を行い、レビュー依頼メールの送信時期を決めます。その後、使用しているショップデザインにレビュー表示用のタグを設置し、商品ページで正しく表示されるか確認しましょう。

U-KOMI商品レビューの利用を開始する

makeshop管理画面で「商品管理」→「機能・設定」→「商品レビュー」の順に進みます。利用規約を確認して同意欄にチェックを入れ、「利用する」をクリックするとU-KOMIの管理画面へ移動します。

初期設定では、レビュー依頼メールを「受注作成時」「入金完了時」「発送完了時」のどの時点から何日後に送るか設定します。過去の注文にも依頼を送る場合は、最大12カ月の対象期間や「発送済みの注文のみ」などの条件を指定し、標準機能を使う場合はフリープランを選択します。

商品ページにレビュー表示用のタグを設置する

U-KOMIとの連携後、商品詳細ページに「レビュー一覧タグ」を設置します。クリエイターモードのComplete、Pulsefit、Gardenなど、一部の対応テンプレートには必要なタグが自動で設置されています。

それ以外のテンプレートでは、U-KOMI管理画面の「サポートガイド」から使用中のデザインに対応したマニュアルを開き、指定された位置へタグを追加します。ベーシックモードでは、PC用とスマートフォン用の両方に設置が必要です。設定が難しい場合は、U-KOMIのチャットから無料タグ設置を依頼できます。

レビューの投稿条件と公開方法を設定する

U-KOMI管理画面の「レビュー」→「レビュー設定」を開き、自動公開、写真投稿、ニックネーム、レビューがない商品の表示などを設定します。「ご購入者のみに制限する」をONにすると、購入時のメールアドレスで確認できたユーザーだけが投稿できます。

投稿後のレビューは「レビュー」→「レビュー管理」で確認し、返信、削除、写真追加などを行います。依頼メールは「メール」→「メール設定」、ポイント付与は「リワード」→「ポイント設定」から変更できますが、一部の編集・分析機能は有料プラン限定です。

BASEでレビュー機能を追加する方法

BASEでは、「レビュー App」をインストールすることで、Webショップの商品ページに購入者のレビューを表示できます。レビューへの返信や、商品発送後の購入者へ投稿を依頼するメールの自動配信にも対応しています。

レビュー Appを利用していない場合でも、Pay IDアプリにはレビューが表示されますが、Webショップにもレビューを掲載したい場合はAppのインストールが必要です。導入後は、レビューを表示する商品や表示形式、投稿依頼メールの配信設定を確認しましょう。

BASEの管理画面からレビュー Appをインストールする

BASE管理画面のグローバルナビゲーションから「Apps」を選択し、「Appを追加」をクリックします。Apps一覧の検索欄に「レビュー」と入力して「レビュー App」を開き、「インストール」を押すと追加が完了します。

インストール後はレビュー Appの設定画面を開き、Webショップでレビューを表示する商品や、レビュー欄を折りたたんで表示するかなどを設定します。有料テーマによってはレビュー Appに対応していない場合があるため、テーマの対応状況も確認してください。

レビュー促進メールの自動配信を設定する

レビュー Appの設定画面にあるレビュー促進メールの項目をONにします。ONにした後に発送完了となった注文が対象となり、発送完了から5日以降に、購入者へレビュー投稿を依頼するメールが1回送信されます。

購入者は、メール内の「レビューを書く」ボタンから投稿画面へ進みます。ただし、すでにレビューが投稿されている注文や、一部の商品が未発送の注文、購入者がショップからの情報受信を希望していない場合などは、メールが送信されないことがあります。

投稿されたレビューを確認して返信する

BASE管理画面から「レビュー App」を開き、投稿されたレビューの一覧から返信するレビューを選択します。返信内容を入力して公開すると、Webショップの商品ページにショップからの返信として表示されます。購入者には、利用状況に応じてPay IDアプリから通知されます。

返信できるのは、購入者がコメントを入力しているレビューに限られ、星評価だけのレビューには返信できません。また、ショップ側で購入者のレビューを編集・削除することはできないため、低評価にも返信で丁寧に対応しましょう。

STORESでレビュー機能を設定する方法

STORESでは、管理画面からレビュー機能をONにするだけで、商品ごとのレビュー機能を利用できます。機能を有効にすると、発送完了の操作から5日後に購入者へレビュー依頼メールが自動配信され、投稿された内容が対象の商品ページに表示されます。

ストアオーナーは投稿内容を確認して返信できますが、購入者が投稿したレビュー自体を編集・削除することはできません。また、電子チケットはレビューの対象外となるため、取り扱う商品も確認してから設定しましょう。

STORESの管理画面でレビュー機能をONにする

ホーム画面中央にサービス名が表示される管理画面では、STORESのダッシュボードにログインし、「ネットショップ」→「すべての機能」の順に開きます。一覧にある「レビュー」を「ON」にすれば設定完了です。

左側にメニューが表示される管理画面の場合は、「サイト」→「ネットショップ」と進み、「アイテムレビュー」の設定をONにします。レビュー機能をOFFにしている間は、購入者へのレビュー依頼メールも送信されません。

発送完了後にレビュー依頼メールを送信する

注文した商品を発送したら、STORES管理画面で必ず「発送完了」の操作を行います。発送完了から5日後に、hello@stores.jpから購入者へレビュー投稿を案内するメールが自動送信されます。

購入者がメールから投稿すると、レビューは対象の商品ページに表示されます。バリエーションがある商品でも、レビュー上に購入したバリエーション名は表示されません。また、自動送信されたレビュー依頼メールは、ストア側から再送・再発行できない点にも注意が必要です。

投稿されたレビューを確認して返信する

レビューが投稿されると、通知用メールアドレスに「【STORES】レビューが投稿されました!」というメールが届きます。メール内の「レビューに返信する」を押すか、管理画面の「ネットショップ」→「アイテム」から対象商品を開き、「レビュー○件」をクリックします。

対象のレビューを選択して返信欄へコメントを入力し、「返信内容を保存」をクリックします。返信は商品ページに掲載され、購入者にもメールで通知されます。ショップの返信は後から編集・削除できますが、購入者のレビューは変更できません。

EC-CUBEにレビュー機能を導入する方法

EC-CUBEにレビュー機能を追加する場合は、EC-CUBEオーナーズストアで提供されているレビュー対応プラグインを利用します。EC-CUBE公式の「商品レビュー管理プラグイン」を導入すれば、商品詳細ページへのレビュー投稿フォームや、星評価、レビュー一覧などを追加できます。

導入時は、使用しているEC-CUBEのバージョンに対応したプラグインを選ぶことが重要です。プラグインのインストールや有効化によってサイトに不具合が発生する可能性もあるため、事前にバックアップを取得し、可能であればテスト環境で動作を確認しましょう。

対応バージョンを確認してプラグインを入手する

EC-CUBEオーナーズストアにログインし、「商品レビュー管理プラグイン」を検索します。商品ページに記載されている対応バージョンを確認し、EC-CUBE4.2系または4.3系など、運営中の環境と一致するプラグインを選択してください。

公式の商品レビュー管理プラグインは無料で利用できます。より詳しい絞り込み、購入済み表示、ポイント付与、レビュー返信などが必要な場合は、有料プラグインも含めて機能を比較しましょう。

プラグインをインストールして有効化する

EC-CUBE管理画面の「オーナーズストア」から対象プラグインをインストールし、プラグイン一覧で「有効」に切り替えます。独自に用意したプラグインの場合は、「プラグイン一覧」のアップロード機能からzipまたはtar.gz形式のファイルを登録します。

コマンド操作を利用する場合は、プラグインを所定のディレクトリへ展開し、「bin/console eccube:plugin:install –code=ProductReview」でインストールします。続いて「bin/console eccube:plugin:enable –code=ProductReview」を実行して有効化します。

レビューの表示と承認フローを確認する

プラグインを有効化したら、商品詳細ページを開き、レビュー一覧や投稿フォームが表示されているか確認します。テスト用レビューを投稿し、星評価、投稿者名、本文、確認画面などがパソコンとスマートフォンの両方で正しく動作するか確認しましょう。

投稿されたレビューは、管理画面の「商品管理」内に追加されるレビュー管理画面から確認します。公開前の承認、非公開、削除など、利用できる操作はプラグインによって異なります。テーマを独自に変更している場合は、TwigやCSSの調整が必要になることもあります。

ECサイトのレビュー機能に必要な機能一覧

ECサイトのレビュー機能は、単に購入者が感想を書き込めればよいわけではありません。購入を検討しているユーザーが必要な情報を見つけやすく、EC事業者が投稿内容を適切に管理できる仕組みが必要です。ここでは、ECサイトのレビュー機能を導入する際に押さえておきたい主要な機能を紹介します。

星の数による評価機能

商品を5段階などの星の数で評価できる機能です。レビュー本文をすべて読まなくても、購入者からどの程度評価されている商品なのかをひと目で確認できます。

商品ページには、平均評価だけでなく、レビュー件数や星ごとの評価割合も表示できると便利です。たとえば、平均評価が同じ4.2の商品でも、レビューが5件の商品と500件の商品では、評価に対する信頼性が異なります。

また、「品質」「デザイン」「使いやすさ」「コストパフォーマンス」など、複数の項目を個別に評価できる仕組みを用意すれば、商品の強みや改善点をより詳しく把握できます。

平均評価だけでなく、レビュー件数や評価の内訳も表示すると、ユーザーが商品の評判をより正確に判断できます。

レビュー本文の投稿機能

購入者が商品を使用した感想や満足した点、気になった点などを自由に記載できる機能です。星の数だけでは分からない具体的な使用感を伝えられるため、購入を検討しているユーザーの重要な判断材料になります。

投稿フォームには、レビュータイトル、本文、ニックネーム、評価点などの入力欄を設けます。ただし、入力項目が多すぎると投稿の途中で離脱される可能性があります。必須項目を絞り、スマートフォンからでも短時間で投稿できる設計にすることが重要です。

最低文字数や最大文字数を設定しておくと、内容のない投稿や極端に長いレビューも防ぎやすくなります。

画像・動画の投稿機能

レビュー本文と一緒に、購入者が撮影した画像や動画を投稿できる機能です。商品の実際の色味、大きさ、質感、使用方法などを確認できるため、公式の商品画像だけでは分からない情報を補えます。

特に、アパレル、家具、化粧品、食品、家電などは、利用シーンが伝わる画像や動画が購入判断に大きく影響します。購入後のイメージが具体的になることで、サイズや色などの認識違いによる返品の抑制にもつながります。

一方で、不適切な画像が公開される可能性もあるため、投稿後すぐに公開せず、管理者が内容を確認してから掲載できる承認機能も必要です。

購入者が撮影した画像や動画は、商品のリアルな使用感を伝え、購入後のイメージのずれを減らすのに役立ちます。

購入者情報・商品属性の表示機能

レビューと一緒に、購入者の年代、性別、身長、購入サイズ、使用目的などを表示する機能です。自分と条件が近い購入者の感想を参考にできるため、レビューの有用性が高まります。

たとえば、アパレル商品では身長や体型、購入サイズ、着用感を掲載すると、サイズ選びに役立ちます。化粧品では年代や肌質、食品では味の好みや利用シーンなどを表示すると効果的です。

ただし、商品と関係のない情報まで入力させると、投稿者の負担やプライバシー上の懸念が大きくなります。取り扱う商品に応じて、本当に必要な項目だけを設定しましょう。

購入済みユーザーを識別する機能

ECサイト上で実際に商品を購入したユーザーのレビューに、「購入済み」「認証済み購入者」などの表示を付ける機能です。第三者や商品を使用していないユーザーによる投稿と区別できるため、レビューの信頼性を高められます。

会員情報や注文履歴とレビュー機能を連携させ、購入者だけが投稿できるようにする方法もあります。ただし、購入前の問い合わせや実店舗で購入したユーザーの意見を受け付けたい場合は、購入者以外の投稿も許可したうえで、表示を分ける方法が適しています。

なりすましや自作自演を防ぐためにも、購入履歴との連携は重要な機能です。

「購入済み」と表示されたレビューは、実際に商品を使った人の感想だと判断しやすく、ECサイト全体の信頼性向上にもつながります。

レビューの並び替え・絞り込み機能

レビューを評価順、投稿日順、参考になった順などで並び替えられる機能です。レビュー件数が多い商品では、すべての投稿を最初から読むのが難しいため、ユーザーが必要な情報を効率よく探せる仕組みが欠かせません。

星の数、画像・動画の有無、購入サイズ、年代、使用目的などでレビューを絞り込めると、より自分に近い条件の投稿を確認できます。また、レビュー本文をキーワードで検索できる機能があれば、「サイズ」「におい」「耐久性」など、気になる内容だけを探せます。

レビューが蓄積されるほど必要な情報を探しにくくなるため、導入時から検索性を考えておきましょう。

「参考になった」を評価する機能

レビューを読んだユーザーが、「参考になった」「役に立った」などのボタンを押せる機能です。評価を多く集めたレビューを上位に表示すれば、購入検討者にとって有益な情報を見つけやすくなります。

EC事業者側も、どのようなレビューが購入者に求められているのかを把握できます。たとえば、サイズ感に関するレビューへの反応が多い場合は、商品ページのサイズ情報を充実させるといった改善につなげられます。

同一ユーザーによる連続投票を防ぐため、会員IDやブラウザ情報などを利用した重複制御も必要です。

レビューへの返信機能

投稿されたレビューに対して、EC事業者や店舗担当者が返信できる機能です。商品の使い方を補足したり、低評価の理由に対する改善策を案内したりすることで、購入者との信頼関係を築けます。

低評価のレビューを削除するだけでは、かえってECサイトへの不信感を招く可能性があります。問題の内容を確認し、謝罪や交換対応、改善方針などを丁寧に返信することで、投稿者以外のユーザーにも誠実な姿勢を示せます。

返信があったことを投稿者へメールで通知できる仕組みも用意すると、円滑なコミュニケーションにつながります。

低評価レビューにも丁寧に返信することで、商品への不満を改善の機会に変えられます。ほかの閲覧者にも、誠実な運営姿勢を伝えられるでしょう。

レビュー投稿依頼の自動配信機能

商品の発送後や到着後に、購入者へレビュー投稿を依頼するメールやメッセージを自動配信する機能です。商品ページに投稿フォームを設置するだけではレビューが集まりにくいため、購入後の適切なタイミングで案内する必要があります。

配信時期は商品によって調整しましょう。食品であれば到着後数日、化粧品や健康関連商品であれば一定期間使用した後など、購入者が商品を評価できる時期に送ることが重要です。

レビュー投稿ページへ直接移動できるURLをメールに設置し、ログインや注文番号入力の手間を減らすと投稿率を高められます。

クーポン・ポイント付与機能

レビューを投稿した購入者へ、クーポンや会員ポイントなどの特典を付与する機能です。投稿する動機を作れるため、レビュー件数を短期間で増やしたい場合に役立ちます。

画像付きレビューには通常より多くのポイントを付けるなど、投稿内容に応じて特典を変更することも可能です。ただし、特典と引き換えに高評価を求める運用は、レビューの公平性や信頼性を損なうおそれがあります。

評価内容にかかわらず特典を付与することや、特典付き投稿であることを分かりやすく表示するなど、透明性のある運用が必要です。

特典は高評価への対価ではなく、レビューを投稿してもらったことへの謝礼として付与しましょう。

レビューの承認・非公開設定機能

投稿されたレビューを、管理者が確認してから公開できる機能です。個人情報、誹謗中傷、差別的表現、商品と関係のない内容、外部サイトへの不審なリンクなどが掲載されるのを防げます。

公開、非公開、保留、削除などのステータスを設定できるほか、問題のあるレビューを管理画面上で検索・確認できると運用しやすくなります。NGワードの自動検出機能を組み合わせるのも有効です。

ただし、低評価であることだけを理由にレビューを非公開にすると、情報の公平性が損なわれます。あらかじめ掲載基準を定め、評価点ではなく投稿内容に基づいて判断しましょう。

スパム・不正投稿の防止機能

同じ内容の大量投稿、競合他社による悪意のある投稿、自社関係者による不自然な高評価などを検知・制限する機能です。不正なレビューが増えると、レビュー全体だけでなくECサイトそのものの信頼性も低下します。

会員ログイン、メールアドレス認証、購入履歴の確認、同一端末からの連続投稿制限などを組み合わせることで、不正投稿を防ぎやすくなります。短時間に大量のレビューが投稿された場合や、不自然に同じ表現が繰り返されている場合に、管理者へ通知する仕組みも有効です。

レビュー集計・分析機能

平均評価、投稿件数、評価の推移、頻出キーワードなどを管理画面で確認できる機能です。レビューは購入者向けの情報であると同時に、商品やサービスを改善するための重要な顧客データでもあります。

低評価レビューに多い言葉を分析すれば、サイズ、梱包、配送、説明不足などの問題を特定できます。商品別だけでなく、カテゴリー別や期間別に集計できると、改善施策を立てやすくなります。

レビューを掲載して終わりにせず、商品開発、商品ページの改善、カスタマーサポートなどに活用できる仕組みを整えましょう。

レビューには、商品ページだけでは把握できない顧客の本音が集まります。定期的に分析し、商品やサービスの改善に活用しましょう。

外部システムとの連携・データ出力機能

ECカート、会員情報、注文管理システム、メール配信ツール、ポイントシステムなどと連携できる機能です。購入者の判定やレビュー依頼メールの送信、特典の付与などを自動化できます。

また、レビューをCSVなどの形式で出力できれば、独自の分析やシステム変更時のデータ移行にも対応できます。レビューサービスを変更する可能性も考え、投稿内容、評価、投稿日、商品情報などのデータを取り出せるか確認しておくことが重要です。

スマートフォン対応・表示速度への配慮

レビューの閲覧や投稿をスマートフォンから快適に行える機能も必要です。入力欄や評価ボタンが小さい、画像をアップロードしにくい、レビューの読み込みに時間がかかるといった状態では、投稿率や購入率の低下につながります。

レビュー件数が多い場合は、一度にすべてを表示せず、「もっと見る」ボタンやページ分割を利用して表示速度への影響を抑えます。ECサイト全体の使いやすさを損なわないよう、パソコンとスマートフォンの両方で表示を確認しましょう。

ECサイトのレビューの効果とは?

ECサイトにレビューを設置することで、以下の効果が得られるでしょう。

・サイトの信頼性が向上する
・顧客満足度が向上する
・SEO対策になる
・EC運営における改善点が見つかる
・顧客とコミュニケーションを取ることができる

それぞれ詳しく解説していきます。

サイトの信頼性が向上する

ECサイトにレビュー機能を設置することで、サイトの信頼性が向上すると言えるでしょう。

なぜなら、商品ページにレビューが掲載されていることで消費者にとって購入前の判断材料が増え、購入決定がしやすくなるから。

購入者が商品やサービスについてのリアルな意見や評価を共有することで、新たな購入者はその情報を参考に、自分に合った商品を選ぶことができます。

レビューが多く集まることで、商品やサービスの実際の品質がより明確になり、消費者は安心して購入することができるでしょう。

ユーザーはレビューをどれだけ参考にしている?

それでは、実際にECサイト利用者は、レビューをどれだけ参考にしてネットショッピングを行っているのでしょうか?

以下は、株式会社情報通信総合研究所が実施した「買い物をする際にレビューをどの程度参考にするのか」の調査結果となっています。


参照:総務省

上記の表を確認すると、どの年代でも7割近くのユーザーがECサイトで買い物をする際にレビューを気にするということがお分かりいただけるでしょう。

特に若い世代になるほど、商品購入前に口コミを確認する人は多く、近年では、商品ページだけではなくSNSなどを利用して商品のレビューをチェック人も数多く存在します。

ブランドイメージの向上にもつながる

ポジティブなレビューが蓄積されることで、「品質の高いショップ」「対応が丁寧なショップ」といった好印象が形成されます。こうした顧客の評価は、新規顧客の獲得やリピート購入の増加にも大きく貢献します。

顧客満足度が向上する

ECサイトにレビュー機能を設置することで、顧客満足度の向上も期待できます。

というのも、商品ページにレビューが掲載されていることで、消費者は商品の具体的なイメージがしやすくなるから。

例えば洋服などの場合、自分と同じような体形の人のレビューがあれば、それを参考に購入するかしないかを判断しやすくなります。またレビューを確認し、素材感や色など掲載されている写真通りの商品が送られてくるのかをチェックすることもできます。

商品ページにレビューを掲載することで、これから購入するユーザーが「第三者目線から見た商品の品質」を事前に確認することができるようになり、商品の期待値を落とすことがなくなるため、顧客満足度が向上すると言えるでしょう。

返品防止にもつながる

またECサイトにレビュー機能を設置することで、返品防止にもつながると言えるでしょう。

第三者視点での正直なレビューによって商品の利点と欠点が明確になり、消費者は自分のニーズに合わせて適切な商品を選ぶことができるからです。

もしレビューによって悪い評価が目立つ場合でも、消費者が購入を見送ることはありますが、これによって期待と違った商品であると感じて返品をするケースを減少させることができるでしょう。

レビュー投稿による顧客参加型マーケティング

購入後にレビューを投稿できる仕組みを設けることで、顧客は「自分の意見が反映される」という満足感を得られます。これはブランドへの愛着を生み、リピート率を高める要因となります。

SEO対策につながる

ECサイトにレビュー機能を設置すると、サイトのSEO対策にもつながります。

ECサイトにレビューを設置することがSEO対策につながるのは、レビューがユーザー生成コンテンツ(UGC)としてオリジナルで新鮮な情報を提供し、検索エンジンが評価する要素を充実させるからです。また、購入者が商品に関する具体的な情報や感想を述べることで、関連キーワードが自然に含まれ、SEO対策に効果的となります。購入者が使用する言葉は検索ユーザーが入力するキーワードと一致しやすく、検索結果の上位表示につながるのです。

さらに、商品ページにレビューが掲載されることで、訪問者はレビューを読むためにページを長く閲覧することが一般的で、サイト滞在時間が延長されます。これにより、検索エンジンが評価するユーザーエンゲージメントが向上し、検索順位が向上する可能性があるといえるでしょう。

レビューによってサイトのコンテンツが充実し、キーワードが自然に増え、サイト滞在時間が延長されることで、検索エンジンからの評価が向上し、検索結果の上位表示につながります。

これにより、より多くのユーザーがECサイトを訪れることになり、売上向上やブランド認知度の向上に寄与します。

楽天などのモールでもレビュー数が検索結果に影響する

ECサイトにレビュー機能を設置し、商品の口コミを増やすことでサイトのSEO対策につながると説明しましたが、楽天市場などのモールでもレビューの数はSEO対策に大きく影響します。

もちろん楽天SEOにおいて、多くのレビュー数があるというだけで必ずしも検索結果の上位に表示されるわけではありません。検索順位にはキーワード選定や売上実績なども影響しますが、レビュー数も楽天が評価する重要な要素の一つです。

実際に楽天で商品を検索すると、レビュー数の多い商品が上位に表示されている傾向にありますし、レビューの多い商品の方がユーザーの購入率も格段にアップするといえるでしょう。

EC運営における改善点が見つかる

ECサイトにレビュー機能を設置することで、EC運営における改善点が見つかると言えるでしょう。

例えばレビューを通じて顧客フィードバックを受け取り、商品品質・ECサイトのデザイン・カスタマーサポートの改善に取り組むことで、EC運営の質が向上し、顧客満足度が高まります。以下では、それぞれについて詳しく解説していきます。

商品の改善

レビューを通じて、購入者からのフィードバックを直接受け取ることにより、商品の品質やデザイン、機能性などの問題点が明らかになり、改善に取り組むことができます。また、購入者のニーズや嗜好に合わせた新商品の開発や既存商品のブラッシュアップが可能となります。

例えば、靴の素材が硬くて履き心地が悪いというレビューがあった場合、メーカーと相談し、より柔らかい素材を使用することで履き心地を向上させることが可能です。またスマートフォンケースに関するレビューで、カード収納スペースが欲しいという要望が多く寄せられた場合、新たなデザインでカードポケットを追加した商品を開発し、顧客ニーズに応えることができるでしょう。

ECサイトの改善

レビューには、サイトの使い勝手やデザインに関する意見も含まれることがあります。

これらの意見をもとに、サイトのナビゲーションやレイアウトの改善、ユーザーインターフェースの最適化を行うことができます。さらに、購入プロセスの簡素化やページの速度改善など、サイトの全体的なパフォーマンスを高めることが可能です。

カスタマーサポートの改善

購入者はレビューでカスタマーサポートに関する意見や不満を述べることもあります。

これを受けて、サポート体制の見直しやスタッフの研修を行い、問い合わせ対応やアフターサービスの質を向上させることができます。

また、よくある質問や問題に対する解決策をFAQやヘルプページにまとめることで、顧客満足度を高めることができます。

顧客とコミュニケーションを取ることができる

ECサイトにレビューを設置することで、顧客とのコミュニケーションが円滑になります。

例えば運営者がレビューに対して返信やお礼のコメントをすることで、顧客との距離を縮めることが可能です。顧客は運営者からの対応を受けることで、サイトが顧客の意見を大切にしていると感じ、信頼感が高まります。これにより、顧客との関係が深まり、長期的な取引を維持することができるでしょう。

また、レビューは他の顧客にとっても参考になる情報源です。購入検討者が他の顧客のレビューや運営者の対応を見ることで、商品やサービスの実際の評価を把握しやすくなります。その結果、購入者の期待と実際の商品やサービスが合致しやすくなり、顧客満足度が高まることが期待できます。

このように、ECサイトにレビューを設置することは、顧客とのコミュニケーションを促進し、信頼関係の構築や顧客満足度向上に繋がります。

ブランドの「人間味」を伝える機会になる

無機質な通販サイトでも、レビューを通じたやり取りによって「温かみのあるブランド」として印象づけることができます。これにより、顧客との距離が縮まり、長期的なファンづくりに役立ちます。


ECサイトのレビューを集める方法

ECサイトにレビューを集める方法は、以下になります。

・フォローアップメールを送る
・インセンティブを提供する
・商品にレビュー投稿用のQRコードを同梱する
・ECサイトを簡単にレビュー投稿ができる仕様にする
・すでに投稿されたレビューをSNSで紹介する

それぞれ見ていきましょう。

フォローアップメールを送る

ECサイトのレビューを集める方法として、フォローアップメールを送るという方法があります。

フォローアップメールでは、購入者に対して感謝の言葉を述べ、商品に対する率直な意見や感想を求めましょう。

またフォローアップメールを送る際のポイントとして、購入者が商品を使用し始めてから適切な期間が経過した後に送ることが重要です。

これにより、顧客は商品を十分に試してからレビューを書くことができるでしょう。通常、1週間から2週間程度の期間を設けると良いとされています。

フォローアップメールの例

以下では、商品に対するレビューのフォローアップメールを送る際の例文を紹介します。

▼フォローアップメール例文

[お客様の名前]様、

この度は、[ECサイト名]で[商品名]をお買い上げいただき、誠にありがとうございます。

お手元に商品が届いてから、おおよそ2週間経過しておりますので、ぜひお客様のご意見や感想をお聞かせいただければ幸いです。良い点、改善が必要な点など、どんなご意見でも大変貴重な情報となります。

お手数ですが、以下のリンクより商品レビューのページへアクセスいただき、レビューをお願いいたします。

[商品レビュー投稿リンク]

他のお客様にも参考になる情報を提供していただくことで、より良い商品やサービスの提供に努めたいと考えております。お忙しいところ恐れ入りますが、どうぞよろしくお願い申し上げます。

また、ご不明な点やサポートが必要な場合は、いつでもお気軽にお問い合わせください。

引き続き、[ECサイト名]をよろしくお願いいたします。

敬具

上記の例文のように、まず商品購入に対する感謝を述べ、率直な意見を確認するようにしましょう。

またメールには、すぐにレビューページに移動できるようにURLも記載しておくと親切です。

フォローメールは適度な間隔で複数回送ると効果的

商品レビューに対するフォローアップメールは、適度な間隔で複数回送るとさらにレビューの記載確率がアップします。

まず、最初のフォローアップメールは、商品到着後1週間から2週間程度で送ると良いでしょう。これにより、顧客は商品を使用し始めたばかりで、感想や意見が生まれているタイミングを捉えることができます。

次に、2回目のフォローアップメールは、最初のメールから2週間から1ヶ月後に送信することが望ましいです。顧客が最初のメールを見逃しているか、レビューを書くのを忘れている場合に、再度リマインドする効果があります。

ただし、フォローアップメールの回数や間隔には注意が必要です。顧客に迷惑をかけない程度に、適切なタイミングで送るようにしましょう。また、メール内では感謝の意を示すことや、顧客の意見を大切にする姿勢をアピールすることで、顧客の協力意欲を高めることができます。

インセンティブを提供する

インセンティブを提供することは、ECサイトにおいて商品レビューを集める効果的な方法の一つです。

顧客に何らかの特典を提供することで、レビューを書く動機付けに繋がります。

以下に、インセンティブの提供方法を3つ詳しく解説します。

割引クーポンやポイントのプレゼント

商品レビューを書いた顧客に対して、割引クーポンやポイントを進呈することで、次回の購入時にお得に商品を手に入れられるメリットを提供します。

これにより、顧客は再度ECサイトを利用することを促され、リピート購入を促進できます。

商品をプレゼント

レビューを書いた顧客に対して、おまけ商品をプレゼントする方法もあります。

これにより、顧客はレビューを書くことで何かしらの物を得られると感じ、書く動機が高まります。おまけ商品は、ECサイトで取り扱う商品の中から選ぶことで、顧客の興味を引くことができます。

新商品のサンプルをプレゼント

新商品のサンプルをレビュー投稿者に提供することは、商品レビューを集めるだけでなく、新商品の評価や宣伝にも役立ちます。

顧客は、新商品をいち早く試すことができ、ECサイトは新商品に対する意見や感想を収集できるため、双方にメリットがあります。

商品にレビュー投稿用のQRコードを同梱する

商品にレビュー投稿用のQRコードを同梱することで、ECサイトにおけるレビューを効率よくあつめられます。

購入者はスマートフォンやタブレットでQRコードを読み取るだけでレビュー投稿ページにアクセスできるため、スムーズに感想や評価を記載できます。

QRコードは、商品パッケージや同梱チラシ、納品書などに印刷しておくのが一般的です。商品を開封したタイミングで顧客の目に自然に入りやすく、投稿への動線をつくりやすい点が特徴です。

さらに、QRコードの横に「レビュー投稿でクーポンプレゼント」や「ご購入ありがとうございます」といった短いメッセージを添えることで、顧客の行動意欲を高められます。

購入後すぐにレビュー投稿を促せる

商品にレビュー投稿ページへのQRコードを同梱することで、購入直後のモチベーションが高い状態でレビューを依頼できます。

スマートフォンで読み取るだけの簡単操作により、投稿率の向上が期待できます。

紙媒体でも自然に訴求できる

パッケージやチラシにQRコードを印刷すれば、顧客に自然にレビュー導線を届けられます。

特典付きの案内を添えることで、さらに投稿促進の効果が高まります。

レビュー導線を可視化できる

QRコードにトラッキング用のURLを設定しておくと、どの商品やどのデザインからレビューが投稿されたのかを分析できます。これにより、効果的な施策設計が可能です。

コストを抑えて継続的に実施できる

QRコードは無料で生成でき、印刷コストも少ないため、継続的なレビュー収集施策として非常に効果的です。テンプレート化することで複数商品にも展開しやすくなります。

ECサイトを簡単にレビュー投稿ができる仕様にする

レビューを集めるうえで最も重要なのは、「顧客が投稿しやすい環境を整えること」です。どんなにレビュー依頼を送っても、入力が面倒だったり、ページが見づらかったりすれば投稿率は上がりません。

そのため、ECサイト側でレビュー投稿をスムーズに行える仕様を整備することが大切です。

ユーザーが迷わず、短時間でレビューを残せるような設計を意識しましょう。以下に、具体的なポイントを紹介します。

投稿までのステップを最小限にする

レビュー投稿のハードルを下げるためには、入力項目をできるだけ少なくすることが重要です。
星評価・コメント欄・ニックネーム程度に絞ることで、ユーザーは短時間で投稿できます。特に、会員ログインを必須にせず、購入履歴からワンクリックで投稿ページに遷移できる仕様にすると、投稿率が大幅に向上します。

購入後メールから直接レビュー画面にアクセスできるようにする

購入完了後に自動で送信されるメールや発送完了通知メールに、レビュー投稿リンクを設置するのも効果的です。

リンクをクリックするとすぐにレビュー画面が開くように設定すれば、顧客は迷わず投稿できます。タイミングとしては、商品到着から数日後にリマインドメールを送ると投稿率がさらに高まります。

スマートフォンでも快適に操作できるデザインにする

ECサイトの閲覧や購入の多くはスマートフォン経由のため、レビュー投稿ページもモバイル最適化が欠かせません。

テキスト入力欄やボタンを大きく配置し、スクロール量を最小限に抑えるなど、ストレスのない操作性を重視しましょう。

エラーや手間を感じさせないUX設計を意識する

レビュー投稿中に入力エラーが起きたり、再ログインを求められたりすると離脱の原因になります。

入力内容の自動保存やプレビュー機能を設けるなど、ユーザーがストレスなく投稿できる導線を整えることが大切です。

すでに投稿されたレビューをSNSで紹介する

ECサイトに集まったレビューは、そのまま掲載するだけでなく、SNSで紹介することで大きな宣伝効果を発揮します。

実際の購入者の声を発信することで、商品の信頼性を高め、新たな購買を後押しすることができます。

特にInstagramやX(旧Twitter)、TikTokなどでは、ビジュアルやストーリー性を活かした投稿が効果的です。以下では、SNSでレビューを紹介する際の具体的なポイントを紹介します。

信頼性の高い口コミとして発信できる

SNSで実際のレビューを紹介することで、「お客様のリアルな声」として伝えられます。

自社が発信する広告よりも、第三者の体験談の方が説得力があり、新規ユーザーに安心感を与えます。

とくにスクリーンショットや購入者の同意を得た引用を使うと、自然で信頼感のある投稿になります。

ポジティブな評価をブランディングに活かす

高評価レビューや感動的な体験談をSNSで共有することで、ブランドイメージを強化できます。

「丁寧な対応でした」「リピートしたい」というようなコメントをピックアップして発信することで、信頼感と好感度の両方を高められます。

レビュー紹介を通じて投稿を促進できる

「紹介されたレビューはこちら」といった投稿を行うと、「自分のレビューも取り上げられたい」と思う顧客が増え、レビュー投稿のモチベーションアップにつながります。

レビューをSNSで紹介すること自体が、新たなレビュー収集施策としても機能します。

レビュー投稿者への感謝を添える

SNSでレビューを紹介する際には、単に内容をシェアするだけでなく、投稿者への感謝のメッセージを添えましょう。

「素敵なレビューをありがとうございます」といった言葉を添えることで、顧客との関係性が深まり、ブランドへの好感度がさらに上がります。

ECサイトのレビューが増えない原因

ECサイトにレビュー機能を設置していても、思うように投稿が集まらないケースは少なくありません。

レビューが増えない原因は、単に「購入者が面倒に感じているから」だけではなく、依頼のタイミングや伝え方、投稿導線、投稿後のメリットの見せ方など、複数の要素が関係しています。

特に、レビュー依頼が形式的になっていたり、投稿画面までの手間が多かったりすると、購入者は「あとで書こう」と思ったまま離脱してしまいます。

レビューを増やすためには、まず投稿されない理由を分解し、購入者が自然に書きたくなる流れを整えることが大切です。

ここでは、ECサイトのレビューが増えない主な原因を紹介します。

レビューを書く理由が購入者側に伝わっていない

ECサイトのレビューが増えない原因のひとつは、購入者に「なぜレビューを書く必要があるのか」が伝わっていないことです。

多くのレビュー依頼は「よろしければレビューをお願いします」というお願いだけで終わってしまい、投稿することで誰の役に立つのか、ショップにどう反映されるのかが見えません。

購入者は基本的に、レビューを書くことを自分の役割だとは考えていないため、行動する理由が弱いと後回しにされてしまいます。

単に特典をつけるだけでなく、「これから購入する方の参考になります」「いただいた声は商品改善に活用します」と伝えることで、レビュー投稿の意味が明確になり、協力してもらいやすくなります。

レビュー依頼では、投稿してほしい理由まで伝えることが大切です。

商品到着後の感情が高いタイミングを逃している

レビューは、購入者の感情が動いているタイミングで依頼することが重要です。

商品が届いた直後や、実際に使って満足した直後は「よかった」「便利だった」「誰かに伝えたい」という気持ちが高まりやすいタイミングです。

しかし、レビュー依頼のタイミングが早すぎるとまだ使用感が分からず、遅すぎると購入時の印象が薄れてしまいます。

特に食品や日用品、アパレル、コスメなどは、商品ごとに最適な依頼タイミングが異なります。

すべての商品に同じタイミングでメールを送るのではなく、使用開始までの期間やリピート周期を考慮して設計することで、自然なレビュー投稿につながりやすくなります。

レビュー依頼が「お願い」で終わっていて投稿内容まで導けていない

購入者がレビューを書かない理由には、「何を書けばいいか分からない」という心理的なハードルもあります。

レビュー依頼でただ投稿をお願いするだけでは、文章を書くのが苦手な人や、具体的な感想を整理できない人は途中で離脱してしまいます。

そのため、レビュー依頼時には「サイズ感はいかがでしたか」「使ってみて便利だった点はありますか」「購入前に不安だったことは解消されましたか」など、書く内容の切り口を示すことが大切です。

例文をそのまま提示すると似たレビューが増えやすいため、テンプレートではなく質問形式で導くのがおすすめです。

購入者が答えるだけで自然にレビューになる設計にすることで、投稿率と内容の質を同時に高められます。

レビュー投稿後のメリットが見えず行動する動機が弱い

レビュー投稿後に何が起きるのかが見えないと、購入者はわざわざ時間を使って投稿しようとは思いにくくなります。

クーポンやポイントなどのインセンティブは効果的ですが、それだけに頼ると「特典目的の短いレビュー」が増える可能性もあります。

大切なのは、投稿者にとってのメリットを複数用意することです。

たとえば、レビューが商品改善に使われる、公式SNSで紹介される、同じ悩みを持つ人の参考になる、といった価値を伝えると、投稿への納得感が生まれます。

さらに「レビュー投稿後に次回使えるクーポンをお送りします」といった流れを明記することで、行動後のイメージが明確になり、投稿率の向上につながります。

レビュー投稿画面までの導線に小さな離脱ポイントが多い

レビューが増えないECサイトでは、投稿画面にたどり着くまでの導線に小さなストレスが隠れていることがあります。

たとえば、ログインが必要、購入履歴を探さなければならない、入力項目が多い、スマートフォンで操作しづらいなどの要素があると、購入者は途中で離脱してしまいます。

レビュー投稿は、購入や問い合わせに比べて優先度が低い行動です。そのため、少しでも面倒だと完了されにくくなります。

理想は、メールやQRコードから直接投稿画面に遷移でき、星評価と短いコメントだけでも投稿できる状態です。

投稿完了までのクリック数や入力時間を減らすことで、レビュー依頼の効果を最大化できます。

レビュー投稿は「あとでやろう」と思われやすい行動です。できるだけ少ない手間で完了できる導線を作りましょう。

低評価を書きにくい雰囲気があり本音のレビューが集まりにくい

高評価レビューばかりを求める雰囲気があると、購入者は本音を書きにくくなります。

結果として、レビュー数が伸びないだけでなく、内容も似たようなポジティブな感想に偏ってしまい、読み手にとって参考になりにくくなります。

実際の購入者は、良い点だけでなく「少し気になった点」「思っていたより違った点」も知りたいと考えています。

そのため、レビュー依頼では「良かった点・気になった点の両方をお聞かせください」と伝えることが重要です。

短所を含むレビューを受け入れる姿勢を見せることで、購入者は安心して投稿でき、結果として信頼性の高いレビューが集まりやすくなります。

レビューが活用されている実感がなく投稿者が増えない

購入者がレビューを投稿しても、その声がどのように活用されているか分からなければ、次回以降の投稿意欲は高まりません。

レビューは集めるだけでなく、「お客様の声をもとに改善しました」と見える形で反映することが大切です。

たとえば、サイズに関するレビューが多ければ商品ページにサイズ比較表を追加する、梱包への要望があれば改善内容をお知らせに掲載するなど、レビューがショップ運営に活かされていることを伝えましょう。

投稿者は自分の声が役に立ったと感じることで、ブランドへの愛着を持ちやすくなります。

その結果、継続的にレビューが集まる好循環を作ることができます。

ECサイトで質の高いレビューを増やすポイント

ECサイトでは、レビューの数を増やすことも大切ですが、それ以上に重要なのが「購入検討者の役に立つレビュー」を集めることです。

たとえば「よかったです」「満足です」といった短いレビューだけでは、商品の魅力は伝わっても、サイズ感や使用感、他商品との違いなど、購入前の不安を十分に解消することはできません。

質の高いレビューを増やすには、購入者が具体的な体験を書きやすいように、質問項目や投稿フォーム、写真投稿の案内などを工夫する必要があります。

レビューの質が高まると、商品ページの説得力が上がり、購入率や返品防止にもつながります。

ここでは、ECサイトで質の高いレビューを増やすためのポイントを紹介します。

購入者が書きやすいレビュー質問を商品ジャンル別に変える

質の高いレビューを増やすには、商品ジャンルごとに質問内容を変えることが重要です。

すべての商品に同じ質問を設定すると、レビュー内容が抽象的になりやすく、購入検討者にとって参考になりにくくなります。

たとえばアパレルなら「サイズ感」「生地の厚み」「透け感」、食品なら「味」「量」「保存しやすさ」、コスメなら「使用感」「香り」「肌との相性」など、購入前に気になるポイントは異なります。

レビュー投稿フォームに商品特性に合った質問を用意することで、購入者は感想を書きやすくなり、読み手にとっても判断材料の多いレビューになります。

商品別に質問を最適化することで、レビューの量だけでなく質も高められます。

「良かった点」だけでなく「迷った点」も書ける設計にする

レビューの質を高めるためには、ポジティブな感想だけでなく、購入前に迷った点や不安だった点も書ける設計にすることが大切です。

購入検討者は「この商品が良いか」だけでなく、「自分に合わない可能性はないか」も確認したいと考えています。

そのため、良かった点だけが並ぶレビューよりも、「購入前はサイズが心配だったが問題なかった」「香りが強すぎないか不安だったが使いやすかった」といったレビューの方が、具体的な判断材料になります。

投稿フォームに「購入前に迷った点はありますか?」という項目を入れることで、購入者のリアルな検討過程が可視化され、次の購入者の不安解消につながります。

「迷った点」が書かれているレビューは、購入前の不安を持つユーザーにとって非常に参考になります。

サイズ感・使用シーン・比較対象など購入前の不安に直結する項目を入れる

質の高いレビューとは、単に「よかった」「満足です」と書かれているものではなく、購入前の不安を解消できる情報が含まれているレビューです。

特にECサイトでは実物を見たり試したりできないため、サイズ感、使用シーン、他商品との比較、耐久性、色味、素材感などの情報が重要になります。

たとえば「身長160cmでMサイズがちょうどよかった」「通勤用に使っても容量が十分だった」といった具体的な情報は、購入検討者の判断を強く後押しします。

レビュー項目にこうした切り口を入れておくことで、購入者は自然に詳しい内容を書きやすくなります。

結果として、商品ページ自体の説得力も高まります。

写真付きレビューを増やすために撮影してほしいポイントを明示する

写真付きレビューは、文章だけのレビューよりも商品の使用イメージが伝わりやすく、購入前の不安解消に役立ちます。

ただし、購入者に「写真も投稿してください」と伝えるだけでは、何を撮ればよいか分からず投稿されにくいことがあります。

そのため、「着用時のサイズ感が分かる写真」「実際に収納した状態」「手に持ったときの大きさ」「部屋に置いた雰囲気」など、撮影してほしいポイントを具体的に伝えることが大切です。

写真の例を示す場合も、完璧な広告写真ではなく、スマートフォンで撮影した自然な雰囲気の方が投稿のハードルを下げられます。

撮影の切り口を明示することで、参考価値の高い写真レビューが集まりやすくなります。

レビュー例文ではなくレビューの切り口を提示する

レビューを増やすために例文を用意する方法もありますが、例文をそのまま提示すると、似たような表現のレビューが増え、読み手に不自然な印象を与える可能性があります。

質の高いレビューを集めるには、文章の型ではなく「何について書くか」という切り口を提示することが有効です。

たとえば「購入前に不安だったこと」「実際に使って便利だった場面」「想像と違った点」「誰におすすめできるか」といったテーマを示すことで、購入者は自分の言葉でレビューを書きやすくなります。

これにより、レビュー内容に個人差が生まれ、リアルで信頼性のある声が集まります。

レビューは整った文章よりも、具体的な体験が伝わることが重要です。

例文を出しすぎると、似たレビューが増える原因になります。あくまで「書く切り口」を提示するのがおすすめです。

投稿者属性を加えて読み手が自分ごと化できるレビューにする

レビューの価値は、読み手が「自分と似ている人の意見だ」と感じたときに高まります。

そのため、レビューには投稿者属性を加えると効果的です。

たとえばアパレルなら身長・体型・購入サイズ、コスメなら肌質・年代、食品なら家族構成や利用シーン、家具なら部屋の広さなどが参考になります。

同じ商品でも、使う人の状況によって満足度は変わるため、属性情報があることで購入検討者は自分に置き換えて判断しやすくなります。

ただし、個人情報になりすぎる項目は避け、任意回答にすることが重要です。

適切な属性情報を添えることで、レビューは単なる感想ではなく、購入判断を助ける具体的な比較材料になります。

短所を含むレビューも歓迎することで信頼性を高める

質の高いレビューを増やすうえで重要なのは、良い点だけでなく短所も含めた正直な意見を集めることです。

高評価だけが並ぶ商品ページは一見魅力的ですが、ユーザーによっては「本当に信頼できるのか」と不安に感じることがあります。

一方で、「少し重いが収納力は十分」「香りは好みが分かれるが保湿力は高い」といったレビューは、商品の特徴を立体的に伝えられます。

短所があるレビューは、購入者の期待値を調整し、購入後のミスマッチ防止にもつながります。

レビュー依頼時に「気になった点も率直にお聞かせください」と伝えることで、より信頼性の高いレビューが集まり、結果的に購入率向上にもつながります。

ECサイトのレビューを売上につなげる活用方法

ECサイトのレビューは、集めて商品ページに掲載するだけでは十分に活用できているとはいえません。

レビューには、購入者が実際に感じた商品の魅力や不安、購入を決めた理由、使ってみて分かったメリットなど、売上につながるヒントが多く含まれています。

そのため、レビューは単なる口コミとして表示するのではなく、商品ページの改善、広告文の見直し、FAQ作成、定期購入や関連商品の訴求などに活用することが重要です。

レビューを購入前の不安解消や訴求改善に活かすことで、CVR向上やリピート購入につなげることができます。

ここでは、ECサイトのレビューを売上につなげる具体的な活用方法を紹介します。

購入前の不安ごとにレビューを商品ページへ配置する

レビューを売上につなげるには、ただ商品ページの下部に一覧表示するだけでは不十分です。

購入者が不安を感じる箇所に合わせて、関連するレビューを配置することが重要です。

たとえばサイズ選択の近くにはサイズ感に関するレビュー、素材説明の近くには肌触りや使用感に関するレビュー、配送案内の近くには梱包や到着スピードに関するレビューを掲載します。

購入検討者は、疑問が生まれた瞬間に答えを得られると、ページ離脱しにくくなります。

レビューを「まとめて見せる」のではなく、不安を解消する情報として適切な場所に配置することで、購入までの迷いを減らし、CVR向上につなげられます。

レビューは商品ページ下部にまとめるだけでなく、ユーザーが迷いやすい場所に置くと効果的です。

高評価レビューをファーストビューではなく迷いが生まれる箇所に置く

高評価レビューは、商品ページの最初に大きく見せるだけが正解ではありません。

もちろん第一印象を高める効果はありますが、購入者が本当にレビューを必要とするのは、価格、サイズ、品質、配送、返品条件などで迷いが生まれるタイミングです。

そのため、高評価レビューはファーストビューだけでなく、購入ボタン付近や比較情報の近く、価格説明の下などに配置すると効果的です。

たとえば「少し高いと思ったけれど、使ってみると納得できた」というレビューは、価格で迷うユーザーの背中を押します。

レビューを装飾として置くのではなく、購入心理の流れに合わせて配置することで、売上につながるレビュー活用ができます。

低評価レビューから商品説明の不足部分を見つけて追記する

低評価レビューは売上を下げるものと思われがちですが、商品ページ改善のヒントとして活用できます。

たとえば「思ったより小さかった」「色味が写真と違った」「使い方が分かりにくかった」といったレビューは、商品説明に不足している情報を示しています。

このような声をもとに、サイズ比較画像、カラーバリエーションの補足、使用方法の動画、注意事項などを追記すれば、同じ理由での購入後不満を減らせます。

低評価レビューを放置するのではなく、商品ページの改善に反映することで、購入前の期待値を適切に調整できます。

結果として、返品やクレームを減らしながら、納得して購入するユーザーを増やせます。

レビュー内容をもとに広告文やキャッチコピーを改善する

レビューには、企業側が気づいていない商品の魅力が含まれていることがあります。

たとえば販売者は「高品質な素材」を訴求していても、購入者は「洗濯しても型崩れしにくい」「子どもでも使いやすい」「ギフトにちょうどいい」といった点に価値を感じているかもしれません。

こうしたレビュー内の言葉は、広告文やキャッチコピーに活用できます。

実際の顧客が使っている表現は、見込み客にも伝わりやすく、広告のクリック率や商品ページの説得力を高める可能性があります。

レビューを単なる感想として見るのではなく、顧客の本音が集まったコピー素材として活用することで、売上につながる訴求を作ることができます。

レビューの中には、広告やLPでそのまま使えるような「顧客目線の言葉」が隠れています。

リピート購入者のレビューを定期購入や関連商品の訴求に使う

レビューを売上につなげるには、新規購入の後押しだけでなく、リピート購入や関連商品の提案にも活用することが重要です。

特にリピート購入者のレビューには、「何度も購入している理由」「他商品から乗り換えた理由」「継続して使って感じた変化」など、初回購入者のレビューにはない説得力があります。

定期購入ページや同梱チラシ、メルマガでこうしたレビューを紹介すると、継続利用のイメージを伝えやすくなります。

また、関連商品を購入した人のレビューを掲載することで、クロスセルにもつなげられます。

レビューを単発購入のためだけに使うのではなく、LTV向上のための導線に組み込むことが大切です。

レビューをFAQ化して購入前の離脱を防ぐ

レビューには、購入者が実際に感じた疑問や不安が多く含まれています。

そのため、レビュー内容をもとにFAQを作成すると、購入前の離脱防止に役立ちます。

たとえば「洗濯して縮みますか」「ギフト包装はきれいですか」「敏感肌でも使えますか」といった内容がレビューに多く出ている場合、それは購入検討者も気にしている可能性が高い質問です。

商品ページにFAQとして整理して掲載すれば、ユーザーはレビューをすべて読まなくても必要な情報を確認できます。

さらに、FAQ内に実際のレビュー内容を引用することで、回答に説得力が生まれます。

レビューを情報整理に活用することで、購入前の不安を効率よく解消できます。

売れている商品のレビュー傾向を新商品ページに横展開する

売れている商品のレビューには、顧客が購入を決めた理由や満足したポイントが詰まっています。

その傾向を分析し、新商品ページに活かすことで、発売初期から売れやすい訴求を作ることができます。

たとえば既存商品のレビューで「ギフトに使いやすい」という声が多ければ、新商品でもギフト用途を強調する、アパレルで「体型カバーできる」という声が多ければ、着用イメージやシルエット説明を充実させるといった活用ができます。

レビューは過去商品の評価にとどまらず、次の商品ページ作成や販売戦略のヒントになります。

売れている商品のレビュー傾向を横展開することで、新商品の立ち上がりを強化できます。

ECサイトにネガティブなレビューが投稿された時の対処法

ECサイトにネガティブなレビューが投稿された時の対処法は、以下になります。

・ネガティブなレビューも公開する
・返信を必ず行う
・公開対応と個別対応を適切に使い分ける
・ネガティブなレビューに対する改善を行う

それぞれ見ていきましょう。

ネガティブなレビューも公開する

ネガティブなレビューは一見マイナスな印象を与えますが、実際にはショップの信頼性を高めるための重要な要素です。

すべてのレビューを隠すのではなく、正当な意見として受け止め、適切に公開することで透明性を示せます。

公開の判断を行う際は、内容を精査し、事実に基づいているかを確認することが大切です。詳しい内容を次から解説していきます。

信頼性を高めるためにあえて公開する

高評価ばかりのレビューは不自然に見え、かえってユーザーの不信感を招くことがあります。

ポジティブ・ネガティブ両方の声を掲載することで、ショップの誠実さやリアルさが伝わり、結果的に信頼向上につながります。

事実確認を行い、正当な内容のみ掲載する

公開前には、レビュー内容の真偽を確認しましょう。

事実と異なる情報や誤解を含む場合は、修正依頼や補足説明を加える対応が必要です。

正確な情報に基づくレビューだけを掲載することで、店舗の信頼性を守ることができます。

誤解がある場合は補足説明を添える

顧客が誤って認識しているケースでは、そのまま放置せず、コメントで丁寧に補足することが重要です。「こちらの仕様は〇〇のためです」といった説明を加えることで、他のユーザーにも誤解を与えずに済みます。

返信を必ず行う

ネガティブなレビューを放置することは、顧客満足度の低下につながります。

どんな意見でも、迅速かつ誠実に返信することが信頼を回復する第一歩です。

返信の内容は感情的にならず、冷静に事実と改善方針を伝えることが重要です。

誠意ある姿勢で迅速に対応する

レビューを確認したら、できるだけ早く返信しましょう。

「ご迷惑をおかけして申し訳ございません」「ご意見をいただきありがとうございます」といった表現を添えることで、誠実な姿勢が伝わります。

感情的な反論を避け、冷静に対応する

不当な意見や厳しい指摘に対しても、感情的な反論は避けるべきです。

落ち着いた口調で事実を説明し、改善の意向を伝えることで、店舗としての信頼を損なわずに済みます。

第三者の目線を意識して返信する

返信は投稿者だけでなく、他の閲覧者の印象にも影響します。

誠実で礼儀正しい対応を心がけることで、「対応が丁寧なショップ」という好印象を与えることができます。

返信の例

ネガティブなレビューに対する返信は、丁寧で誠実な対応が求められます。以下に、具体的な返信例を示します。

▼返信例
[顧客の名前またはニックネーム]様、

まずは、ご指摘いただいた点について、お詫び申し上げます。また、当ECサイトをご利用いただき、貴重なご意見をお寄せいただいたことに心より感謝いたします。

[具体的な問題点や指摘内容]については、早急に調査し、以下のような対応策を講じる予定です。
[具体的な対応策や改善予定]

当社では、お客様のご意見を真摯に受け止め、サービスの改善に努めてまいります。今後も、[顧客の名前またはニックネーム]様にご満足いただけるサービスを提供できるよう、一層努力してまいります。

何か他にもご不明な点やご意見がございましたら、お気軽にお問い合わせください。今後とも、どうぞよろしくお願いいたします。

敬具、

公開対応と個別対応を適切に使い分ける

ビュー対応では、全てを公開コメントで対応するのではなく、状況に応じて個別対応と組み合わせることが重要です。

公開では誠意を示し、個別では問題解決に集中することで、総合的な信頼を築けます。

公開コメントでは誠意と透明性を示す

公開コメントでは、他のユーザーも見ることを意識し、誠実な言葉遣いで返信します。

「ご不快な思いをさせてしまい申し訳ございません」など、誠意が伝わる表現を心がけましょう。

個別対応で問題解決を徹底する

商品の不具合や配送トラブルなど、個別確認が必要な場合は「別途ご連絡させていただきます」と案内し、直接対応しましょう。

迅速で丁寧なフォローは、顧客満足度を大きく高めます。

公開と個別を組み合わせて信頼を構築する

公開対応で誠意を示し、個別対応で実際の問題を解決する。

この両立ができるショップは、他の顧客にも「信頼できる」と感じさせ、ブランド価値の向上につながります。

ネガティブなレビューに対する改善を行う

ネガティブなレビューは、商品やサービス改善のヒントになる貴重な意見です。

顧客の声を真摯に受け止め、課題を洗い出して改善につなげることで、信頼回復だけでなく、より良いショップ運営を実現できます。

レビュー内容を社内で共有し課題を分析する

投稿内容をチーム全体で共有し、どこに問題があるのかを明確にします。

スタッフ全員で意見を出し合い、原因を突き止めることで、再発防止策を実行しやすくなります。

改善後の取り組みを顧客に伝える

改善を行った際は、「お客様の声をもとに〇〇を改善しました」と発信しましょう。

顧客の意見を大切にしている姿勢が伝わり、ブランドイメージの向上にもつながります。

継続的な改善サイクルを意識する

一度の対応で終わらせず、定期的にレビューを見直し、改善を積み重ねることが大切です。

PDCAを回すことで、顧客満足度を高めながら、長期的なファンを育てていくことができます。

ECサイトのレビューに関する注意点

ECサイトのレビューは、購入率の向上や信頼性の強化に役立つ一方で、運用方法を誤るとショップの信用を大きく損なう可能性があります。

特に、レビューの見せ方や集め方には注意が必要です。高評価を意図的に増やそうとしたり、都合の悪いレビューを削除したりすると、ユーザーから「信頼できないショップ」と判断されてしまう恐れがあります。

また、レビューには顧客の個人的な体験や情報が含まれるため、返信内容や公開範囲にも配慮しなければなりません。

ECサイトのレビューは、ただ集めるだけでなく、公平性・透明性・個人情報保護を意識して運用することが重要です。

ここでは、ECサイトでレビューを扱う際に注意すべきポイントを紹介します。

ステマは絶対にしてはいけない

ECサイトにレビュー機能を設置する場合、ステマを行うのは絶対にやめましょう。

ステマとは、企業が自らの商品やサービスに対して、偽の肯定的なレビューや評価を投稿し、消費者の意思決定に影響を与える不正行為のこと。

まずステマを行ってしまうと消費者の信頼を失う可能性があるでしょう。消費者は、商品やサービスの購入にあたりレビューを重要な判断材料として活用しています。偽のレビューや評価があることが発覚した場合、消費者はそのECサイトに対する信頼を失い、他のサイトへ移動することが考えられます。その結果、売上や顧客満足度の低下に繋がります。

また、ステマは法律で禁じられていることが多いです。各国や地域によっては、ステマに対して厳格な規制や罰則が設けられています。

違反が発覚した場合、罰金や損害賠償請求、業務停止命令などの厳しい処罰が科せられる可能性もあるため、法的なトラブルを避けるためにも、ステマを行わないことが重要です。

レビュー削除は慎重に行う

ネガティブなレビューを理由なく削除することは、かえってショップへの不信感を生む結果になりかねません。

ユーザーは多様な意見を参考にして購買判断を行っているため、都合の悪い内容を削除してしまうと「誠実さに欠ける」と判断される恐れがあります。

削除を検討する場合は、明らかに虚偽・誹謗中傷・個人情報の漏えいなど、ガイドライン違反が確認できるケースに限るべきです。

基本的には削除ではなく、誠実な返信や改善策の提示で対応することが、信頼構築につながります。

レビュー投稿の誘導方法に注意する

レビュー投稿を促すこと自体は問題ありませんが、誘導の仕方には細心の注意が必要です。

「高評価を投稿すれば特典をプレゼント」といった形で評価内容を操作する行為は、公正な取引を損ねると見なされる場合があります。

代わりに「率直なご意見をお聞かせください」「今後のサービス改善の参考にさせていただきます」といった表現で、自然な形で投稿を促すのが理想的です。

ユーザーの自由な意見を尊重しつつ、投稿のハードルを下げる工夫を行いましょう。

個人情報の扱いに十分配慮する

レビュー対応の際、顧客の個人情報を不用意に公開することは避けなければなりません。

返信で顧客名や住所、注文内容などを具体的に記載すると、個人情報保護の観点から問題になる可能性があります。

公開コメントでは一般的な対応に留め、「詳細を確認させていただくため、別途ご連絡いたします」と案内するのが適切です。

個別対応を通してトラブル解決を図りつつ、公開の場ではプライバシーを守る姿勢を徹底しましょう。

レビュー運用ルールを明確にして社内共有する

レビューはショップの信頼に関わる重要なコンテンツであるため、社内で統一した運用ルールを設けておくことが大切です。

たとえば「返信までの目安時間」「削除判断の基準」「返信文のトーン」などを明文化し、担当者間で共有しておくことで、対応の一貫性を保てます。

また、レビューを定期的に分析し、改善点を議論する仕組みを整えることで、顧客満足度を高めながらブランド価値を継続的に向上させることができます。

ECサイト×レビュー施策の成功事例

ここではECサイト×レビュー施策の成功事例を見ていきましょう。

A社:レビュー投稿率を高めて売上120%アップを実現

✐A社の課題

購入後のレビュー投稿率が5%と低迷し比較材料が不足 新規ユーザーの信頼形成が弱く再訪率が伸び悩み

【改善結果】

  • QRコード同梱と特典クーポンで投稿率25%へ
  • レビュー引用をSNSで紹介し指名検索が増加
  • 平均注文額が上昇し売上は前年比120%

 

A社はアパレルECサイトを運営しており、購入後のレビュー投稿率がわずか5%と低迷していました。

そこで、商品発送時に「レビュー投稿用QRコード付きカード」を同梱し、投稿特典として次回購入時に使えるクーポンを付与する施策を実施。さらに、投稿内容の一部をSNS公式アカウントで紹介することで、顧客のモチベーションを向上させました。

結果、レビュー投稿率は25%に上昇し、ユーザー間での信頼感が高まったことで、平均購入単価が上昇。全体売上は前年同月比で120%に伸びる成果を上げました。

B社:レビュー分析でリピート率向上に成功

✐B社の課題

好意的な声は多い一方で、賞味期限に関する不満が散見。商品情報が分散しており、購入前の不安を解消できていなかった。

【改善結果】

  • 出荷ロット最適化で賞味期限関連の低評価が減少
  • 代表レビューを商品ページ上部に掲載し離脱率が改善
  • 定期購入が増えリピート率が約30%向上

 

B社は食品系ECサイトを運営。レビューの多くが「配送が早い」「梱包が丁寧」といった好意的な内容であった一方、「賞味期限が短い」という意見も散見されていました。

この指摘を受け、B社は物流倉庫との連携を強化し、出荷管理を改善。さらにレビュー内容を商品ページに引用し、安心感を訴求しました。

その結果、リピート購入率が約30%向上し、レビュー活用による顧客ロイヤリティの向上を実現しました。

C社:ネガティブレビューを活かして顧客満足度を改善

✐C社の課題

成分適合に関する低評価が目立ち、返品対応フローも不明瞭。初回購入時の不安が残り、離脱率が高かった。

【改善結果】

  • 全ネガティブレビューへ48時間以内の返信を徹底
  • 成分フィルターと類似成分商品の一覧でミスマッチ抑制
  • 満足度スコアが過去最高を更新し指名流入が増加

 

C社はコスメ系ECサイトを運営しており、一部商品のレビューで「肌に合わなかった」というコメントが相次ぎました。

C社はこれを放置せず、全てのネガティブレビューに丁寧な返信を行い、返品・交換の対応を明記。また、同じ成分を含む商品の一覧を掲載して、購入前に比較できる仕組みを導入しました。

その結果、「対応が丁寧だった」「信頼できるショップ」という声が増え、顧客満足度調査で過去最高の評価を獲得。ブランド全体のファン層拡大にもつながりました。

ECサイトにおけるレビューの分析方法

ここではECサイトのレビューにおける分析方法について詳しく説明していきます。

1. 定量分析:レビュー数・評価スコアを数値で把握する

レビュー分析の基本は、まず「どのくらいのレビューが投稿され、平均評価がどの水準にあるか」を定量的に把握することです。

平均評価点(星の数)、レビュー投稿率、商品別のレビュー件数を集計し、期間ごとの推移を確認します。

これにより、商品の人気度や顧客満足度の変化傾向を把握できます。

特に、発売直後やキャンペーン時のレビュー数の増減を比較すると、施策の効果測定にも役立ちます。

2. 定性分析:レビュー本文から顧客の本音を抽出する

数値だけではわからない顧客の感情や意見を読み解くために、レビュー本文の内容を分析します。

「良い点」「悪い点」「改善要望」などをカテゴリに分け、頻出ワードを抽出することで、ユーザーが何に満足し、どこに不満を感じているかを明確化できます。

また、ポジティブ・ネガティブワードの出現比率を可視化することで、顧客体験の質をより深く理解できます。

3. テキストマイニングツールを活用して傾向を可視化

レビュー量が多い場合、AIや分析ツールの活用が有効です。 代表的な手法として、テキストマイニング(自然言語処理)を用いて頻出キーワードを抽出し、ワードクラウドや共起ネットワークとして可視化します。

これにより、顧客が重視するポイントや改善すべき要素を客観的に把握することができます。

Googleスプレッドシート+ChatGPT APIや、無料ツールのKH Coder、YoshidaLabなどを活用する方法もあります。

4. レビュー分析結果を商品改善・販売戦略に反映させる

レビュー分析の目的は「データを集めること」ではなく、「改善行動につなげること」です。

たとえば「サイズ感が分かりづらい」という声が多い場合は、商品ページに着用写真や寸法表を追加するなど、顧客の不安を解消する具体策を立てます。

また、評価が高い商品の共通点を抽出し、新商品開発やマーケティング訴求の参考にすることで、レビュー分析を成果に直結させることができます。

5. 定期的なレビュー分析で顧客体験をアップデート

レビュー分析は一度きりではなく、継続的に行うことが重要です。

新商品の発売やキャンペーン施策ごとに定期的にレビューを見直し、顧客ニーズの変化を把握します。

定期分析によって、トレンドや季節ごとの嗜好変化をいち早く察知でき、長期的なブランド価値の向上につながります。

まとめ

ECサイトにレビューを集めることで、

・サイトの信頼性が向上する
・顧客満足度が向上する
・SEO対策になる
・EC運営における改善点が見つかる
・顧客とコミュニケーションを取ることができる

といった効果が期待できます。

またECサイトに口コミを集めるために有効な施策として

・フォローアップメールを送る
・インセンティブを提供する
・商品にレビュー投稿用のQRコードを同梱する
・ECサイトを簡単にレビュー投稿ができる仕様にする
・すでに投稿されたレビューをSNSで紹介する

といった方法があるので、ぜひ実践してみてくださいね。

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